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5章:学園都市編
保護者として、学園へ呼ばれた 前編
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生活指導室には、数名の教師と中には女性教師が、リオンとレイの保護者を待っている。
扉の前で、「女くせーじゃねーか!」といって、扉を乱暴に開けて中にはいった。 最悪だ。
リオンとレイモンドは、ヒア汗もんだ。 俺はイラっとしてタバコに火をつけ一服する。
「んで、こいつらの保護者だが、何か用か?」といい、
タバコをふかし「俺、女嫌いなんだ。 そこの女、しゃべんなよ、近づくなよ」といい、
女から一番離れた椅子にどかっといつものスタイルで座った。
女性教師がシュンの言葉に「な!」というが、近くに座る男性教師が宥めるのだった。
「この度お呼びたてしてすみません。 とはいえ、やっぱりこの子達の保護者だ。 君達も座りなさい」といって、リオンとレイモンドも座る。
リオンとレイモンドとしては、まさか自分のクラスの担任も同席するとは思っておらず、女がいる事で既に機嫌の悪いシュンがキレないかが心配で、冷や冷やである。
って、言うか既にイライラしてるし。。
「んで、何の用だ?」というと、
男性教師が「目上への言葉遣いといい、君、ここは禁煙です!」とタバコをくわえている俺に指摘してきた。
(目上って、俺のほうが何百倍も年上だが。。。 って、女いるし最悪だ。 カールにすりゃよかった)とさらにイライラしている。
「たくよ、めんどい」といって、タバコを消し「これでいいんだろ、先話を進めろ!」と命令口調でいっておく。
男性教師は、そんなシュンの態度にわらわらと震えているが、なんとか抑えている。
「彼らが授業をさぼっている件ですが、反省文を書いても反省していないので、
保護者のあなたから授業に出るよう指導していただきたいのです!」と強い口調でいう。
「つまんねぇー授業でて意味あんのか? ただ、見学させられているだけってきーってっけど。
俺だったら、そんなの出ねーわ。 ってか、出なかったなー」って俺。
「彼らは精霊魔法が使えない。 見るのも勉強のうちです。」という男性教師だ。
「精霊魔法だけが、魔法じゃねぇーだろ」と呆れながら俺が言うと、男性教師が立ち上がる。
「平民風情が! まともな教育も受けていない貴方に何がわかるっていうんですか!」って叫びだしてるよ。
「うるせぇーぞ。 あ、面倒。 ダグラス呼んだからお前黙れ!」というと、扉が開き息を切らしたダグラスが現れる。
ダグラスは、ダグラスで、部屋の様子をみて言葉を詰まらせるのだった。
「君、この状況は?」と聞くダグラス。
「そこの学もない保護者に、そこの生徒達に授業へ参加するよう指導をお願いしたところ、
意味のない授業に参加する必要はないと。
精霊魔法だけが魔法じゃないと学がないのに言うものですから、こちらも少し強めにいっている所です。
保護者といってもとても若いですから」という男子教師。
それを聞いて頭が痛いダグラスだ。
「出ていない授業というのは? 全部ですか?」ってダグラス。
「魔法実技だけです」と答えたのは女性教師。
ダグラスが、さらに頭が痛いネタだと思い、この場をどうにかしなくてはと考える。
「はぁー。 だいだいの状況がわかりました。 シュン殿に学がないとは、笑うしかないですよ。」と少し項垂れ、そしてシュンのほうを向くダグラス。
「シュン殿、この度は大変申し訳ありません。 教師の教育なっておらず、大変ご面倒おかけいたしました」と深く頭を下げるのだった。
その姿をみた教師陣が「学園長! 平民に頭をさげるなんて、も」という前に、ダグラスが「黙りなさい!」と言葉を遮って、教師陣を一喝して黙らせる。
俺が、タバコに火をつけて一服する。
「ダグラスも大変だな。 今の教師っつのは、魔法をしらねぇー奴ばっかり? このまんまじゃ、廃れんぞ」
「そのようです。 私の監督不行届です。」と項垂れている。
「ようは、ガキどもが魔法使えればいいんだろ。 そーすりゃ、納得するってことだよな?」
ダグラスが驚き、申し訳なさそう「よろしいので?」というのだった。
「俺がやるわけじゃねぇーし、リオンもレイも証明できればいいんだろ?」と、怯えているリオンとレイモンドのほうへ向くと「「は、はい」」と答えるのであった。
怯えながらもハモるなよって俺は突っ込んでいる。
「ダグラス、案内しろ。 女はくんな。 くせぇーから」といって、俺は部屋を出た。
あれ以上、女のいる環境に居たくないからだ。
そして、シュンを追うリオンとレイモンド。
「あなたと君だけ来なさい! シュン殿は女性恐怖症なんだ」といって男性を指名し、いそいでシュンに追いかけ訓練場を案内するダグラスだった。
