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5章:学園都市編
弟子たち 学年2年 後期初日 ③
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そして午前の授業が始まる。 4時限目の歴史の授業。
いつもは違う教師なのだが、クリスが入ってきたのだった。
「今日の歴史は、いつもの担任が体調くずしてな俺が代わりだ。
今日は、ギルドランクやギルドの歴史の復習する。 現在のギルドランクについて、ミラー答えろ」と指名されたバードは立ち上がる。
「えーと、ギルドには戦闘能力があれば15歳以上であれば誰でも加入でき、ランクはF~Zで、戦闘能力は任務の達成でランクがあがる。
ランクB以上からカードに色分けがされている。 Bが銅色、Aが銀色、S以上がゴールドでZがプラチナ。
Zについては、ギルドマスターと国王が任命していて現在5名で、土帝、炎帝、水帝、風帝で総帝です。」
「うん、よろしい。 座っていいぞ。
補足だが、他に学生ギルドカードがあるな。 水色でお前らのほとんどが持っている。 学生の間、学生向けの任務を受けられ卒業後ギルドで試験をうけると、正式なギルドカードに切り替える事ができる。
ほとんどが、ランクが学生カードからランクが1つ下がる。
その他にあまり知られてないが、仮ギルドカードというのがあり、10歳以上から登録し、Gランクから始まる。
尚、仮カードの場合、戦闘系の任務はうけれないが、Aランク以上 2名の推薦とギルドでの試験を合格すると戦闘系の任務もAランクの同行で受ける事が可能だ。
仮カードで、ランクDになれば15歳未満でも戦闘系の任務を含め一般と同じ扱いになる。 」
ほとんどの生徒達は仮カードを知らず、「先生、なんで仮カードというのがあるんですか?」と質問されるのだった。
「お前らみたいに裕福育ちは知らないが、中には孤児や、生活に困難な家庭もある。
そういう家庭は、子供を幼い時から労働させる必要があってな、そういう家庭むけの救済としてギルドが子供むけの街中で働ける仕事を斡旋しているんだ。 」とクリスが説明すると、生徒達は納得している。
「初等教育受けてないものは、だいたい仮カードで働きながら独学か、ギルドで勉強してるな。」というクリスの言葉に、生徒達がリオンとレイモンドのほうを見るのだった。
彼らが、初等教育を受けてないのはクラス内も含めこの学園では有名な話だからだ。
「カーティスとトラヴァース、お前ら何歳の時仮カード作ったんだ?」
「たしか、12歳の時、僕たちが迷宮都市に引っ越すときだったかな」
「そうか。 で、いつから戦闘任務受けた?」
「12歳っす。 俺らが迷宮都市に引っ越した翌日に試験うけたから。」
「まじか! ってことは、まさかそこから同行でダンジョン潜ったのか?」
「そうっすよ。 師匠が実践だっていって、ほぼ毎日っすね当時はダンジョンいってましたよ。」
「うん、ここの入学金稼げっていわれて。。」
「先生、俺ら、あんま思い出したくないっすよ。 あの頃の修行。 もういいっすか?」
「ああ、すまんかった。 カーティスとトラヴァースはちょっと違うが、そういう制度があるって事だ。
話しの主題がそれたが、ギルドランクの話しにもどす。
昔は、仮カードなんてなくて年齢問わずで誰でもギルドに登録できた。
ただし、ギルド隊員は今は18歳以上だが、昔は、ランクA相当以上の戦闘能力さえあれば隊員も年齢関係なくなれた。
昔は、今はないランクSSSSとXがあった。なぜか、知っているもの?」というと半分ほど手があがる。
リオンとレイモンドはあげない。
「ユウヤ、答えてみろ」というと、ユウヤが立ち上がる。
「はい。 SSSSは、現在ギルド番隊で永久欠番とされている0番隊メンバー4名のランクだったからといわれています。
ランクXについては、共和国内の世界最強の称号で、昔は0番隊隊長の『白銀の黒帝』のランクで、以降世界最強の称号を得る人物がいないからとも言われ、現在でも『白銀の黒帝』が最後の世界最強の称号を得た人物といわれています。
ただし、素性も正体も不明なため謎で、ランクXがあったのかも謎とも言われていわれています。」と説明するユウヤ。
