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2章:俺の双子たちの話
変化した俺
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15歳の誕生日に、俺の髪色から容姿まで妖怪変化した時と同じ状態になった俺。
オヤジからとりあえず、長髪の髪の毛を調整する妖術を習った所。
「習得に時間かかるから、念のため1週間学校休んだほうがいいだろ。 習得できなきゃ、延長すればいい」ってオヤジ、横になりながらいってるよ。
「それより、オヤジはお前になんの能力わたしたんだろうな」ってオヤジ。
「さぁ、それが、さっぱり。 オヤジの時は?」
「オヤジの妖力の半分と、纏だな」ってオヤジ。
「纏?」
「そう言えば、烈はみたことなかったな。 半妖の人間の部分に、信頼関係結んだ妖怪の妖力をまとって、そいつの能力が使えるっていう技だな」ってオヤジ。
「なに、そのチートな能力」って俺。 たいぶタバコもなれて、一服してる。
「半妖の俺が、若頭になれたのはその能力のおかげでもあるな。 半妖の俺だったし、夜しか妖怪になれなかったしな。 オヤジの能力うけついで、今は2人まで纏える」ってオヤジ。
「それって、ジジイが最初に作った能力なのか?」
「そう。 オヤジもお前と同じ、4分の1は人間だったからな」ってオヤジ。
「俺もできるようになるのか?」
「なるんじゃねぇー。 ただし、信頼関係が深くないとできないからな。 それに纏われる側もかなりの負荷がかかる。」ってオヤジだ。
そして、オヤジが背中みせてくれた。 綺麗な模様がはいってる。
「これが俺が今まで纏った妖怪たちの紋章の証だ」って言われた。
そういう事だったのか。 一瞬では数えきれない数。
「どのくらいの人数まとったんだ?」
「さぁ、死線のたんびだから、結構な数じゃないか」って衣きて一服するオヤジ。
どれだけの死線くぐってきたんだこの人は。 言えないけど、まじ、オヤジすごすぎる。
「それよりも、烈、誕生日おめでとう。」ってオヤジ。
「ああ、朝からショックすぎて、自分が今日誕生日だったって忘れる所だった」って俺。
「あはは、だろうな。 俺は今からねるけど、起きたら、相手してやるよ」って言って、オヤジは部屋からでていった。
◇◇◇
「若、朝食もってきました」ってユキ
いつも、広い座敷だけど、なんでだ?
「わるいな」っていいながら、ユキが運んできた。
「いえ、落ち着いてるようで安心しました」ってユキ。
「なんで? まぁ、オヤジと話したからかも」って俺。
クスクス笑う、ユキ。
「何、笑ってるんだ? やっぱり、目立つ?」って俺。
オヤジの気持ちがわかる。
「いえ、三代目の時は、三代目なんて塞ぎこんでしまって、大変だったんですよ」ってユキ。 オヤジ、なにがおきたんだ?
