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1章:高校生の身体を乗っ取った事になった俺は高校に通う事になった
とある昼休み③
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とある初夏の昼休み。 いつも通り、星と誰もこない屋上で花札しながら、タバコをふかしてる。
「花札とは古風だよね」って邪魔がはいった。
「ベリアル、何の用だ?」
「君たちに妖怪と悪魔の違いを君たちの視点からみて教えてほしくてね。」ってベリアル。
「今さらかよ!」って突っ込んでやった。
「漠然としてないか?」ってベリアル。
「はぁ~、何いってんだよ。 生まれ方が違うだろ。
見える人には見えるのは悪魔も妖怪も同じ。
俺達みたいな妖力の強い妖怪は、人間に姿を自分に見せられる。
だけど、悪魔は基本的に実体がないだろ。 俺達はみな実体があるし、生まれはこの国限定。
人の憎しみ、願い、恐怖といった感情から実体化したっていう話だな」って俺、タバコを一服しながら説明。
「妖怪に悪魔が憑依するって可能なのかい?」
「それはねぇーな。 なんせ、似て異なる物だからじゃねぇ」
「なんで、そう言い切れるんだい?」
「考えてみろよ、弱点は同じじゃねーか。 それに生命体ってわけじゃないからな。」って俺。
って、ベリアルのやつ珍しく驚いてるよ。
「そういえば、聖水、浄化だったね。 いやぁ~、陸君って、その辺に関しては本当に博識だ。
貴重な意見助かるよ。」ってベリアル。
「それにしても、なんでそんな事を聞いてきた?」
絶対裏がある。
「この前のハーメルンの首謀者が、四条家の分家でね。 人に悪魔を憑依させていたからね。
まぁ、まだ目的をはかないというより、はけないギアス、制約がついていて、これまた厄介な状態なんだよね。」ってベリアル。
「そう言えば、卓巳がいってたけど、四条家って破門されたって知ってたか?」って俺。
「その情報本当?」ってベリアル。
「ああ、卓巳と辰巳がいってた。 なんだったかな、違法の薬に手をだしたらしい。
たしか、呪力を増幅させるっていうやつみたいでな、副作用が凄いってので陰陽師の中で禁忌扱いになっていたみだいだ。
それを、製造、使用、しかも分家に販売までしたって事でな。」って俺。
「陸君の情報網の広さに感謝だね」ってベリアル。
「陸君、情報網の広さにその知識ってどこから得てるのさ」ってベリアル。
「総大将、俺も気になってました」って星。
「カラスだな。 あいつらの情報網と、たくカラスに無理やり勉強させられたんだよ」って俺。
その話を聞いて、なんか納得している星だよ。
「へぇ~、その情報網、僕にもたまには貸してよ」ってベリアル。
「貸すか!」って言っておいた。
「だろうね。 そうそう、今度バチカンから転入生に、京都からも転入生が来るよ。
2人ともエクソシストだから塾では会わないと思うけど、気を付けてね」って言って、去っていったよ。
「あいつが、俺達を巻き込まなきゃいいだけだよな」って俺。
「その通りですよ」って星。
そんな会話しつつ、俺と星は花札続けてる。 ほんとう、あいつはなんなんだかね。
「花札とは古風だよね」って邪魔がはいった。
「ベリアル、何の用だ?」
「君たちに妖怪と悪魔の違いを君たちの視点からみて教えてほしくてね。」ってベリアル。
「今さらかよ!」って突っ込んでやった。
「漠然としてないか?」ってベリアル。
「はぁ~、何いってんだよ。 生まれ方が違うだろ。
見える人には見えるのは悪魔も妖怪も同じ。
俺達みたいな妖力の強い妖怪は、人間に姿を自分に見せられる。
だけど、悪魔は基本的に実体がないだろ。 俺達はみな実体があるし、生まれはこの国限定。
人の憎しみ、願い、恐怖といった感情から実体化したっていう話だな」って俺、タバコを一服しながら説明。
「妖怪に悪魔が憑依するって可能なのかい?」
「それはねぇーな。 なんせ、似て異なる物だからじゃねぇ」
「なんで、そう言い切れるんだい?」
「考えてみろよ、弱点は同じじゃねーか。 それに生命体ってわけじゃないからな。」って俺。
って、ベリアルのやつ珍しく驚いてるよ。
「そういえば、聖水、浄化だったね。 いやぁ~、陸君って、その辺に関しては本当に博識だ。
貴重な意見助かるよ。」ってベリアル。
「それにしても、なんでそんな事を聞いてきた?」
絶対裏がある。
「この前のハーメルンの首謀者が、四条家の分家でね。 人に悪魔を憑依させていたからね。
まぁ、まだ目的をはかないというより、はけないギアス、制約がついていて、これまた厄介な状態なんだよね。」ってベリアル。
「そう言えば、卓巳がいってたけど、四条家って破門されたって知ってたか?」って俺。
「その情報本当?」ってベリアル。
「ああ、卓巳と辰巳がいってた。 なんだったかな、違法の薬に手をだしたらしい。
たしか、呪力を増幅させるっていうやつみたいでな、副作用が凄いってので陰陽師の中で禁忌扱いになっていたみだいだ。
それを、製造、使用、しかも分家に販売までしたって事でな。」って俺。
「陸君の情報網の広さに感謝だね」ってベリアル。
「陸君、情報網の広さにその知識ってどこから得てるのさ」ってベリアル。
「総大将、俺も気になってました」って星。
「カラスだな。 あいつらの情報網と、たくカラスに無理やり勉強させられたんだよ」って俺。
その話を聞いて、なんか納得している星だよ。
「へぇ~、その情報網、僕にもたまには貸してよ」ってベリアル。
「貸すか!」って言っておいた。
「だろうね。 そうそう、今度バチカンから転入生に、京都からも転入生が来るよ。
2人ともエクソシストだから塾では会わないと思うけど、気を付けてね」って言って、去っていったよ。
「あいつが、俺達を巻き込まなきゃいいだけだよな」って俺。
「その通りですよ」って星。
そんな会話しつつ、俺と星は花札続けてる。 ほんとう、あいつはなんなんだかね。
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