高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

八木恵

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1章:高校生の身体を乗っ取った事になった俺は高校に通う事になった

あれから2年後

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「この歳で初めてパーティーにでるとはな」って俺、陸の愚痴だ。 今、四葉学園にある豪華なパーティー会場にいる。
「俺は何度かあるので」って星だ。

「にしても、卒業から2年後に同窓会ってのがあるとは思わなかったな」って俺。
「ですね。 同窓会というより成人式の祝賀会ですけどね」って星につっこまれた。

そう、ここ、中高一貫の学園で、高校からの編入もいたりで、成人式および祝賀会もここでやる。 俺、参加する必要なくねぇーって思ったけど、たまーには人間らしい行事に参加。

あれから半年間は、卒業式の悪魔討伐に協力してくれた組や一族に挨拶周り兼打ち合い兼宴会の日々。 移動は相変わらず走るし、泳ぐ。 日中は、表の仕事だ。 残りの半年は、育の所で引き留められて修行。 日中はお互い表の仕事してたけど。

それから落ち着いたと思っても、まぁいろいろあったな。

「野呂瀬さん、鳳来さん、久しぶりです!」って声がかかったら、良哉だった。
「なぜここに?」って俺。
「守が、四葉学園の成人式にでるっていうで、一応僕も一条か四葉か選べて、守と成人式をむかえたかったんで、四葉にしました」っていう良哉だ。

良哉は、今、四条守と同じ大学に通っている。 学年は違うけど、仲が良いらしい。 ちなみに、四条守は、四条家のしてきた事を学園の卒業後に聞いたらしい。 本人は相当ショックを受けたらしいけど。
その時に、相談にのったのが良哉だったらしい。
カラス情報だ。

「そういう事。」ってしか言えない俺。
「野呂瀬君、鳳来君も元気そうで」って言ってきたのは四条守。
「元気だね」って俺。
「俺もだよ。 大学と家の仕事の両立は結構大変だけどね」って星。 ジト目で俺をみるな。 お前の仕事は海の采配だろうが。

「お前達、ここにいたのかよ」って藤堂。
よく、このだたっぴろい講堂で、見つけてくれるよ。
藤堂は、田所、西園寺さん、境さんと一緒。

なぜ、祓魔師たちよあつまる。
「みんな、久しぶりだな」ってアーサー。
君もきてたのかよ。
「お久しぶりです」って六条さん。
あんたかもかよ。
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