王女が「お父様にいって、ユウヤ君に称号をお願いするわ。 だって、ユウヤ君、ランクAですものね」というと盛り上がるハーレム達。
「そこ、授業中だ、静かにしろ。 ユウヤも座れ」というとハーレム達も静かになるだった。
「先生、本当に0番隊や、『白銀の黒帝』は実在したんですか?」
「そうそう、帝国兵を15万退けたとか、30万を殲滅したとか」ほかにも「30万と100万の魔物を5人でほぼ同日に殲滅したっていうのも、信じられないのですが?」
「どんな広域攻撃魔法をつかったんですか?」という質問する生徒達。
その質問に、クリスは、
「その議論はよくされいるし、歴史研究者の意見も様々だ。
だが、ギルドに今もある絵が残っていて、0番隊隊長含めたメンバーと当時のギルドマスターと魔王襲撃で活躍し風帝でもあったグラン・グローリア様7人の絵が保管されている。
0番隊も『白銀の黒帝』も実在していた。 彼らの実績、功績を称え、SSSSとXは永久欠番になったというが、0番隊メンバー相当じゃないとSSSSには慣れないし、Xについては、『白銀の黒帝』以外なれねーんじゃないかな。
黒帝は、白炎を操るが接近戦が尋常じゃないくらい強く、0番隊のメンバーも同様に接近戦が強かったらしい。 広域攻撃魔法ではなく、信じられんかもしれんが、接近戦でほとんど討伐したって事だ。
ちなみに、学園長の家系が、黒帝フリークでな、黒帝は中立のギルドにはいたがどの国にも所属していなかったと、また、地位も名誉も財産も興味がなかったらしい。
人徳者かというと、そうでもないと、変わり者だったみたいだぞ。 なんせ、不干渉で王命も従わなくてよい権限をもっていたらしい。
それに、さっきの帝国兵や魔物の討伐については事実だ。 そこまでしてもギルドに残っていてほしいぐらいの強さがあったということだろう。 と授業おわりだな。」といってチャイムがなるのだった。
リオンとレイモンドは、心の中で今でも実在するシュン、そして、あの人のことだ、面倒くさいで、王命なんて無視してたんだろうとお互いをみて苦笑いしていた。
「カーティス、トラヴァース、何笑ってんだ。 学園長室いくぞ! 冊子もってけよ」といわれ、クリスに返事をして荷物をもって後を追うのだった。
いつもは違う教師なのだが、クリスが入ってきたのだった。
「今日の歴史は、いつもの担任が体調くずしてな俺が代わりだ。
今日は、ギルドランクやギルドの歴史の復習する。 現在のギルドランクについて、ミラー答えろ」と指名されたバードは立ち上がる。
「えーと、ギルドには戦闘能力があれば15歳以上であれば誰でも加入でき、ランクはF~Zで、戦闘能力は任務の達成でランクがあがる。
ランクB以上からカードに色分けがされている。 Bが銅色、Aが銀色、S以上がゴールドでZがプラチナ。
Zについては、ギルドマスターと国王が任命していて現在5名で、土帝、炎帝、水帝、風帝で総帝です。」
「うん、よろしい。 座っていいぞ。
補足だが、他に学生ギルドカードがあるな。 水色でお前らのほとんどが持っている。 学生の間、学生向けの任務を受けられ卒業後ギルドで試験をうけると、正式なギルドカードに切り替える事ができる。
ほとんどが、ランクが学生カードからランクが1つ下がる。
その他にあまり知られてないが、仮ギルドカードというのがあり、10歳以上から登録し、Gランクから始まる。
尚、仮カードの場合、戦闘系の任務はうけれないが、Aランク以上 2名の推薦とギルドでの試験を合格すると戦闘系の任務もAランクの同行で受ける事が可能だ。
仮カードで、ランクDになれば15歳未満でも戦闘系の任務を含め一般と同じ扱いになる。 」
ほとんどの生徒達は仮カードを知らず、「先生、なんで仮カードというのがあるんですか?」と質問されるのだった。
「お前らみたいに裕福育ちは知らないが、中には孤児や、生活に困難な家庭もある。
そういう家庭は、子供を幼い時から労働させる必要があってな、そういう家庭むけの救済としてギルドが子供むけの街中で働ける仕事を斡旋しているんだ。 」とクリスが説明すると、生徒達は納得している。
「初等教育受けてないものは、だいたい仮カードで働きながら独学か、ギルドで勉強してるな。」というクリスの言葉に、生徒達がリオンとレイモンドのほうを見るのだった。
