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2章:俺の双子たちの話

まだまだ続く誕生日の祝い。

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いままでは、ガシャ達がくると子供の俺と水無は、小3以降はお留守番で就寝時間だった。 成人したからって事で、久しぶりに俺と水無もガシャで移動。

「烈殿もお嬢も成人とは嬉しいぞ」って大天狗じいさん。
カラスと似ているよな。

オヤジは、酒呑童子、狂骨と打ち合いしてるし。
「じいじ、これからどこ行くの?」って水無。
「ついてからの楽しみぞ」って大天狗のじいさん。

「陸殿、上空についたです」ってガシャ。
下に見えるのはすごい豪華な屋敷だ。
「よし、皆まってろよ」っていって、オヤジが屋敷に飛び降りた。

屋敷の中からいろんなものもってくるオヤジ。
ガシャに合図すると、ガシャが何かをすりぬけながら、屋敷の庭に到着。
天狗たちが、敷物とか用意し始める。

「よし、宴会だ」ってオヤジの声で、おやじがもってきた食い物とか酒のみはじめる。
俺と水無も宴会楽しんでるけど。
でも、誰の家なんだ。 水無も初めてくるらしい。

◇◇◇
誰の屋敷かわからにけど、宴会してる俺達。
オヤジや他の連中はわかってるみたいだけど。
「ほほほ、また来たな」って人間のお爺さん。 80歳近いな。
「おう、辰巳じゃねぇーか。 飲むか?」ってオヤジ。
えーと辰巳って、おいおい、ここ一条家。
「オヤジ、ここ一条家なのか?」って俺。
「ああ、そうだ。 ここの酒と飯、なかなかうまいからな」ってオヤジ。
「確かにうまいな」って俺。
「うん、美味しい」って水無。
「今年は、初顔がおるな。 って、ほほほ、ひ孫たちか」って辰巳さん。
「辰巳、烈に水無だって。 それに、成人したからな」ってオヤジ。
「もう、そんな歳か」って辰巳さん。
「ひ孫の坊主、刀は大切にしてるか」ってきかれて、帯刀してる刀みせた。
「大切に使ってるし、肌身離すもってる」って俺。
「そうか、そうか。 うん、刀も主を認めはじめてるようだ」って辰巳さん。
「そうか、辰巳さんが作ってくれたんだよね?」
「ああ、儂が作った。 一度失敗して、孫にさんざん文句いわれたがな。」ってニコニコわらう辰巳さんだ。

そしたら、ドタドタした音が屋敷の中から聞こえる。
「孫!! お前な、何度いったら、わかる!」って40歳手前ぐらいの人。
「お前な、辰巳みならって落ち着いたらどうだ?」ってオヤジ
「うるさいな! 一応、ここ妖怪の出入り禁止なんだぞ」っていいながらも宴会上にあがってくる。
「あ!理事長先生だ」って水無。
あ!あの時あった、卓巳さんだ。
「孫、おい、未成年つれてきたのか!」って卓巳さんどかって座りながら飲み始めてる。
「卓巳さん、なにおっしゃってますの。妖怪の成人は15歳ですわ。 15歳になったのでつれてきたんですの」って母さん。
「そうだったな」って卓巳さん。

そのあと朝靄がでるまでわいわいがやがや飲んで食べた。
成人してから飲んでばっかり。
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