「オヤジがふさぎこむなんて、そうとうショックだったのか?」
「そ、それが、体格かわって、容姿も髪色も変わったので、そうとうショックだったようで、一週間部屋からでてこなかったんですよ。 その間、髪きったり、染めてみたりといろいろなさっていたようで、それでも部屋からでてこないので皆で困っていたんです。」
「あのオヤジがね。 それで、どうやって出てきたのさ」って俺、朝食たべながら聞いてる。
「あの時は、香菜様が存命でしたから、無理やり外につれだして、買い物いったりしたみたいです。」ってユキ。
俺の知らない婆さん。 オヤジ曰く、そうとう天然だったらしいけど。 オヤジも天然だと思う時がある。
「なるほどな。」
オヤジがどう立ち直ったかはわからないけど、きっとオヤジの事しらなかったら、俺、どうなってたんだろう。
「それでは、私は学校へいきますね」ってユキ。
「そういや、もうそんな時間か。 一応、ノートよろしく」って俺。
「ええ、もちろんです」ってユキ。
1人になった俺は、朝食たべながら、ジジイがいっていた、オヤジを頼むって意味と水無を大切にって意味がわからず考えた。
もちろん、水無は俺の片割れだし大切にしていると思う。
オヤジからとりあえず、長髪の髪の毛を調整する妖術を習った所。
「習得に時間かかるから、念のため1週間学校休んだほうがいいだろ。 習得できなきゃ、延長すればいい」ってオヤジ、横になりながらいってるよ。
「それより、オヤジはお前になんの能力わたしたんだろうな」ってオヤジ。
「さぁ、それが、さっぱり。 オヤジの時は?」
「オヤジの妖力の半分と、纏だな」ってオヤジ。
「纏?」
「そう言えば、烈はみたことなかったな。 半妖の人間の部分に、信頼関係結んだ妖怪の妖力をまとって、そいつの能力が使えるっていう技だな」ってオヤジ。
「なに、そのチートな能力」って俺。 たいぶタバコもなれて、一服してる。
「半妖の俺が、若頭になれたのはその能力のおかげでもあるな。 半妖の俺だったし、夜しか妖怪になれなかったしな。 オヤジの能力うけついで、今は2人まで纏える」ってオヤジ。
「それって、ジジイが最初に作った能力なのか?」
「そう。 オヤジもお前と同じ、4分の1は人間だったからな」ってオヤジ。
「俺もできるようになるのか?」
「なるんじゃねぇー。 ただし、信頼関係が深くないとできないからな。 それに纏われる側もかなりの負荷がかかる。」ってオヤジだ。
そして、オヤジが背中みせてくれた。 綺麗な模様がはいってる。
「これが俺が今まで纏った妖怪たちの紋章の証だ」って言われた。
そういう事だったのか。 一瞬では数えきれない数。
「どのくらいの人数まとったんだ?」
「さぁ、死線のたんびだから、結構な数じゃないか」って衣きて一服するオヤジ。
どれだけの死線くぐってきたんだこの人は。 言えないけど、まじ、オヤジすごすぎる。
「それよりも、烈、誕生日おめでとう。」ってオヤジ。
「ああ、朝からショックすぎて、自分が今日誕生日だったって忘れる所だった」って俺。
「あはは、だろうな。 俺は今からねるけど、起きたら、相手してやるよ」って言って、オヤジは部屋からでていった。
◇◇◇
「若、朝食もってきました」ってユキ
いつも、広い座敷だけど、なんでだ?
「わるいな」っていいながら、ユキが運んできた。
「いえ、落ち着いてるようで安心しました」ってユキ。
「なんで? まぁ、オヤジと話したからかも」って俺。
クスクス笑う、ユキ。
「何、笑ってるんだ? やっぱり、目立つ?」って俺。
オヤジの気持ちがわかる。
「いえ、三代目の時は、三代目なんて塞ぎこんでしまって、大変だったんですよ」ってユキ。 オヤジ、なにがおきたんだ?
「オヤジがふさぎこむなんて、そうとうショックだったのか?」
「そ、それが、体格かわって、容姿も髪色も変わったので、そうとうショックだったようで、一週間部屋からでてこなかったんですよ。 その間、髪きったり、染めてみたりといろいろなさっていたようで、それでも部屋からでてこないので皆で困っていたんです。」
「あのオヤジがね。 それで、どうやって出てきたのさ」って俺、朝食たべながら聞いてる。
「あの時は、香菜様が存命でしたから、無理やり外につれだして、買い物いったりしたみたいです。」ってユキ。
俺の知らない婆さん。 オヤジ曰く、そうとう天然だったらしいけど。 オヤジも天然だと思う時がある。
「なるほどな。」
オヤジがどう立ち直ったかはわからないけど、きっとオヤジの事しらなかったら、俺、どうなってたんだろう。
「それでは、私は学校へいきますね」ってユキ。
「そういや、もうそんな時間か。 一応、ノートよろしく」って俺。
「ええ、もちろんです」ってユキ。
1人になった俺は、朝食たべながら、ジジイがいっていた、オヤジを頼むって意味と水無を大切にって意味がわからず考えた。
もちろん、水無は俺の片割れだし大切にしていると思う。
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