197 / 405
2章:俺の双子たちの話
中学の入学式の後の教室で
しおりを挟む
教室の席に座っている俺。 ようやく担任が教室の中に入ってきた。
「入学おめでとう。 俺が担任の小沢だ。 専門教科は、みての通り体育だ。 女子とはあまり接点がないが一年間よろしくな」ってちょっとがさつな担任。
「あと、この中学は近隣の小学校が二校あつまってる。 お互い知っている者やしらない者もいると思うので、簡単な自己紹介な」って先生。
出席番号順で、自己紹介していく。
って、オヤジが教室にきたよ。 まじどこ行ってたんだよ。 ってまた、小間妖怪たちつれてるし。 溜息がでる。
「すまん、自己紹介中だが、今教室にはいってきた君。 ここは、中学校で、部外者は立ち入り禁止だ」って先生。
「俺?」ってオヤジ。
「そうそう、君だよ。」って先生。
クラスの3分の1は笑ってる。
「そこにいる、野呂瀬烈の親なんだけど」ってオヤジ。 うんその通り。
「はぁ~、兄とかじゃなくてか!」って先生。
「先生、まじで俺の親なんですって。 ああみえて31歳なんですよ」って俺。
「本当か!」
「「本当です!」」って同じクラスにいる同じ小学校だった皆。
「勘違いして、すみません」って先生平謝り。
「いえ、慣れてるんで」ってオヤジ。
「10代後半にしかみえないな。 えーと、次は、ちょうど野呂瀬だな」って先生だ。
「野呂瀬烈で、桜ケ丘小学校の出身。 部活は事情によりはいる予定はないです。 あと、小学生の時の自己紹介で、親の職業がホストになってたんですけど、あれ俺の知識不足で、本当はただ夜勤の多い会社員の親父です。」って言って座った。
そろそろ、オヤジのホストは引退させることにした。
「ホストじゃなかったの!」って騒ぐ一部の生徒だ。
「静かにな。 まぁ、ホストと言われても信じるな」って先生。
確かに、イケメンで銀髪なんていないからな。
ちなみに、俺はまだ黒髪、黒目。 でもちょっと最近釣り目になってる。
徐々に妖怪化に近づいているっぽいってオヤジがいっていた。
その後、自己紹介が続いて終わり。
配られた教科書しまってたら、またオヤジいないし。
案の上、校門の所にいた。
「オヤジ、また小間妖怪つれてどうしたんだよ」って突っ込む俺。
「ここの土地神に挨拶しにいったら、そこにいた小間妖怪がついてきてるだけだ」ってオヤジ、タバコに火をつけて一服。
「三代目に若、もう帰りましょう」ってヤユリ。 ユキの保護者としてきてる。
「どうして?」ってオヤジ。
「もう、特に三代目が目立って、周りから注目されてるんです!」ってユキ。
「やっぱり銀髪って目立つのか」ってオヤジ。
いや、それだけじゃないんだけど。 なんで、自分の容姿、きづかないんだこの人。
「オヤジ、いこう」っていって、俺たちは路地に移ってから屋根伝いに帰宅。
本家じゃ俺の入学祝いの準備中。
着替えて、鍛錬にいく俺だ。
そしたら、水無からの着信。
「珍しいな、この時間に」って俺。
「そっちは、今日入学式だったんでしょ。 父さんいったのかって」
「きたきた。 また、校舎フラフラして、小間妖怪たちつれて帰ってきてる。 それよりも担任に保護者じゃないって勘違いされて面白かった」って俺。
「あはは、父さん、若いまんまだもんね。 私としては嬉しいけど、でもなんでなんだろうね」
「知らないよ。 父さん、聞いても、俺、特異体質だからとかしかいわないし」
「だよね。 そうそう、今週末くるんだよね」
「うん、また走っていくから、土曜の夕方にはつくと思う」
「了解、鍛錬の時間なのにごめんね。 またね」っていって通話終了。
水無とも月1度あってるし、こうやってちょくちょく電話しあってる。
こうして俺も無事、中学生になった。
「入学おめでとう。 俺が担任の小沢だ。 専門教科は、みての通り体育だ。 女子とはあまり接点がないが一年間よろしくな」ってちょっとがさつな担任。
「あと、この中学は近隣の小学校が二校あつまってる。 お互い知っている者やしらない者もいると思うので、簡単な自己紹介な」って先生。
出席番号順で、自己紹介していく。
って、オヤジが教室にきたよ。 まじどこ行ってたんだよ。 ってまた、小間妖怪たちつれてるし。 溜息がでる。
「すまん、自己紹介中だが、今教室にはいってきた君。 ここは、中学校で、部外者は立ち入り禁止だ」って先生。
「俺?」ってオヤジ。
「そうそう、君だよ。」って先生。
クラスの3分の1は笑ってる。
「そこにいる、野呂瀬烈の親なんだけど」ってオヤジ。 うんその通り。
「はぁ~、兄とかじゃなくてか!」って先生。
「先生、まじで俺の親なんですって。 ああみえて31歳なんですよ」って俺。
「本当か!」
「「本当です!」」って同じクラスにいる同じ小学校だった皆。
「勘違いして、すみません」って先生平謝り。
「いえ、慣れてるんで」ってオヤジ。
「10代後半にしかみえないな。 えーと、次は、ちょうど野呂瀬だな」って先生だ。
「野呂瀬烈で、桜ケ丘小学校の出身。 部活は事情によりはいる予定はないです。 あと、小学生の時の自己紹介で、親の職業がホストになってたんですけど、あれ俺の知識不足で、本当はただ夜勤の多い会社員の親父です。」って言って座った。
