高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

1章：高校生の身体を乗っ取った事になった俺は高校に通う事になった

アーサーの戦い②

「おい、アーサー、なんで野呂瀬とよ、陰陽師本家の当主なんだよ！」って藤堂。
僕たちは、僕達に襲ってきている悪魔を祓っている。　中級以上の悪魔たち。

少し休憩したといっても、下級エクソシストでは手に余る。
他のチームも合流して、チーム戦で祓っている。

「僕だって知らない！」って叫びながら、僕の魔剣で悪魔を祓う。
「アーサー、どういう事だ説明してくれ！」って父が僕達が祓っていた悪魔たちを全滅させて聞いてきた。

「父さん、野呂瀬君は僕達のクラスメイトで、元塾生だった。　一条卓巳さんは、知っての通り、日本の陰陽師家本家の当主で、姉妹校である一条学園の副理事もしている。　それで、今日の卒業式に、姉妹校の来賓としてここに参加していた。　でも2人とも、地下講堂へ避難しているはずだ」って僕。

「2人ともエクソシストではないんだな。　なのに、ゾルディストは彼らを要求する！　さっき、ヘリを攻撃したが、遠すぎて俺の攻撃は、弾かれた。　直接、対峙するしかない！」って父さん。

「それって、ご当主と野呂瀬君を囮にするって事ですか！」って西園寺さんだ。

彼らはある程度力があると言っても、エクソシストではない。
「ちょっと、なんで避難しているはずの、野呂瀬君、鳳来君、そして当主様が屋上にいるのよ！」って六条さんが叫んだ。

僕は屋上のほうにを見ると、本当に彼らがいるし、ヘリは屋上へむかってる。
「アーサー！　屋上へ案内しろ！」って父さん。
「はい！　六条さん、このチームの指揮は任せた。」って僕に六条さんは頷いてくれた。

ここには、他のチームもいる。　しかも、父さんがつれてきた上級エクソシストの多いチームだ。　きっと彼らは大丈夫だと信じて、僕は父さんを案内しながら、屋上までの道を校舎の中の階段を可能な限り急いで登っていった。