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4章:復讐編
皇帝印なんてあるからいけないんだ
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「何を言ってやがる。 モーゼスは、3年前にゼバスとともに殺されたよ、そこの黒づくめの奴らにな。」
俺が、ゼバスとモーゼスの名前を出してから黙って青ざめてる黒づくめの奴らだ。 他にも何人か青ざめてる。
「僕は知らない。 なにを奴は言ってるだ、長。」
「ゼバスは、前陛下のそば付きの執事でした。 20年前、正妃がお亡くなりになった際に、正妃の指輪を盗み脱走。 その後、ゼバスと指輪を探し、ようやく3年前に魔導国家の学園にいるのを見つけ、その際、亡命していたモーゼスと共におり処分したまでです。」って長がいう。 こいつも保身の言い訳か?
「僕の母の形見を奪った犯罪者だ。皇国は亡命を認めてない。 犯罪者を処分しただけだ。 なんでこんな事をするだ!」ってエルビィン。
「本当に何も知らねぇんだな。 俺が顔を出してから黙ってるやつに聞けよ。」って俺。
というと、周りを見渡すエルビィン。
「兄さん、どういう事?」
「エルビィン、まさかと俺も信じられないんだが、彼が、彼の顔立ちが前陛下にそっくりなんだ。」って兄さんと呼ばれた奴。
「え! 僕にはわからないよ。」
「あははは、そりゃそうかもな。 ゼバスが宮廷を出たのは前陛下の願いだ。
その日、指輪と一緒に生まれたばかりの俺を託され、指輪は俺が3年前のあの日まで身につけてたんだよ!
あの日、影が襲撃しに来た時、狙いが指輪だってわかってゼバスとモーゼスは命かけて俺を逃したんだよ!
ぜーんぶ、てめぇーの皇帝印が薄いせいでな。」って俺。
「長、兄さん、彼が言っている意味がわからない。 どういう事?」
「エルビィン、 お前に余計な心配をかけたくなくて言わなかったんだが、エルビィンの皇帝印は、薄く、皇帝の祈りが弱すぎた。
祈りを強くするには、文献によると女神様から承った正妃の指輪が必要だった。
俺達兄弟は、行方を探し、ゼバスが所持している可能性があって探したが既にリンドバーグ伯爵領にいた痕跡を最後に行方不明になったんだ。
そしてエルビィンが王国の教会で祈りを捧げたときやや強くなり、魔導国家で更に強くなった。
それから、影に指輪が魔導国家にある事がわかり行方を探しとうとうゼバスを見つけた。
だが、俺は指輪の奪還だけ指示したはずだ。 長!」って兄って奴。
「仕方ないでしょ。 一緒にいたのが、モーゼスで、しかもゼスト村の生き残りのルカスもいた。
モータルとそこのリンドバーグの支持で抹殺命令がでたんすよ。
最後は遺体が酷くて、3人とも死んだと思ったのにな。 まさかルカスが生き残ってるとは。 おい、青年、俺は支持に従ったまでだ。 村人で、魔道具科のお前がこれ以上何ができる。 いい加減、投降しろ。 部下に、兵もここにやってくる!」って長だ。
拘束されてるのにやけに上から目線だな。
「え! もしかしてダニエルと仲良かった、魔道具科の生徒よね。 私、メアリーよ。 もう復讐はやめて。 」って王女様。 いや、今は、正妃か。
「何、勘違いしてんだてめぇーら。 部下も兵もここに来るまでの間に全滅させてんだ。 まだ気づかないとはな。 馬鹿だねぇー。」って俺は呆れながらいう。
「何をいう。 たかが村人が!」って長が喚く。
「うるせぇーな。」って、散弾銃で長の頭ぶっ飛ばした。 ついでにリンドバーグもな。
ぎゃーぎゃー喚いてるよ。 うるさい奴らは、銃で次々と殺した。
「やめて」
「やめろ」ってエルビィンが叫ぶ。
「うるせぇーな。 さっき言っただろ、ゼバスが指輪と一緒に俺を宮廷から連れ出したってな。 俺も皇帝印もってるんだよ!」って言ってやった。
そしたら青ざめてるよ。 頭悪いな。
「どういうこと?」
「エルビィン、お前が生まれた時、前陛下の正妃の間の子は、お前だけじゃない。 双子だったんだ!」って兄って奴。
「そう俺が片割れだ。」
「なんだよそれ。 僕は知らない。 じゃぁ皇帝の地位を奪いにきたのか?」ってエルビィン。
「馬鹿じゃねぇー。 んなもん興味ねぇーよ。」
「なんで?」
「無知ほど怖いもんねぇーよな。
俺の目的は、今まで俺の大切な家族を勝手に奪ったお前らの復讐と皇族の抹殺だ。
ちなみに、姉達はさっさと殺したしよ、それに宮廷はもう焼け落ちてんだ。
モーゼスが、仕込んだしな。 まぁ死んじまったがリンドバーグ伯爵領、いや公爵領の施設も破壊済みだ。
モーゼスのやつ自分が死んでから3年後によ、あいつが携わった全ての魔道具が破壊するように仕込んであんだよ。 」って俺。
モーゼスの奴も自身が命を狙われてる危険性を察していたのか、皇国内の全ての魔道具を起爆装置付きにしてあった。 モーゼスなりの反撃だ。
まったく知らなかったのか、今だ生き残ってる奴らは絶句している。
もう話す事がない俺は、兄らしき人とメアリーも殺した。
もう残るは皇帝陛下エルビィンのみだ。 俺は、奴から指輪を奪って、俺の首にかけた。
「メアリー、兄さん。。 何んで。 僕は何も知らなかったよ。」って泣き叫んでる。
俺はやつの眉間に銃を当てて、「無知に程があんじゃねーの。 俺は今、奪われる側から奪う側になったんだよ!」って言ってやった。
「僕は死にたくない、 助けて」と涙目流して嘆願してきた。
「遅い」って言って、俺はトリガーを引いて殺した。
そして最後に俺は起爆スイッチを押した。
崩れ始める礼拝堂。 崩れる女神像を見て。 ニタリ笑いながら、「くそ女神。 これで皇帝印はなくした。 人間をばかにすんじゃねぇ」って言っといた。
全ては元凶は、この女神が作ったステータスと、そして職業皇帝の存在だ。
俺の力じゃ、女神のステータスを排除する事はできないけど、皇族の家系さえ抹殺すれば、皇帝印の存在は消えてなくなる。
そして俺自身につけた爆弾の起爆スイッチを押した。
俺自身も抹殺の対象だ。
俺が、ゼバスとモーゼスの名前を出してから黙って青ざめてる黒づくめの奴らだ。 他にも何人か青ざめてる。
「僕は知らない。 なにを奴は言ってるだ、長。」
「ゼバスは、前陛下のそば付きの執事でした。 20年前、正妃がお亡くなりになった際に、正妃の指輪を盗み脱走。 その後、ゼバスと指輪を探し、ようやく3年前に魔導国家の学園にいるのを見つけ、その際、亡命していたモーゼスと共におり処分したまでです。」って長がいう。 こいつも保身の言い訳か?
「僕の母の形見を奪った犯罪者だ。皇国は亡命を認めてない。 犯罪者を処分しただけだ。 なんでこんな事をするだ!」ってエルビィン。
「本当に何も知らねぇんだな。 俺が顔を出してから黙ってるやつに聞けよ。」って俺。
というと、周りを見渡すエルビィン。
「兄さん、どういう事?」
「エルビィン、まさかと俺も信じられないんだが、彼が、彼の顔立ちが前陛下にそっくりなんだ。」って兄さんと呼ばれた奴。
「え! 僕にはわからないよ。」
「あははは、そりゃそうかもな。 ゼバスが宮廷を出たのは前陛下の願いだ。
その日、指輪と一緒に生まれたばかりの俺を託され、指輪は俺が3年前のあの日まで身につけてたんだよ!
あの日、影が襲撃しに来た時、狙いが指輪だってわかってゼバスとモーゼスは命かけて俺を逃したんだよ!
ぜーんぶ、てめぇーの皇帝印が薄いせいでな。」って俺。
「長、兄さん、彼が言っている意味がわからない。 どういう事?」
「エルビィン、 お前に余計な心配をかけたくなくて言わなかったんだが、エルビィンの皇帝印は、薄く、皇帝の祈りが弱すぎた。
祈りを強くするには、文献によると女神様から承った正妃の指輪が必要だった。
俺達兄弟は、行方を探し、ゼバスが所持している可能性があって探したが既にリンドバーグ伯爵領にいた痕跡を最後に行方不明になったんだ。
そしてエルビィンが王国の教会で祈りを捧げたときやや強くなり、魔導国家で更に強くなった。
それから、影に指輪が魔導国家にある事がわかり行方を探しとうとうゼバスを見つけた。
だが、俺は指輪の奪還だけ指示したはずだ。 長!」って兄って奴。
「仕方ないでしょ。 一緒にいたのが、モーゼスで、しかもゼスト村の生き残りのルカスもいた。
モータルとそこのリンドバーグの支持で抹殺命令がでたんすよ。
最後は遺体が酷くて、3人とも死んだと思ったのにな。 まさかルカスが生き残ってるとは。 おい、青年、俺は支持に従ったまでだ。 村人で、魔道具科のお前がこれ以上何ができる。 いい加減、投降しろ。 部下に、兵もここにやってくる!」って長だ。
拘束されてるのにやけに上から目線だな。
「え! もしかしてダニエルと仲良かった、魔道具科の生徒よね。 私、メアリーよ。 もう復讐はやめて。 」って王女様。 いや、今は、正妃か。
「何、勘違いしてんだてめぇーら。 部下も兵もここに来るまでの間に全滅させてんだ。 まだ気づかないとはな。 馬鹿だねぇー。」って俺は呆れながらいう。
「何をいう。 たかが村人が!」って長が喚く。
「うるせぇーな。」って、散弾銃で長の頭ぶっ飛ばした。 ついでにリンドバーグもな。
ぎゃーぎゃー喚いてるよ。 うるさい奴らは、銃で次々と殺した。
「やめて」
「やめろ」ってエルビィンが叫ぶ。
「うるせぇーな。 さっき言っただろ、ゼバスが指輪と一緒に俺を宮廷から連れ出したってな。 俺も皇帝印もってるんだよ!」って言ってやった。
そしたら青ざめてるよ。 頭悪いな。
「どういうこと?」
「エルビィン、お前が生まれた時、前陛下の正妃の間の子は、お前だけじゃない。 双子だったんだ!」って兄って奴。
「そう俺が片割れだ。」
「なんだよそれ。 僕は知らない。 じゃぁ皇帝の地位を奪いにきたのか?」ってエルビィン。
「馬鹿じゃねぇー。 んなもん興味ねぇーよ。」
「なんで?」
「無知ほど怖いもんねぇーよな。
俺の目的は、今まで俺の大切な家族を勝手に奪ったお前らの復讐と皇族の抹殺だ。
ちなみに、姉達はさっさと殺したしよ、それに宮廷はもう焼け落ちてんだ。
モーゼスが、仕込んだしな。 まぁ死んじまったがリンドバーグ伯爵領、いや公爵領の施設も破壊済みだ。
モーゼスのやつ自分が死んでから3年後によ、あいつが携わった全ての魔道具が破壊するように仕込んであんだよ。 」って俺。
モーゼスの奴も自身が命を狙われてる危険性を察していたのか、皇国内の全ての魔道具を起爆装置付きにしてあった。 モーゼスなりの反撃だ。
まったく知らなかったのか、今だ生き残ってる奴らは絶句している。
もう話す事がない俺は、兄らしき人とメアリーも殺した。
もう残るは皇帝陛下エルビィンのみだ。 俺は、奴から指輪を奪って、俺の首にかけた。
「メアリー、兄さん。。 何んで。 僕は何も知らなかったよ。」って泣き叫んでる。
俺はやつの眉間に銃を当てて、「無知に程があんじゃねーの。 俺は今、奪われる側から奪う側になったんだよ!」って言ってやった。
「僕は死にたくない、 助けて」と涙目流して嘆願してきた。
「遅い」って言って、俺はトリガーを引いて殺した。
そして最後に俺は起爆スイッチを押した。
崩れ始める礼拝堂。 崩れる女神像を見て。 ニタリ笑いながら、「くそ女神。 これで皇帝印はなくした。 人間をばかにすんじゃねぇ」って言っといた。
全ては元凶は、この女神が作ったステータスと、そして職業皇帝の存在だ。
俺の力じゃ、女神のステータスを排除する事はできないけど、皇族の家系さえ抹殺すれば、皇帝印の存在は消えてなくなる。
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