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1章:高校生の身体を乗っ取った事になった俺は高校に通う事になった

勉強会

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それから、仕方なく、勉強会たるもの開催。
「さすが鳳来君。 すごく分かり易い」って西園寺さん。
「相変わらず、陸井も頭いいよなって。 噂じゃ、授業中は寝てるって聞いたぜ」って藤堂。

こいつら、2人は塾でもそうだけど、頭はあまり賢くない。 高校生の平均って所だ。
一方、田所と境さんは、まぁまぁできるって感じだな。

「陸が寝てるのは確かだよ。 それでもね、指されれば答えるしね」って苦笑してる星。 
その通りだから、何も言えないな。

「前は、あんなにまじめに勉強してたのに。。。」って境さん。
「境、前の陸井と比べるなって、九条先生にも散々いわれただろ」って藤堂。
「そうだよ、言われて困るのは、陸井なんだから」って田所だ。

「ごめんなさい。 私はそんなつもりで言ったわけじゃ」って、おどおど言う境さん。

うん、なんか微妙な空気になってるよ。
「陸様、星さん、そろそろお時間的に」ってヨウが声をかけてきた。
「本当だ。 もう、夕食時間じゃない。 寮に帰らないと」って西園寺さん。
「「「本当だ!!」」」って、他3人だ。

「そうそう、九条先生から、頼まれてたのがあったんだったわ」って玄関先まで見送ってる俺達に紙の資料を渡してきた西園寺さんだ。
「これ何?」って俺。
「もしかして、林間学校の同意書?」って星。

「そうそう、テスト開けに行く林間学校の同意書。 
 陸井君は、記憶を無くす前に提出してたけど、再提出してほしんだって。 
 あと、鳳来君は、まだ提出してもらってないからって事らしいわ。」って西園寺さん。

「わかった。 見ておくよ」って星が答えてる。
俺的には、なにその林間学校ってよって、ベリアルの奴いってなかったじゃねぇーかよって心の中で突っ込んでおいた。

◇◇◇
「陸様、ヨウ頑張った。 ほめて」って、俺の膝の上にちょこんと座る座敷童のヨウ。 
今は幼女の姿だ。 本来がこっちの姿で、さっきまでは、妖術で大人になってた。

「よしよし、よく頑張ったね。 ヨウは偉い」って頭なでなでしておいた。
その後は、ヨウもつれて本家で夕食。
夕食後はいつもの通り、明け方まで夜の見回りする俺。

林間学校ってなんだよって愚痴りながら、島を荒らしにきてる悪魔を追い払っておいた。
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