【不遇転生:3】悪役子息と魔神 ~いい加減、ループから脱出したい~

八木恵

文字の大きさ
31 / 46
5章:死亡フラグ回避

卒業後の俺

しおりを挟む
卒業を迎えた俺、卒業式は7回も出るほど馬鹿じゃないから、もちろんサボった。
今までは、一応婚約者だったジュリアンがいて、卒業後のパーティとか参加しなくてはいけなくて、出席していたが今回のループは俺はフリーだ。

そんなんで、前もって寮の片付けもして、ジョン連れて、速攻オーランド公爵領の本邸に帰った。
本邸って言っても、俺は家督を継がない事に正式になったから、別邸が俺のこれからの生活の場になった。 
なぜ、勘当されないのかは、まぁこれも謎だが、一応フロイドにもしもの事があったらの場合で、俺は勘当されないわけだ。さっさと勘当してくれれば俺は、自由なんだが、これも全てのループで無理なわけだ。

今回は、頼むのも無駄だがから、大人しく用意された別邸で過ごしているふりする事にした。 
なんせ親父も母親もまだ帝都にいるけどな。 
デニスは、今ままでのループでは、俺たちが卒業した時点でオーランド公爵領の本邸に戻るのだが、今回は、フロイドがアサト王国に行くまで帝都に残ってもらうようにお願いした。

そして、俺が今、何をしてるかって。
魔導ランチャー大量生産しつつ、地雷も大量生産中だ。
なんせ、アサト王国との戦争で出兵するのは、このまま行けばフロイドではなく俺になる。
前回ループじゃ、出兵したくなくて、片足をわざと魔物にくれてやった。 それで回避したけど、結局処刑だもんな。
ちなみに、このままいけば、戦地に行くのは、俺とここの私兵500人だ。 
公爵領の私兵を守るとかじゃなくて、もはや俺対アサト王国だ。

ジョンを連れ戻したのは、彼の両親や兄妹、つまり家族はこの領にいる。 
もとから、ジョンが学園に来たのは俺のためだったし、なんで、俺が公爵領へ戻る時に一緒に連れてきたわけだ。

もう、卒業して半年経過。
俺は、卒業までの間もそうだが、この半年は、いろいろ前準備をしておいた。

「ハロイド様、デニスから連絡きたっす。 フロイド様とアシュリー嬢が屋敷の私兵50人連れて、アサト王国へ共同演習へいったそうっす。」

「ジョン、了解」っていいながらタバコの火をつけて一服する。

フロイドがいつアサト王国に向かったかってのが今までのループで謎だった。 
なるほど、そういう理由で出て行ったわけだ。 って事は、とうとうこの時期がきたな。 

◇◇◇
それから2週間後。
「ハロイド様、ロイド様より通達で、アサト王国が帝国に宣戦布告し、これより1ヶ月後に帝国と王国の国境にあるイロヒ大平原で開戦との事で、わが領内の私兵つれて出立指示がでています。」ってここの執事フレディだ。

「フロイドじゃないのか?」

「それがフロイド様はアサト王国に行ったっきり戻らなく、連絡がないとの事です。 
 ほか、共同演習に赴いた4騎将の子息子女、それにつらなる系図合わせて約1万が音信不通で、捕虜になった可能性が高いのと。」

そうそう、そう理由なんだよな。

「ふーん、で親父は、系統纏める指揮にはいると。」
「はい、そのように伺っています。」

「1週間後に出立だな。」ってタバコに火をつけて一服しながら言った。

とうとう、戦争の時期が来たな。

 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日19時に更新予定です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

処理中です...