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2章:俺の双子たちの話
キャンプの夜
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寝ていた僕は、嫌な気配で目が覚めた。
がばって起き上がると、父さんはすでにおきて、キセルふかしてる。
「烈、おきたか」って父さん
「うん、これ何?」って僕。
「悪魔の軍勢だな。」って父さん。 飄々としてる。
でもこれってただ事じゃないって。
「いってみるか?」って父さん。
「うん」っていって、僕は父さんに抱っこされて、ロッジから離れた高い木の上にいる。
見えるのは黒い異形の姿の悪魔が30匹ほど、ロッジの方向に飛んできてる。
「あれは?」
「シュルガット。」
「たしか、子供を襲う悪魔よね」って僕。
「ああ、その通りだ。 で、ここは俺の島じゃない。」って父さん。
「それじゃ、里奈ちゃんたちが」
「だな。 あの陰陽師だけじゃどうにもならないだろうな」って父さん。
「父さん!」って僕しがみついてる。
「正直、俺は、人間を守る立場でもなんでもない。 だから、お前のクラスの子供が悪魔に襲われようがなんとも思わない。」って父さん、冷たい。
「冷たいと思おうか? 俺達は妖怪だからな、人とは違う理でなりたってる。 さて、烈、お前どうする?」
父さんのいってる事は正しい。 けど、けど、僕は見逃すわけにはいかない。
「僕が戦う! だから、父さん、刀かして!」って叫んだ。
僕の中でなにかがふつふつわいてる。
「これは貸すわけにはいかないな。 その代わり、これ使え」って父さんが渡してくれたのは、小太刀。
「ジジイので、婆さんの形見だ。 今夜だけ貸してやる」って父さん。
ひいお爺ちゃんがいつも持ってるものだ。
僕は受け取って、鞘から抜くけど抜けない。
「ほら、どんどん近づいてくるぞ」って父さん。
わかってる。 ふつふつわくものがどんどん増えてる。 僕が戦うんだ。
「ぬけろー!」って叫んだら、鞘から抜けた。
今の僕はいつもと違う。
そして僕は、シュルガットにむかって小太刀をふって斬り放った。
青白い炎と一緒にまず一匹目の悪魔が断末魔とともに灰になっていく。
これが妖魔刀。
次、次くる悪魔を葬った。
「はぁはぁ、僕の力じゃ、全部は無理だ」ってまだ20匹はいる。
そして次がきた。 まずい背後だ。
「初回にしてはまずまずだな」って父さんの声。 長い銀髪なびかせてキセルくわえてる。
僕を抱きかかえて、すごい速さでシュルガットを討伐してく。 蒼い炎だ。
父さんが妖魔刀を抜いてるのを始めてみた。 父さん、すごい。
あっという間に討伐完了した父さん。
「父さん、すごい。 でも、今日の僕は変だ」って僕。 だって、闇の中でよく見えるし、妖力も多く感じる。
「妖怪化したんだよ」って父さんが、手鏡わたしてくれた。 そしたら、全体的に銀髪だけど一部黒髪、そして目は釣り目で、瞳の色は赤い。
「これが僕?」ってまじ、容姿ちがうし。
「そうだな。 俺に似てるな」って父さん。 うん、僕もそう思うよ。 本当に僕は、今の父さんのちっちゃい番だよ。 目の色は違うけど。
「っていうより、なんで助けてくれたの?」って僕。
「少しは危機感もてば妖怪化するかなって思ってだな。 試してみただけだ」って父さん、僕をだっこして笑っていってるよ。 騙された。
「もとから討伐するつもりだったのかよ!」って突っ込んだら、わらってるだけの父さん。
「それで、お前、元に戻る方法わかるのか?」って突っ込まれた。
「わからない」って僕。
「妖力を抑えるだけだ」って言われて、ふくれあがった妖力を抑えたら、いつもの状態。
鏡みたら、うん、黒髪、黒目だ。
