上 下
112 / 405
1章:高校生の身体を乗っ取った事になった俺は高校に通う事になった

卓巳につれてこられた場所

しおりを挟む
卓巳につれてこられた場所は、はっきりいって取り調べ室だ。
「この学園にも塾がある以上、京都支部から講師が派遣されてくる。 講師たちや職員の中で、四条家関係のある奴をしぼりこんで取り調べをしてる。
四ノ原と仲の良かった生徒や講師、職員全てだ」って卓巳。

へぇ~、この短期間でよく調べたな。
「わざわざ、俺にそれを見せてどうするんだ?」
「まぁ、この小太刀が役に立つか試そうかとな。」って卓巳のやつニタリ笑ってるよ。

「へいへい、そうですか」
「当主様、先の聴衆で確認したところ10名ほどが該当します」って護衛の人。
「結構いたね」って卓巳。

俺も同じ事思った。
「質問内容を今後精査していけば絞れますが、こちらも情報がない以上、このような結果に」って護衛の人。

確かにね。
「一人一人、この部屋につれて来て」っていう卓巳。 おれは立ってるだけ。
まず一人目。
「え! 当主様がなぜ?」って卓巳がいるのに驚いている感じ。
「まぁまぁ、座って」って卓巳。
「はい」って言って座る。
「手のひら見せて」っていう卓巳の言葉で、手のひらをみせる奴。
素直だね。 その瞬間、小太刀で、手のひらを突き刺す卓巳。
「うん、君は大丈夫だね。」って卓巳だ。 そいつは無傷だた。
「当主様、いきなりなりするんですか!」っていうそいつ。 驚くよね。
卓巳も結構鬼畜だな。
「四ノ原さんが特殊な病に感染していてね、それに感染していないかしらべてるんだよ」ってニコニコしながらいう卓巳。
「よかったね、感染してなくって」って言ってるよ。
「そうだったんですね。 調べていただきありがとうございます」っていって退出していった。

まぁ、こんな感じで調べていく卓巳だ。
1人1人みていくって面倒だよな。
そして、6人目の男性だ。 なんか卓巳みて怪訝な顔をしてる。
「四条家になんのようだね、当主」って男。 四条家なのかい。
「四条家にという事ではないんだよね。 座ってくださいよ」って卓巳だ。
「同じ空気も吸いたくないがな」っていいながら座る男
「じゃぁ、てのひら見せてください」っていう卓巳にさらに怪訝な顔になる。
「ふん、なぜそんな事をする必要がある?」って男。
「ある陰陽師が特殊な病にかかったので、その検査ですよ」って笑みをこぼしながらいう卓巳だ。
「ふん、これでいいか!」って乱暴に手の平をだした。
そして小太刀で、手のひらを突き刺す卓巳。
「なにすんだ! いてーじゃねぇーかよ!」ってそいつの手のひらはナイフが突き刺さり真っ赤だ。
もうさ、ありきたりすぎるよな。
「孫」って言われて、俺の妖魔刀で斬った。
もちろんその男は、まだ人間の部分もあったみたいで失神してる。
すると浮かび上がるギアスだよ。 ついでに解除しておいた。
「当主!」って雪崩こんでくる護衛達。 男はそのまま拘束されて連れ出された。

その後、もう1人、いかにも普通で、四条家ともなんの関係のない女性。
その女性も反応して、妖魔刀で斬ったら、その女は灰になった。

「彼女は、四ノ原とよく一緒に行動していたそうだ」って卓巳。
「学園内に合計で3人もいるとなると、他も多そうだな」って俺。
「だよな。 まぁ、良哉君みたいに、呪力を増やすとかいって騙されているケースもありそうだけどな」って卓巳だ。
「騙される側もなんだかなぁ。 そんなに呪力が欲しいのかね」って俺。
「あはは、人間とは欲深いものだからね」って卓巳だ。

まぁ、そういうもんだったな。 その後は、ようやく解放されて、俺は小舟にのって東京に向かった。 まじ、ようやく本家に戻れるよ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?

みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。 なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。 身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。 一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。 ……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ? ※他サイトでも掲載しています。 ※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件

森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。 学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。 そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……

性奴隷を飼ったのに

お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。 異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。 異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。 自分の領地では奴隷は禁止していた。 奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。 そして1人の奴隷少女と出会った。 彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。 彼女は幼いエルフだった。 それに魔力が使えないように処理されていた。 そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。 でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。 俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。 孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。 エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。 ※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。 ※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。

処理中です...