【白銀の黒帝 23】俺の職業は、最弱と村人、そして村人はの俺は。

八木恵

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3章:魔道国家編

若き皇帝

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「陛下ぁーん、 どうか、お許し。。はぁはぁ、これ以上は。」
「うん、いいよ。 でも君も痴女だよね。 勝手に僕の仮眠室にきて服を脱ぎだすんだもん。 
僕の休憩を邪魔しないで欲しいな。」
「え! でも、陛下が。。」
「影」

「はっ」っと黒づくめの物達が数名現れる。
「そこの女連れてって。」って僕。
黒づくめの男達が女を拘束、猿ぐつわをはめ宮廷の隠し通路へ女を連れて行く。

「長、いつも悪いね」
「いえ、陛下のお気に入りのカップを台無しにしたあの小娘が悪く。 処理はこちらで」
「本当だよ。 姉さんからもらったのに。 まぁ、少しは可愛いから口でいかせてもらおうって思ったら、下手だしすぐ飽きたよ。 適当にね」
「御意。」っていい去っていく。

それを見て、僕は執務室へいく。 兄さんと宰相のモータル公がいた。
「陛下、粗相した侍女は?」って兄さん。
「うん? 彼女なら、許して暇を与えたよ。 ちょっと僕は、その後、疲れちゃってね、仮眠させてもらったよ。」
「エルビィンは、優しいな。 僕からも妹に言っておくよ」って兄さんがいう。
「ありがとう兄さん。 姉さんには僕も後で手紙かくよ。 でも、2人してどうしたの?」
「そろそろ陛下に、婚約者を決めていただきたく。 あと外交も」ってモータル公。
「またその話? 僕 17歳だし。 18歳まで待ってくれるって話しじゃ。 ほら、ララちゃんだっけ、正妃むかえたら側室にするって決まったでしょ。」って僕。 
僕は皇帝とういう立場で、正直、自身の結婚相手も自由に選ぶ事ができない。
「エルビィン、そうなんだが。 今年、不作が見込まれていて、他国の支援がひつようなんだ。 王国の第二王女との婚約の話しがでてるんだ。」って兄さん。
「えー、王国って女神様信じてないんでしょ。 そんな国の王女なんてやだよ。 それに、この前ちゃんと女神様に豊潤の祈りささげたよ。」

「ええ、陛下のおっしゃることはわかります。 婚約にむけて王女のステータスを確認してところ、レベル300 職業 聖女です。 皇国にとっても悪い話しではないかと」ってモータル公。

職業が聖女か。 悪くないかも。 でもだよ。

「エルビィン、彼女は、エルビィンより1つ上で、王国随一の美姫だってうわさだ。 」って兄さんが、王女の絵姿とプロフィールを見せてくれた。  けっこう綺麗な人だ。

「彼女、魔導国家の学園にいるんだ。 いいな、僕1年半しか学園行けなかったし。 まぁいいよ。 政略結婚は皇族の務めだし、話し進めておいて。」って僕。
綺麗だし、聖女だし、しかたないかって僕は妥協じゃないけど、皇帝としての務めとして半ばあきらめてる。

「エルビィン、すまないな。 で王国の国王から、顔合わせもあって来月王国に招待されてる。 断れなくってな。 俺とモータル公の嫡男も同行予定だ。」って兄さん。

「うん。 わかった。 まだ政務も半人前で兄さん達にまかせっきりだからね。 よろしくね。」って笑顔を見せておいた。

って事で、僕はあんま行きたくないけど、皇帝として外交もしないと行けないしね。 
こうして僕は、初の外交のため外遊にむったんだ。
そして顔合わせであったメアリー王女は、綺麗で胸でかくて僕の好みのタイプ。 
ララは、聖騎士だからなの胸ないし、引き締まってるんだよね。 
メアリー王女と対面したら、向こうも満更じゃなかったし、「はぅー」とかいって可愛かった。 2人の時に、ちょっと弱みをいったら「一生そばにいます。」だって。

本当は、僕の成人をまってから結婚だったけど、早く中出ししたかったから彼女の卒業後すぐ結婚した。 
そう言えば外遊中、王都の教会で、簡易的な婚姻で祈りを捧げたらいつもより力を使えたな。 
その後、影が調べたら先代の王妃の指輪が見つかったんだ。 今は、僕の胸元にある。 
不思議なことに、皇帝印も濃くなった。 まぁお守りかな。

初夜はメアリーも恥ずかしそうだったけど、その日は優しく抱いた。 
徐々に調教していったら、今は自分から奉仕してくれるし、股ひらくしね。
更に僕好みになった。

あれから何年経過したんだっけ、ララはそういや遠征に行かせた時に戦死した。 
せっかく剣聖にしてあげたのにね。 僕はララとは一度もセックスしてないよ。 
モータル公爵は、娘だっていってたけど、僕は彼女が平民だって知っていた。
さすがに平民との間に子供とか、その前に僕が穢れたくないから触りもしなかったよ。 
戦死したのは、側室になる前で僕としては助かった。

お陰で、今まで煩いモータル公爵も失脚させる事できたし、兄さん達も喜んでた。

なんで、こうなってるの? 僕は、今、礼拝堂にいる。
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