「よくできました」って父さんがバカにした感じでいう。
父さんに、やられた。
がばって起き上がると、父さんはすでにおきて、キセルふかしてる。
「烈、おきたか」って父さん
「うん、これ何?」って僕。
「悪魔の軍勢だな。」って父さん。 飄々としてる。
でもこれってただ事じゃないって。
「いってみるか?」って父さん。
「うん」っていって、僕は父さんに抱っこされて、ロッジから離れた高い木の上にいる。
見えるのは黒い異形の姿の悪魔が30匹ほど、ロッジの方向に飛んできてる。
「あれは?」
「シュルガット。」
「たしか、子供を襲う悪魔よね」って僕。
「ああ、その通りだ。 で、ここは俺の島じゃない。」って父さん。
「それじゃ、里奈ちゃんたちが」
「だな。 あの陰陽師だけじゃどうにもならないだろうな」って父さん。
「父さん!」って僕しがみついてる。
「正直、俺は、人間を守る立場でもなんでもない。 だから、お前のクラスの子供が悪魔に襲われようがなんとも思わない。」って父さん、冷たい。
「冷たいと思おうか? 俺達は妖怪だからな、人とは違う理でなりたってる。 さて、烈、お前どうする?」
父さんのいってる事は正しい。 けど、けど、僕は見逃すわけにはいかない。
「僕が戦う! だから、父さん、刀かして!」って叫んだ。
僕の中でなにかがふつふつわいてる。
「これは貸すわけにはいかないな。 その代わり、これ使え」って父さんが渡してくれたのは、小太刀。
「ジジイので、婆さんの形見だ。 今夜だけ貸してやる」って父さん。
ひいお爺ちゃんがいつも持ってるものだ。
僕は受け取って、鞘から抜くけど抜けない。
「ほら、どんどん近づいてくるぞ」って父さん。
わかってる。 ふつふつわくものがどんどん増えてる。 僕が戦うんだ。
「ぬけろー!」って叫んだら、鞘から抜けた。
今の僕はいつもと違う。
そして僕は、シュルガットにむかって小太刀をふって斬り放った。
青白い炎と一緒にまず一匹目の悪魔が断末魔とともに灰になっていく。
これが妖魔刀。
次、次くる悪魔を葬った。
「はぁはぁ、僕の力じゃ、全部は無理だ」ってまだ20匹はいる。
そして次がきた。 まずい背後だ。
「初回にしてはまずまずだな」って父さんの声。 長い銀髪なびかせてキセルくわえてる。
僕を抱きかかえて、すごい速さでシュルガットを討伐してく。 蒼い炎だ。
父さんが妖魔刀を抜いてるのを始めてみた。 父さん、すごい。
あっという間に討伐完了した父さん。
「父さん、すごい。 でも、今日の僕は変だ」って僕。 だって、闇の中でよく見えるし、妖力も多く感じる。
「妖怪化したんだよ」って父さんが、手鏡わたしてくれた。 そしたら、全体的に銀髪だけど一部黒髪、そして目は釣り目で、瞳の色は赤い。
「これが僕?」ってまじ、容姿ちがうし。
「そうだな。 俺に似てるな」って父さん。 うん、僕もそう思うよ。 本当に僕は、今の父さんのちっちゃい番だよ。 目の色は違うけど。
「っていうより、なんで助けてくれたの?」って僕。
「少しは危機感もてば妖怪化するかなって思ってだな。 試してみただけだ」って父さん、僕をだっこして笑っていってるよ。 騙された。
「もとから討伐するつもりだったのかよ!」って突っ込んだら、わらってるだけの父さん。
「それで、お前、元に戻る方法わかるのか?」って突っ込まれた。
「わからない」って僕。
「妖力を抑えるだけだ」って言われて、ふくれあがった妖力を抑えたら、いつもの状態。
鏡みたら、うん、黒髪、黒目だ。
「よくできました」って父さんがバカにした感じでいう。
父さんに、やられた。
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