彼らが、初等教育を受けてないのはクラス内も含めこの学園では有名な話だからだ。
「カーティスとトラヴァース、お前ら何歳の時仮カード作ったんだ?」
「たしか、12歳の時、僕たちが迷宮都市に引っ越すときだったかな」
「そうか。 で、いつから戦闘任務受けた?」
「12歳っす。 俺らが迷宮都市に引っ越した翌日に試験うけたから。」
「まじか! ってことは、まさかそこから同行でダンジョン潜ったのか?」
「そうっすよ。 師匠が実践だっていって、ほぼ毎日っすね当時はダンジョンいってましたよ。」
「うん、ここの入学金稼げっていわれて。。」
「先生、俺ら、あんま思い出したくないっすよ。 あの頃の修行。 もういいっすか?」
「ああ、すまんかった。 カーティスとトラヴァースはちょっと違うが、そういう制度があるって事だ。
話しの主題がそれたが、ギルドランクの話しにもどす。
昔は、仮カードなんてなくて年齢問わずで誰でもギルドに登録できた。
ただし、ギルド隊員は今は18歳以上だが、昔は、ランクA相当以上の戦闘能力さえあれば隊員も年齢関係なくなれた。
昔は、今はないランクSSSSとXがあった。なぜか、知っているもの?」というと半分ほど手があがる。
リオンとレイモンドはあげない。
「ユウヤ、答えてみろ」というと、ユウヤが立ち上がる。
「はい。 SSSSは、現在ギルド番隊で永久欠番とされている0番隊メンバー4名のランクだったからといわれています。
ランクXについては、共和国内の世界最強の称号で、昔は0番隊隊長の『白銀の黒帝』のランクで、以降世界最強の称号を得る人物がいないからとも言われ、現在でも『白銀の黒帝』が最後の世界最強の称号を得た人物といわれています。
ただし、素性も正体も不明なため謎で、ランクXがあったのかも謎とも言われていわれています。」と説明するユウヤ。
王女が「お父様にいって、ユウヤ君に称号をお願いするわ。 だって、ユウヤ君、ランクAですものね」というと盛り上がるハーレム達。
「そこ、授業中だ、静かにしろ。 ユウヤも座れ」というとハーレム達も静かになるだった。
「先生、本当に0番隊や、『白銀の黒帝』は実在したんですか?」
「そうそう、帝国兵を15万退けたとか、30万を殲滅したとか」ほかにも「30万と100万の魔物を5人でほぼ同日に殲滅したっていうのも、信じられないのですが?」
「どんな広域攻撃魔法をつかったんですか?」という質問する生徒達。
その質問に、クリスは、
「その議論はよくされいるし、歴史研究者の意見も様々だ。
だが、ギルドに今もある絵が残っていて、0番隊隊長含めたメンバーと当時のギルドマスターと魔王襲撃で活躍し風帝でもあったグラン・グローリア様7人の絵が保管されている。
0番隊も『白銀の黒帝』も実在していた。 彼らの実績、功績を称え、SSSSとXは永久欠番になったというが、0番隊メンバー相当じゃないとSSSSには慣れないし、Xについては、『白銀の黒帝』以外なれねーんじゃないかな。
黒帝は、白炎を操るが接近戦が尋常じゃないくらい強く、0番隊のメンバーも同様に接近戦が強かったらしい。 広域攻撃魔法ではなく、信じられんかもしれんが、接近戦でほとんど討伐したって事だ。
ちなみに、学園長の家系が、黒帝フリークでな、黒帝は中立のギルドにはいたがどの国にも所属していなかったと、また、地位も名誉も財産も興味がなかったらしい。
人徳者かというと、そうでもないと、変わり者だったみたいだぞ。 なんせ、不干渉で王命も従わなくてよい権限をもっていたらしい。
それに、さっきの帝国兵や魔物の討伐については事実だ。 そこまでしてもギルドに残っていてほしいぐらいの強さがあったということだろう。 と授業おわりだな。」といってチャイムがなるのだった。
リオンとレイモンドは、心の中で今でも実在するシュン、そして、あの人のことだ、面倒くさいで、王命なんて無視してたんだろうとお互いをみて苦笑いしていた。
「カーティス、トラヴァース、何笑ってんだ。 学園長室いくぞ! 冊子もってけよ」といわれ、クリスに返事をして荷物をもって後を追うのだった。
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