そろそろ、オヤジのホストは引退させることにした。
「ホストじゃなかったの!」って騒ぐ一部の生徒だ。
「静かにな。 まぁ、ホストと言われても信じるな」って先生。
確かに、イケメンで銀髪なんていないからな。
ちなみに、俺はまだ黒髪、黒目。 でもちょっと最近釣り目になってる。
徐々に妖怪化に近づいているっぽいってオヤジがいっていた。
その後、自己紹介が続いて終わり。
配られた教科書しまってたら、またオヤジいないし。
案の上、校門の所にいた。
「オヤジ、また小間妖怪つれてどうしたんだよ」って突っ込む俺。
「ここの土地神に挨拶しにいったら、そこにいた小間妖怪がついてきてるだけだ」ってオヤジ、タバコに火をつけて一服。
「三代目に若、もう帰りましょう」ってヤユリ。 ユキの保護者としてきてる。
「どうして?」ってオヤジ。
「もう、特に三代目が目立って、周りから注目されてるんです!」ってユキ。
「やっぱり銀髪って目立つのか」ってオヤジ。
いや、それだけじゃないんだけど。 なんで、自分の容姿、きづかないんだこの人。
「オヤジ、いこう」っていって、俺たちは路地に移ってから屋根伝いに帰宅。
本家じゃ俺の入学祝いの準備中。
着替えて、鍛錬にいく俺だ。
そしたら、水無からの着信。
「珍しいな、この時間に」って俺。
「そっちは、今日入学式だったんでしょ。 父さんいったのかって」
「きたきた。 また、校舎フラフラして、小間妖怪たちつれて帰ってきてる。 それよりも担任に保護者じゃないって勘違いされて面白かった」って俺。
「あはは、父さん、若いまんまだもんね。 私としては嬉しいけど、でもなんでなんだろうね」
「知らないよ。 父さん、聞いても、俺、特異体質だからとかしかいわないし」
「だよね。 そうそう、今週末くるんだよね」
「うん、また走っていくから、土曜の夕方にはつくと思う」
「了解、鍛錬の時間なのにごめんね。 またね」っていって通話終了。
水無とも月1度あってるし、こうやってちょくちょく電話しあってる。
こうして俺も無事、中学生になった。
0
お気に入りに追加
44
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
女を肉便器にするのに飽きた男、若返って生意気な女達を落とす悦びを求める【R18】
m t
ファンタジー
どんなに良い女でも肉便器にするとオナホと変わらない。
その真実に気付いた俺は若返って、生意気な女達を食い散らす事にする
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
名前を書くとお漏らしさせることが出来るノートを拾ったのでイジメてくる女子に復讐します。ついでにアイドルとかも漏らさせてやりたい放題します
カルラ アンジェリ
ファンタジー
平凡な高校生暁 大地は陰キャな性格も手伝って女子からイジメられていた。
そんな毎日に鬱憤が溜まっていたが相手が女子では暴力でやり返すことも出来ず苦しんでいた大地はある日一冊のノートを拾う。
それはお漏らしノートという物でこれに名前を書くと対象を自在にお漏らしさせることが出来るというのだ。
これを使い主人公はいじめっ子女子たちに復讐を開始する。
更にそれがきっかけで元からあったお漏らしフェチの素養は高まりアイドルも漏らさせていきやりたい放題することに。
ネット上ではこの怪事件が何らかの超常現象の力と話題になりそれを失禁王から略してシンと呼び一部から奉られることになる。
しかしその変態行為を許さない美少女名探偵が現れシンの正体を暴くことを誓い……
これはそんな一人の変態男と美少女名探偵の頭脳戦とお漏らしを楽しむ物語。
御庭番のくノ一ちゃん ~華のお江戸で花より団子~
裏耕記
歴史・時代
御庭番衆には有能なくノ一がいた。
彼女は気ままに江戸を探索。
なぜか甘味巡りをすると事件に巡り合う?
将軍を狙った陰謀を防ぎ、夫婦喧嘩を仲裁する。
忍術の無駄遣いで興味を満たすうちに事件が解決してしまう。
いつの間にやら江戸の闇を暴く捕物帳?が開幕する。
※※
将軍となった徳川吉宗と共に江戸へと出てきた御庭番衆の宮地家。
その長女 日向は女の子ながらに忍びの技術を修めていた。
日向は家事をそっちのけで江戸の街を探索する日々。
面白そうなことを見つけると本来の目的であるお団子屋さん巡りすら忘れて事件に首を突っ込んでしまう。
天真爛漫な彼女が首を突っ込むことで、事件はより複雑に?
周囲が思わず手を貸してしまいたくなる愛嬌を武器に事件を解決?
次第に吉宗の失脚を狙う陰謀に巻き込まれていく日向。
くノ一ちゃんは、恩人の吉宗を守る事が出来るのでしょうか。
そんなお話です。
一つ目のエピソード「風邪と豆腐」は12話で完結します。27,000字くらいです。
エピソードが終わるとネタバレ含む登場人物紹介を挟む予定です。
ミステリー成分は薄めにしております。
作品は、第9回歴史・時代小説大賞の参加作です。
投票やお気に入り追加をして頂けますと幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる