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3章:学園都市編

機嫌の悪いシリル

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Side:シリル

ギルドから食堂の中庭に転移し、部屋にはいる。 
俺シリルは独り言のように「制御乱れてんぞって、まだ書類があったぞ」といいながら、イヤーカフと魔力制御の一部を外し、机に向かい書類を片付けつつエールを呑んでいる。

急遽、人間社会で、しかも今日になって学園行くって事になって俺ちょっと不貞腐れてるぞ。
デニスだけ行くもとって思ってたんだぞ。 でも、任務内容かんがえると。。

って、俺、制御が乱れてるし、もう書類の山だぞ。

そしたら、俺の背後から漆黒の長い髪に、瞳の色は山吹色で、身長178CMでスタイルはよく容姿も絶世の美女が抱きついてきだぞ。
「シリル、会いたかった」
「ジャーサ、なんで来れただぞ?」って俺は、速攻突っ込んだ。 50年くらいこれないんじゃなかったのかだぞ。
「たまたまジョジュアが寝てな、シリルの様子見ようと思ったら魔界や神獣竜界とは違う世界にいるから、会いにきたんだ。 ここが人間社会か?」
俺がジャーサを自分の膝に座らせながら、「そうだぞ。 ちょっと、任務で今日きたんだぞ。」といいながら、ジャーサの首元に愛撫する俺。 
「せっかくだ。 われ、デートしたい」と目を輝かせながらいわれたぞ。
「夜も遅いから無理だぞ。 それに俺デートしたことないぞ。」
「そうなのか。 人間社会には海があるんだろ。 我、海見たい」
「この部屋、女性入室、退出禁止だぞ。 それに転移も禁止だぞ。」と苦笑いしながらいうと、ジャーサが不貞腐れながら「シュン殿の結界か。 うーむ、やるな」っていってるぞ。
「そういうことだぞ。 また今度だぞ。 今日、何時間いられるんだ?」
「今度はいつあるかわからん。 それに、時間軸が魔界より遅いから、あと6時間はいられるから、海みたかった」と残念そうにいわれたぞ。

「うーん、もうわかったぞ。 海のある島いくぞ。」というと、ジャーサが嬉しいそうに俺に抱きついてきた。
「本当か! 我、嬉しいぞ。 でも、どうやっていくんだ?」って聞いてきた。
「俺が一度、部屋から出て島に転移するんだぞ。 そうすれば、俺との繋がりでジャーサも移動出来るんだぞ。 この部屋に来たみたいにだぞ」
「その手があったな。 さっそく行こう」って言われて、俺は一度、中庭にでて島のログハウスに転移するのだった。

もちろん、念話でシュンさんには伝えてあり、弄られたのは言うまでもないんだぞ。
でも仕方ないんだぞ。

島に到着すると、すぐにジャーサもきて、海を見ながら大喜びするのだった。
 その姿を見ながら「俺、ジャーサに甘いんだぞ」とため息つきながらエールをのみつつも海ではしゃいでるジャーサを見ながら癒されいたりもする。

ジャーサと一緒海で遊びつつ、浜辺でセックスをしたり、俺が羽を広げて空でしたりと一晩セックスし、途中シュンさんが転送してくれたハンバーグとオムライスをたべたり朝日が昇りまで外で満喫したぞ。

朝日がある程度昇り、海の全容がみえるとジャーサ。
「海は、本当に広いな。 しょっぱいけど、また来たい」って言ってるぞ。
俺がタバコを吸いながら「また来ればいいんだぞ。 魔界にいても、次元で移動できるんだぞ」といっておいた。
「本当か。 うん? って事は、魔界に会いにきても、こっちにくれば時間軸が長いから長く一緒にいられたってことか。 シリル、なんで教えてくれない。」と不貞腐れるジャーサだぞ。
「お、すっかり忘れてたぞ。 俺、時間軸ぶれまくってるんだぞ」とニコニコしながら言っておいたぞ。
「そうだった。」ってジャーサに呆れられた。
「そろそろ帰らないとな」といいながら、俺に濃厚なキスをして、ジャーサが「シリルの制御も落ち着いたな」と笑顔でいわれたぞ。 気づいてたのかだぞ。 俺もニコニコしながら「おう、落ち着いたぞ」といってジャーサの頭を撫で抱きしめると、ジャーサが「シリル、また会いにくるな」といって消えるのだった。

残された俺は、タバコをすいながら、洗浄魔術で綺麗にしながら私服に着替えているとシュンさんからの念話がきて急いでタバコの火を消して食堂の中庭に転移していったん部屋に戻るのだった。

どうやら、ギルドに行かないといけないみたいだぞ。
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