その様子をみて指名された男性教師たちも慌てて、ダグラス達を追いかけて訓練場へ向かうのであった。。
扉の前で、「女くせーじゃねーか!」といって、扉を乱暴に開けて中にはいった。 最悪だ。
リオンとレイモンドは、ヒア汗もんだ。 俺はイラっとしてタバコに火をつけ一服する。
「んで、こいつらの保護者だが、何か用か?」といい、
タバコをふかし「俺、女嫌いなんだ。 そこの女、しゃべんなよ、近づくなよ」といい、
女から一番離れた椅子にどかっといつものスタイルで座った。
女性教師がシュンの言葉に「な!」というが、近くに座る男性教師が宥めるのだった。
「この度お呼びたてしてすみません。 とはいえ、やっぱりこの子達の保護者だ。 君達も座りなさい」といって、リオンとレイモンドも座る。
リオンとレイモンドとしては、まさか自分のクラスの担任も同席するとは思っておらず、女がいる事で既に機嫌の悪いシュンがキレないかが心配で、冷や冷やである。
って、言うか既にイライラしてるし。。
「んで、何の用だ?」というと、
男性教師が「目上への言葉遣いといい、君、ここは禁煙です!」とタバコをくわえている俺に指摘してきた。
(目上って、俺のほうが何百倍も年上だが。。。 って、女いるし最悪だ。 カールにすりゃよかった)とさらにイライラしている。
「たくよ、めんどい」といって、タバコを消し「これでいいんだろ、先話を進めろ!」と命令口調でいっておく。
男性教師は、そんなシュンの態度にわらわらと震えているが、なんとか抑えている。
「彼らが授業をさぼっている件ですが、反省文を書いても反省していないので、
保護者のあなたから授業に出るよう指導していただきたいのです!」と強い口調でいう。
「つまんねぇー授業でて意味あんのか? ただ、見学させられているだけってきーってっけど。
俺だったら、そんなの出ねーわ。 ってか、出なかったなー」って俺。
「彼らは精霊魔法が使えない。 見るのも勉強のうちです。」という男性教師だ。
「精霊魔法だけが、魔法じゃねぇーだろ」と呆れながら俺が言うと、男性教師が立ち上がる。
「平民風情が! まともな教育も受けていない貴方に何がわかるっていうんですか!」って叫びだしてるよ。
「うるせぇーぞ。 あ、面倒。 ダグラス呼んだからお前黙れ!」というと、扉が開き息を切らしたダグラスが現れる。
ダグラスは、ダグラスで、部屋の様子をみて言葉を詰まらせるのだった。
「君、この状況は?」と聞くダグラス。
「そこの学もない保護者に、そこの生徒達に授業へ参加するよう指導をお願いしたところ、
意味のない授業に参加する必要はないと。
精霊魔法だけが魔法じゃないと学がないのに言うものですから、こちらも少し強めにいっている所です。
保護者といってもとても若いですから」という男子教師。
それを聞いて頭が痛いダグラスだ。
「出ていない授業というのは? 全部ですか?」ってダグラス。
「魔法実技だけです」と答えたのは女性教師。
ダグラスが、さらに頭が痛いネタだと思い、この場をどうにかしなくてはと考える。
「はぁー。 だいだいの状況がわかりました。 シュン殿に学がないとは、笑うしかないですよ。」と少し項垂れ、そしてシュンのほうを向くダグラス。
「シュン殿、この度は大変申し訳ありません。 教師の教育なっておらず、大変ご面倒おかけいたしました」と深く頭を下げるのだった。
その姿をみた教師陣が「学園長! 平民に頭をさげるなんて、も」という前に、ダグラスが「黙りなさい!」と言葉を遮って、教師陣を一喝して黙らせる。
俺が、タバコに火をつけて一服する。
「ダグラスも大変だな。 今の教師っつのは、魔法をしらねぇー奴ばっかり? このまんまじゃ、廃れんぞ」
「そのようです。 私の監督不行届です。」と項垂れている。
「ようは、ガキどもが魔法使えればいいんだろ。 そーすりゃ、納得するってことだよな?」
ダグラスが驚き、申し訳なさそう「よろしいので?」というのだった。
「俺がやるわけじゃねぇーし、リオンもレイも証明できればいいんだろ?」と、怯えているリオンとレイモンドのほうへ向くと「「は、はい」」と答えるのであった。
怯えながらもハモるなよって俺は突っ込んでいる。
「ダグラス、案内しろ。 女はくんな。 くせぇーから」といって、俺は部屋を出た。
あれ以上、女のいる環境に居たくないからだ。
そして、シュンを追うリオンとレイモンド。
「あなたと君だけ来なさい! シュン殿は女性恐怖症なんだ」といって男性を指名し、いそいでシュンに追いかけ訓練場を案内するダグラスだった。
その様子をみて指名された男性教師たちも慌てて、ダグラス達を追いかけて訓練場へ向かうのであった。。
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