84 / 88
6章:精霊と無能者編
拠点を魔の森にした理由とは
しおりを挟む
本題をリオンとレイモンドに話してなかった事を思い出した俺シュン。
俺はタバコに火をつけて一服する。
「 今、皇国と共和国の連中が、無闇矢鱈に魔物を殺してんだろ?
それで、魔物達も反撃してる、ってか魔物は精霊殺してマナを空気中に戻してんだ。
皇国や共和国は、魔物を殺してやつらのマナを精霊が溜め込んでんだな。
だが、弱い精霊は、魔物が精霊殺してんの気づいて人間から離れてんだ。 」
「精霊は人間利用して、1部は見放してるってことっすか。 腐ってんな精霊」
「うん、本当精霊と契約できなくて良かったよ」というリオンとレイモンド。
「結局、精霊は、この世界の異物なんだよ。 女神が作ったもんなんてな。 共存すりゃまだしも。」というと、
「「碌なことしませんね、女神って」」という2人だった。
「そろそろな、神獣の怒りがはじまんのよ。
皇国が神獣の住処に近づいてっから。 そーなんと、はじまっちゃうわけよ。
だが、神獣が怒ってるのは精霊だ。 だから魔物は精霊を狩ってる。 俺らは、ここでその時をまってるのさ。
『魔の森』以外は徐々に闇がふえてきてるぞ。 皇国あたりとかさぐってみ?」と俺がいう、探り始めるレイモンド。
「皇国と副都もやばいかも」
「2週間ってとこか。 王都や学園都市も徐々に暗くなんじゃねぇ」と俺はいう。
◇◇◇
それから2週間後、日中なのに薄暗い日々がつづく。
王宮では、主要貴族、軍関係者が集まっている。
国王が「いったい、どうなっとるのじゃ。」というと、
「皇国とむかった我が兵は8割負傷し先週には撤退しています。 皇国も同じく、撤退したと。」と報告する。
「それは何度もきいた。 この天候じゃ」という国王。
「わかりません。 ただ、別件ですが、国内の初級精霊契約者のうち4割が精霊からの契約解除されたという報告がされています」と宰相が報告する。
「いったい、なにがおきてるのじゃ。 教会はなんと言っている?」
「女神様の啓示がない状態で」と言い訳をいう司祭。
すると扉が突然開く。 無礼なのだが、騎士の様子は慌てている。
「大変です。 皇国と共和国の国境付近へ向かって、数日以内に魔物の大群が押し寄せています。 このままでは、副都が危ない」という伝令。
「いますぐ副都駐在兵、皇国との国境付近の兵、皇国への共闘の指示、あと兵を集め順次転移魔方陣でむかわせろ。 ギルドにも緊急依頼じゃ。 情報収集もおこたるな。 騎士団長指揮をしろ。」と命令する。
皆、大慌てで、各方面への支持のため、退室していくのだった。
そして、その数日後。
王宮では、
「報告します、100万を超える魔物の群れです。 神獣がひきいてるかと。 皇国の聖騎士3万に我が軍とギルドで20万です。 」という報告がされる。
「神獣の報復か!」と震え上がっている国王。。
◇◇◇
一方、『魔の森』では「そろそろ第1準備かな」といって、俺がいつもと違う次元ゲートを開くと、朱雀、竜王、白虎が現れた。 そして俺が、会話をすると頷く神獣達。。
俺はタバコに火をつけて一服する。
「 今、皇国と共和国の連中が、無闇矢鱈に魔物を殺してんだろ?
それで、魔物達も反撃してる、ってか魔物は精霊殺してマナを空気中に戻してんだ。
皇国や共和国は、魔物を殺してやつらのマナを精霊が溜め込んでんだな。
だが、弱い精霊は、魔物が精霊殺してんの気づいて人間から離れてんだ。 」
「精霊は人間利用して、1部は見放してるってことっすか。 腐ってんな精霊」
「うん、本当精霊と契約できなくて良かったよ」というリオンとレイモンド。
「結局、精霊は、この世界の異物なんだよ。 女神が作ったもんなんてな。 共存すりゃまだしも。」というと、
「「碌なことしませんね、女神って」」という2人だった。
「そろそろな、神獣の怒りがはじまんのよ。
皇国が神獣の住処に近づいてっから。 そーなんと、はじまっちゃうわけよ。
だが、神獣が怒ってるのは精霊だ。 だから魔物は精霊を狩ってる。 俺らは、ここでその時をまってるのさ。
『魔の森』以外は徐々に闇がふえてきてるぞ。 皇国あたりとかさぐってみ?」と俺がいう、探り始めるレイモンド。
「皇国と副都もやばいかも」
「2週間ってとこか。 王都や学園都市も徐々に暗くなんじゃねぇ」と俺はいう。
◇◇◇
それから2週間後、日中なのに薄暗い日々がつづく。
王宮では、主要貴族、軍関係者が集まっている。
国王が「いったい、どうなっとるのじゃ。」というと、
「皇国とむかった我が兵は8割負傷し先週には撤退しています。 皇国も同じく、撤退したと。」と報告する。
「それは何度もきいた。 この天候じゃ」という国王。
「わかりません。 ただ、別件ですが、国内の初級精霊契約者のうち4割が精霊からの契約解除されたという報告がされています」と宰相が報告する。
「いったい、なにがおきてるのじゃ。 教会はなんと言っている?」
「女神様の啓示がない状態で」と言い訳をいう司祭。
すると扉が突然開く。 無礼なのだが、騎士の様子は慌てている。
「大変です。 皇国と共和国の国境付近へ向かって、数日以内に魔物の大群が押し寄せています。 このままでは、副都が危ない」という伝令。
「いますぐ副都駐在兵、皇国との国境付近の兵、皇国への共闘の指示、あと兵を集め順次転移魔方陣でむかわせろ。 ギルドにも緊急依頼じゃ。 情報収集もおこたるな。 騎士団長指揮をしろ。」と命令する。
皆、大慌てで、各方面への支持のため、退室していくのだった。
そして、その数日後。
王宮では、
「報告します、100万を超える魔物の群れです。 神獣がひきいてるかと。 皇国の聖騎士3万に我が軍とギルドで20万です。 」という報告がされる。
「神獣の報復か!」と震え上がっている国王。。
◇◇◇
一方、『魔の森』では「そろそろ第1準備かな」といって、俺がいつもと違う次元ゲートを開くと、朱雀、竜王、白虎が現れた。 そして俺が、会話をすると頷く神獣達。。
10
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる