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2章:ギルド編
その頃、傍観者達は
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それからさらに人界では半年経過。
ここは、神獣竜界の深層の森にあるログハウス。 俺シュンは、肉や野菜を串にさして、バーベキューの準備をしている。 もちろん、タバコをすいながら、片手にエールを持っている。
「アーク、リン、そろそろできんぞ」というと、何時ものようにエールをダースをもちながらログハウスから出てくるアークに、皿を多めにもってくるリンの姿がある。
すると、大魔王とシリルが「「ひさしぶりだ(ぞ)」」といって現れ、元竜王も「そろそろできたころじゃな」といって現れる。
「あはは、やっぱりいつものメンバーだな」ってアークが、みんなにエールを配り、リンも「ああ、平和だ」といって皿を配るのだった。 そうそう、ギルドで4年経過後は、結局俺たちはいつも通りの生活を送ってる。
「人間社会にいた分、魔界の間引きがあったから、ここに来るのは久しぶりだぞ」ってシリル。
「確かに、そうだけどよ。 なんだかんだで、3か月前にきてんだろ」って突っ込んでおいた。 魔界軸なら1か月前だ。
「そうだっかだぞ」といいながら、エールをのみ肉を頬張るシリル。 俺も人の事言えないけど、時間軸が一番くるってるのってシリルだと思うな。
「そういや、セロウノ大陸の2個目の地脈の支点が例のやつらにとられたんだった」って俺は肉食べながら言った。
「神獣達はどうしたんじゃ?」って大魔王。
「ああー、魔の森に避難させた。全部は無理だけどな」ってエール飲みながらいっておいた。
「まぁ、今の所おれらに関係ねぇーしな」というと、全員が頷きながら同意する。
あの俺の生まれ変わりだかって奴が王国の国王してるみたいだが、俺らにとっては些細な人間同士のいざこざに神獣が巻き込まれる程度で、結局目的がわからない今は傍観するしかないし、その上、人界での問題であって、俺たちの住居である神獣竜界、そしてシリルの統治する魔界には影響がないからな。
「シュン、この前、ジムから、魔の森の拠点に手紙きてたよな。 あれはいいのか?」ってアーク。
「あれだろ、魔道学園のやつ。 シリルに行かせてもよ、5度目の学園ってのがな」って俺。
「俺、今初めてきいたぞ。 てか、嫌だぞ」と不貞腐れながらエールを飲んでるシリル。 うん、嫌がると思ったから話さなかっただけだ。
「ジュールでも連れてけ」って大魔王。
「誰だぞ?」と首をかしげるとシリルだ。
「四天王候補生の1人じゃ」って大魔王。 なんか、大魔王のほうが魔界の組織図を知っているような気がするんだがって思うがあえて突っ込まないでいた。 シリルの奴、抜けてるからきっと名前覚えてないんだろうな。
「うーん、あ、魔皇帝の息子に頼むってのはどうだぞ? この前、手紙もらった時に、息子の事が書いてあったぞ。 魔大陸にも影響あるかもだぞ。 だったら、視察含めて連れていくってのはどうだぞ?」
「お、それいいな。 シリルってよ、こういう時は察しがいいな」って言っておこう。
「じゃぁ、シリルよろしくな」
「シュンさんとリンさんも行かないなら、俺行かないぞ」って不貞腐れている。
「冗談だって、イアス達の様子もみてぇーからな」というと、リンも「ああ、久ぶりだしな」と同意してる。
食事の後は、いつもの通り模擬戦というじゃれ合いが続くのだった。
ここは、神獣竜界の深層の森にあるログハウス。 俺シュンは、肉や野菜を串にさして、バーベキューの準備をしている。 もちろん、タバコをすいながら、片手にエールを持っている。
「アーク、リン、そろそろできんぞ」というと、何時ものようにエールをダースをもちながらログハウスから出てくるアークに、皿を多めにもってくるリンの姿がある。
すると、大魔王とシリルが「「ひさしぶりだ(ぞ)」」といって現れ、元竜王も「そろそろできたころじゃな」といって現れる。
「あはは、やっぱりいつものメンバーだな」ってアークが、みんなにエールを配り、リンも「ああ、平和だ」といって皿を配るのだった。 そうそう、ギルドで4年経過後は、結局俺たちはいつも通りの生活を送ってる。
「人間社会にいた分、魔界の間引きがあったから、ここに来るのは久しぶりだぞ」ってシリル。
「確かに、そうだけどよ。 なんだかんだで、3か月前にきてんだろ」って突っ込んでおいた。 魔界軸なら1か月前だ。
「そうだっかだぞ」といいながら、エールをのみ肉を頬張るシリル。 俺も人の事言えないけど、時間軸が一番くるってるのってシリルだと思うな。
「そういや、セロウノ大陸の2個目の地脈の支点が例のやつらにとられたんだった」って俺は肉食べながら言った。
「神獣達はどうしたんじゃ?」って大魔王。
「ああー、魔の森に避難させた。全部は無理だけどな」ってエール飲みながらいっておいた。
「まぁ、今の所おれらに関係ねぇーしな」というと、全員が頷きながら同意する。
あの俺の生まれ変わりだかって奴が王国の国王してるみたいだが、俺らにとっては些細な人間同士のいざこざに神獣が巻き込まれる程度で、結局目的がわからない今は傍観するしかないし、その上、人界での問題であって、俺たちの住居である神獣竜界、そしてシリルの統治する魔界には影響がないからな。
「シュン、この前、ジムから、魔の森の拠点に手紙きてたよな。 あれはいいのか?」ってアーク。
「あれだろ、魔道学園のやつ。 シリルに行かせてもよ、5度目の学園ってのがな」って俺。
「俺、今初めてきいたぞ。 てか、嫌だぞ」と不貞腐れながらエールを飲んでるシリル。 うん、嫌がると思ったから話さなかっただけだ。
「ジュールでも連れてけ」って大魔王。
「誰だぞ?」と首をかしげるとシリルだ。
「四天王候補生の1人じゃ」って大魔王。 なんか、大魔王のほうが魔界の組織図を知っているような気がするんだがって思うがあえて突っ込まないでいた。 シリルの奴、抜けてるからきっと名前覚えてないんだろうな。
「うーん、あ、魔皇帝の息子に頼むってのはどうだぞ? この前、手紙もらった時に、息子の事が書いてあったぞ。 魔大陸にも影響あるかもだぞ。 だったら、視察含めて連れていくってのはどうだぞ?」
「お、それいいな。 シリルってよ、こういう時は察しがいいな」って言っておこう。
「じゃぁ、シリルよろしくな」
「シュンさんとリンさんも行かないなら、俺行かないぞ」って不貞腐れている。
「冗談だって、イアス達の様子もみてぇーからな」というと、リンも「ああ、久ぶりだしな」と同意してる。
食事の後は、いつもの通り模擬戦というじゃれ合いが続くのだった。
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