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1章:高校生の身体を乗っ取った事になった俺は高校に通う事になった
束の間の休息⑤
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まさか、学園のある町で星と転校生2人に遭遇すると思ってもおらず、何だかんだで奴らと別れて本家のある最寄駅まで珍しく電車にのって帰ってきてた俺、星、ユキの3人。
タバコをくわえて歩く俺。
「ユキ、俺、猫の所に行ってるから、お前、先に帰れ」って俺。
「三代目、わかりました。 私は夕食の支度があるんで帰ります。」っていって、本家のある方向へ歩きだした。
星は俺についてくるらしい。
繁華街の裏道をはいると、小屋におっさんがいる。
「三代目かい。 どうぞ、お通りになってください」って言われて、さらに通りの奥を進んでいくと、賭博兼猫目居酒屋がある。
引き戸を開ける俺。
「いらっしゃいませ」ってハッピ着た、猫耳つけたお兄さんがお出迎え。
「2名様ですか?」って聞かれた。
「ああ、猫、店長いる?」って言いながら、いつもと反応ちがうなって思っていたら俺キャップ深くかぶったままだったわ。 とりあえず、外す俺。
「あ! すいません、今すぐ」ってお兄さんがいう前に、猫店長がこっちにむかってきてる。
「三代目、いらっしゃいませ。 今日は2名で。 どうぞこちらへ」って案内されてる。
「ここ数年、バタバタしてて来れなかったけど繁盛してるな」って俺。
「はい、繁盛してます。 もちろん今も間違って人間いれることはないですしね。 で、お連れの方は?」
「あー、鳳来のとこのせがれの星。」
「あなたが星さんですか。 親方にはよく賭博を利用してもらってます。 今後もご贔屓に」
「オヤジ、ここに通ってたのか。 猫さんよろしく」って星。
っていいつつ、掘りごたつの席に案内されて、酒やら摘みやら適当にでてくる。
「総大将、何で急にここに?」って星は酒飲みながら聞いてきた。
「さっきの奴ら相手して面倒だったし、酒飲みたくなったから」って酒を一気飲みしつつ、キセルをふかす。
「申し訳なかったっすけど、俺も結構疲れてるんすよ。 あいつらに」
「だろうと思って、連れてきただろ。 そういや授業のノートとってある?」
「ええ、もちろん。」って言って数冊受け取った。
「三代目、聞きましたよ。 高校に通ってらっしゃるって」って猫店長。
なぜ、そんな噂が出回るんだろうな。
「三代目、なんで高校なんですかぁ~」って、接待の猫耳女性。
「ちょっとした取引の関係かな」って俺。
「えー、わかんない」って、猫耳女性。
わかんなくて良い。 俺だってベリアルとの取引がなきゃ高校なんていかないからな。
「総大将は、高校だけでいいですが、俺は、表側があるんで、大学まで行く予定ですけど」って星が言っている。
「え! お前、大学もいくのかよ」って突っ込んでしまった。
「そりゃ、病院経営に、製薬会社の会長の息子が高卒だと、表の人間が納得しないんで。」って言っている。
「そう言えば、海も大学いってたな」って思いだした。
「そうい事ですって」って星。
星も星で大変だなって考えつつ、前回高校中退の俺。
今はベリアルとの取引で、通ってるだけだな。
「それで、今日はなぜ外出を?」って星。
「そうそう、久しぶりの休暇だったからよ、普通の高校生って何をするのかって考えるために外出してみたわけだ。
結局、普通の高校生がする事ってわからないままだけどな」ってキセルふかして酒飲んでる。
「なんですか、その理由。 まぁ、総大将の気持ちもわかりますけどね」って言われた。
そんなんで、ダラダラ飲んで、結局、朝帰り。
タバコをくわえて歩く俺。
「ユキ、俺、猫の所に行ってるから、お前、先に帰れ」って俺。
「三代目、わかりました。 私は夕食の支度があるんで帰ります。」っていって、本家のある方向へ歩きだした。
星は俺についてくるらしい。
繁華街の裏道をはいると、小屋におっさんがいる。
「三代目かい。 どうぞ、お通りになってください」って言われて、さらに通りの奥を進んでいくと、賭博兼猫目居酒屋がある。
引き戸を開ける俺。
「いらっしゃいませ」ってハッピ着た、猫耳つけたお兄さんがお出迎え。
「2名様ですか?」って聞かれた。
「ああ、猫、店長いる?」って言いながら、いつもと反応ちがうなって思っていたら俺キャップ深くかぶったままだったわ。 とりあえず、外す俺。
「あ! すいません、今すぐ」ってお兄さんがいう前に、猫店長がこっちにむかってきてる。
「三代目、いらっしゃいませ。 今日は2名で。 どうぞこちらへ」って案内されてる。
「ここ数年、バタバタしてて来れなかったけど繁盛してるな」って俺。
「はい、繁盛してます。 もちろん今も間違って人間いれることはないですしね。 で、お連れの方は?」
「あー、鳳来のとこのせがれの星。」
「あなたが星さんですか。 親方にはよく賭博を利用してもらってます。 今後もご贔屓に」
「オヤジ、ここに通ってたのか。 猫さんよろしく」って星。
っていいつつ、掘りごたつの席に案内されて、酒やら摘みやら適当にでてくる。
「総大将、何で急にここに?」って星は酒飲みながら聞いてきた。
「さっきの奴ら相手して面倒だったし、酒飲みたくなったから」って酒を一気飲みしつつ、キセルをふかす。
「申し訳なかったっすけど、俺も結構疲れてるんすよ。 あいつらに」
「だろうと思って、連れてきただろ。 そういや授業のノートとってある?」
「ええ、もちろん。」って言って数冊受け取った。
「三代目、聞きましたよ。 高校に通ってらっしゃるって」って猫店長。
なぜ、そんな噂が出回るんだろうな。
「三代目、なんで高校なんですかぁ~」って、接待の猫耳女性。
「ちょっとした取引の関係かな」って俺。
「えー、わかんない」って、猫耳女性。
わかんなくて良い。 俺だってベリアルとの取引がなきゃ高校なんていかないからな。
「総大将は、高校だけでいいですが、俺は、表側があるんで、大学まで行く予定ですけど」って星が言っている。
「え! お前、大学もいくのかよ」って突っ込んでしまった。
「そりゃ、病院経営に、製薬会社の会長の息子が高卒だと、表の人間が納得しないんで。」って言っている。
「そう言えば、海も大学いってたな」って思いだした。
「そうい事ですって」って星。
星も星で大変だなって考えつつ、前回高校中退の俺。
今はベリアルとの取引で、通ってるだけだな。
「それで、今日はなぜ外出を?」って星。
「そうそう、久しぶりの休暇だったからよ、普通の高校生って何をするのかって考えるために外出してみたわけだ。
結局、普通の高校生がする事ってわからないままだけどな」ってキセルふかして酒飲んでる。
「なんですか、その理由。 まぁ、総大将の気持ちもわかりますけどね」って言われた。
そんなんで、ダラダラ飲んで、結局、朝帰り。
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