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5章:その後の俺とユキ

俺とユキは自由きままな人生して死んだ。

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今世も俺とユキは、一緒に深い眠りにはいったはず。

俺が目を覚ました。
「俺、死んだよな?」
「私も。 ロイ、若返ってる。」
「ユキもだぞ」
ヌト:「わいもやんす」

ヌトも全盛期だ。 はて、ここはどこだ?

「「本当にもしわけありませんでした!」」ってザ、土下座してる青年2人。 まじ神々しいけど。。 

「模写世界作ったら、あんなちぐはぐでするとは」っていう。 ふむ、こいつがあの世界作ったのか。
「だから、ちょっと強めの魂をと思い入れたら、元夫婦とは知らず、いろいろ面倒をかけました。」ともう1人。

こいつが転生させたのか。
「んで、この状況は?」
「あまりにも強い魂なので、転生の輪から外すしか。」
ほう、なるほど。
「本来なら、神界での生活なのですが、ロイ殿の加護が馴染み過ぎて、ちょっと神界には入れずでして。」
ノアールの加護か。

「「地獄で、後は詳しい話しを」」

おいおい、どういう事だよ。

◇◇◇
それで、勝手に俺らは地獄に落とされた。 っていうか、移動だ。

「ロイさん、ユキさん、ヌト君ですね。」って羊顔の執事だ。
「「「そう(やんす)」」って振り向けば、黒髪に黄土色の瞳で肌は浅黒い10代前半の少年だ。
「ヌトか?」
「はい、人化したやんす。」
「ロイのちっちゃい版ね」ってユキ。 確かに似てる。

「ロイさんの魔力で2度も育った影響でしょう」って羊君
「「なーるほど」」

そして、連れてこられたのは、和式だ。
和式の部屋には、ノアールとルーシ、他、厳ついけど20代の青年と、かわいかっこいい系の10代後半で少年だ。
みんな寛いでるって俺らもだけど。
「ロイは、俺とルーシ似には会ったけど、ユキとヌトは初めましてだな。 俺が地獄の管理者で、サタンことノアールで、こっちが嫁のルシファーことルーシ。 んで、珍獣のグリフィンのグリに、黒竜のヴォルだ。」
「われがルーシだ」って黒髪のものすごい美女。
「俺がグリな」って20代の青年
「俺がヴォルっす」って10代後半の少年だ。

「俺がロイで、んでこっちがユキ、でこのちっちゃいのがさっき人化したヌト。」
「ロイの妻のユキですわ。」
「ヌトやんす。」

ノアール、人外離れしてるけど、ユキは俺でいいのか。 俺もユキと一緒ならいいしな。

「んで、お前らきた理由は、ロイにやった加護が馴染み過ぎて、神界におけないのと、ヌトはロイ魔力で神界にいれないし、ユキもロイとの繋がりが強すぎてだな、まさかこうなるとは予想外。」
「ノアールよ、加護を与えるのは気をつけろといったが。」
「仕方なかったしな。 そんで、ロイはなんだかんだで、俺の剣術をまぁまぁだが身につけてしまい、人外になってるわだ。 という事で、地獄もやたらと最近忙しくて俺ら休みないわけだ。」
って周りも頷く。

「そして、ユキはなーんと、服作れる。 これ俺たち重要。」
「「「重要」」」ってルーシ、ヴォル、グリ。

「しかも、着物もだ。」
「機織り機があれば、糸から反物でつくれますよ。」ってユキ。

「それ、すでに俺の次元にはいってる」って突っ込む俺。

「完璧だな。 ってわけで、地獄も人材不足してたから、ロイは副官で、俺たちと旅してもいいし、お前らも自由きままに地上へ行っても平気。 まぁ旅ぐらいで、あんまりかき乱すと羽虫が来るからな。 ここは、お前らの住む居住エリアだ。 地獄も住めば都。」

ふむ、確かに寛ぎ空間。 最高だね。
「つまり、ここを拠点に、ユキと人生スローライフをってことか?」って聞く俺。
「そういうことだ。 永劫に。」ってニヤリ笑うノアール。

「んじゃぁいいか。」って俺だ。 「私もですわ。」「わいもやんす」
ってわけで、俺たちは地獄でのスローライフになった。
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