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2章:俺の双子たちの話
隠れ里の修行①
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樹さんに案内されてきたところは洗濯場所だった。
「赤鬼、新入りの烈だ」って樹さん。
さっきすれ違った、赤鬼さんが、樽にいっぱいの洗濯物をもってる。
「烈、とりあえず洗濯がおわったら、あそこの林の中に修練場がある。 妖怪たちが好きに戦ってるから、そこにこい」っていわれた。
「あと、その武器は預かる」って妖魔刀をさしてる。
「これは、オヤジから肌身離すなっていわれてるからだめ」っていった。
「まさか、妖魔刀か?」って驚いてる樹さん。
「うん、そう。 だからだめ」ってもう一度いった。
「そうか、なら駄目だな。 だが、この里ではぜったい鞘から抜くなよ」って言われた。
「なんで?」
「なんでもだ。 陸殿も絶対鞘からぬかない。 代わりにこれ使え」って太い棒をわたされた。
「わかった」としか言えない。
「新入り! 洗濯いくぞ」って赤鬼さん。
「早くいけ」って樹さんにいわれて赤鬼さんのあとをおった。
ちょっと崖の下に川がながれている。
「いいか新入り、崖の下の川で、洗濯して、ここの洗濯物干し場でほす。 かわいてるのは取り込んで、たたんでから、あの小屋においておく。 これが洗濯係の仕事だ」って簡単に説明するけど、結構重労働。
そして、桶にはいった洗濯物と洗濯板、石鹸わたされた。
洗濯機なんてないみたいだ。 本家も洗濯板だし、妖怪のこだわりなのか。
なんて考えながら川へとつづぐ細道をおりて、洗濯する俺。
かなりの量に文句もいいたいけど、文句もいえない。 これが修行ってどういう事。
そして、洗ったのをほして、乾いてるのをたたんで、小屋においといた。
赤鬼さんいないし、もういいかっておもって林にある修練場へむかう事にした。
「赤鬼、新入りの烈だ」って樹さん。
さっきすれ違った、赤鬼さんが、樽にいっぱいの洗濯物をもってる。
「烈、とりあえず洗濯がおわったら、あそこの林の中に修練場がある。 妖怪たちが好きに戦ってるから、そこにこい」っていわれた。
「あと、その武器は預かる」って妖魔刀をさしてる。
「これは、オヤジから肌身離すなっていわれてるからだめ」っていった。
「まさか、妖魔刀か?」って驚いてる樹さん。
「うん、そう。 だからだめ」ってもう一度いった。
「そうか、なら駄目だな。 だが、この里ではぜったい鞘から抜くなよ」って言われた。
「なんで?」
「なんでもだ。 陸殿も絶対鞘からぬかない。 代わりにこれ使え」って太い棒をわたされた。
「わかった」としか言えない。
「新入り! 洗濯いくぞ」って赤鬼さん。
「早くいけ」って樹さんにいわれて赤鬼さんのあとをおった。
ちょっと崖の下に川がながれている。
「いいか新入り、崖の下の川で、洗濯して、ここの洗濯物干し場でほす。 かわいてるのは取り込んで、たたんでから、あの小屋においておく。 これが洗濯係の仕事だ」って簡単に説明するけど、結構重労働。
そして、桶にはいった洗濯物と洗濯板、石鹸わたされた。
洗濯機なんてないみたいだ。 本家も洗濯板だし、妖怪のこだわりなのか。
なんて考えながら川へとつづぐ細道をおりて、洗濯する俺。
かなりの量に文句もいいたいけど、文句もいえない。 これが修行ってどういう事。
そして、洗ったのをほして、乾いてるのをたたんで、小屋においといた。
赤鬼さんいないし、もういいかっておもって林にある修練場へむかう事にした。
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