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4章:アスタ王国編
アスタ王国VS ステラ王国
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ここは、アスタ王国北東、深層の森手前に広がる平原と小高い丘がある。
アスタ軍、マックベイン陛下率いる騎馬及び歩兵隊約15万に対して、ステラ軍は2万だ。
数で圧勝しているアスタ王国軍は、余裕の陣営で構えていた。
しかし、アスタ軍は、進軍できないでいる。
「ふざけるな!」ってマック。
「陛下、まさか地の利を使って、落石、丘を下ればに鉄槍が柵で発射だ。 既に、こちらは、2万の兵が死亡だ。」ってランドル。
「深層の森の迂回は?」
「先遣隊100名が魔獣により死亡。」って言うのは、グレイク。
「他の迂回は?」
「そ、それが、傭兵団50名に、2000名がやられました。 迂回も狭く、既に封じられてます。」って兵士だ。
ニッチもさっちもいかない状況。
◇◇◇
Side:パウロとラウロ
お久しぶり、俺ラウロだ。
ロイとユキさん死んで、俺は凱旋パレード中に、魔武器の弓でむかつく国王とアルパーノを射抜いた。 近衛兵やらは、侵入してたエルーマが殺害。
その後、ロイが私財使って設立した冒険者ギルドに登録、というよりその前に登録済みだった。 ロイ、凄すぎだ。 いろいろ準備してあって、アナキー公国の建国もだ。 フレディさんといろいろしてると思ってたら、まさかの独立準備だった。
フレディさん曰く、当初は鉱山の町の要塞化をしてたらしいが、アルパーノの屑によって犠牲になる人達を救うとなると、ホワーズ、キンバリーでは賄えなく、ロイがヌトにのって発見したキンバリーとビィーン領の間の地を開拓したらしい。 そして、米、大豆必須だろって、ビィーン領を巻き込んだらしい。 ちょうどウィーザー家の領だった。
なんで、独立したかって、そりゃお花畑の運営する国じゃつまらんだろっていう理由だ。
実際、アスタ王国は、つまらない国になってるようだ。 俺とパウロは一応お尋ね者だし。
「ロイの言ってた、自由きままな人生って、冒険者しながら旅だったんだな」
って俺とパウロは、この数年、冒険者しながら各ギルドの運営を確認していた。
「だな。 にしても、無いから作るってロイだよな。 でもよ、アスタのヤツら、撤退しねぇのかよ」
そう、俺ら一応ギルドの依頼でステラ王国へ進軍するアスタ軍の進軍妨げるため傭兵として雇われている。
「ただいま」ってエルーマだ。 もう女装やめて、髪も短くしてどう見ても男だ。 いや、パウロと各地娼婦に行ってわかったかも。
「どうだった? 撤退しないのか?」ってパウロ。
「しないみたいよ。 深層の森を刺激しないように、ロイ君がもしもの時で計画してあった落石と投擲でステラ軍には攻防してもらってるのに。」ってエルーマ。
「「はぁー、アスタ王国内でお花畑してればいいのにな」」ってパウロとハモった。
「だよね。 僕もギルド長しつつ楽しんでたのに」
「大オアシスいったか?」ってパウロ。
「いった、いった。 踊り子に、ストリップショー、あとカジノ♪ ギルドの慰安旅行でいったよ。 ロイ君がいった通り、すぐラドナに返却するって本当だったね。 ラドナ国の国王が爆笑してたよ。」
「キンバリーが水晶止めれば、ラドナしかないからな。」
「それにしても、僕が笑ったのが、王族と貴族の初夜の儀だ。」
「あーあ、あの入れるだけってやつな。 んで、女は慣れるまで何入れられてるかわからず、見ると卒倒するってやつな。」ってパウロ
「おかしな国だよな。」
「だよね。 フローレアなんてまだ泣き叫んでるみたいだ。 ソチンの早漏なのに。」
「「呆れる」」しか言えない。
俺とパウロは、ロイに言われて指定の娼婦宿にフレディに連れてかれた。 今となってはいい思い出だ。
なんて下らない話ししつつも、俺らは傍観しつつ、ちょこちょこアスタ国が撤退するのを待ってた。
アスタ軍、マックベイン陛下率いる騎馬及び歩兵隊約15万に対して、ステラ軍は2万だ。
数で圧勝しているアスタ王国軍は、余裕の陣営で構えていた。
しかし、アスタ軍は、進軍できないでいる。
「ふざけるな!」ってマック。
「陛下、まさか地の利を使って、落石、丘を下ればに鉄槍が柵で発射だ。 既に、こちらは、2万の兵が死亡だ。」ってランドル。
「深層の森の迂回は?」
「先遣隊100名が魔獣により死亡。」って言うのは、グレイク。
「他の迂回は?」
「そ、それが、傭兵団50名に、2000名がやられました。 迂回も狭く、既に封じられてます。」って兵士だ。
ニッチもさっちもいかない状況。
◇◇◇
Side:パウロとラウロ
お久しぶり、俺ラウロだ。
ロイとユキさん死んで、俺は凱旋パレード中に、魔武器の弓でむかつく国王とアルパーノを射抜いた。 近衛兵やらは、侵入してたエルーマが殺害。
その後、ロイが私財使って設立した冒険者ギルドに登録、というよりその前に登録済みだった。 ロイ、凄すぎだ。 いろいろ準備してあって、アナキー公国の建国もだ。 フレディさんといろいろしてると思ってたら、まさかの独立準備だった。
フレディさん曰く、当初は鉱山の町の要塞化をしてたらしいが、アルパーノの屑によって犠牲になる人達を救うとなると、ホワーズ、キンバリーでは賄えなく、ロイがヌトにのって発見したキンバリーとビィーン領の間の地を開拓したらしい。 そして、米、大豆必須だろって、ビィーン領を巻き込んだらしい。 ちょうどウィーザー家の領だった。
なんで、独立したかって、そりゃお花畑の運営する国じゃつまらんだろっていう理由だ。
実際、アスタ王国は、つまらない国になってるようだ。 俺とパウロは一応お尋ね者だし。
「ロイの言ってた、自由きままな人生って、冒険者しながら旅だったんだな」
って俺とパウロは、この数年、冒険者しながら各ギルドの運営を確認していた。
「だな。 にしても、無いから作るってロイだよな。 でもよ、アスタのヤツら、撤退しねぇのかよ」
そう、俺ら一応ギルドの依頼でステラ王国へ進軍するアスタ軍の進軍妨げるため傭兵として雇われている。
「ただいま」ってエルーマだ。 もう女装やめて、髪も短くしてどう見ても男だ。 いや、パウロと各地娼婦に行ってわかったかも。
「どうだった? 撤退しないのか?」ってパウロ。
「しないみたいよ。 深層の森を刺激しないように、ロイ君がもしもの時で計画してあった落石と投擲でステラ軍には攻防してもらってるのに。」ってエルーマ。
「「はぁー、アスタ王国内でお花畑してればいいのにな」」ってパウロとハモった。
「だよね。 僕もギルド長しつつ楽しんでたのに」
「大オアシスいったか?」ってパウロ。
「いった、いった。 踊り子に、ストリップショー、あとカジノ♪ ギルドの慰安旅行でいったよ。 ロイ君がいった通り、すぐラドナに返却するって本当だったね。 ラドナ国の国王が爆笑してたよ。」
「キンバリーが水晶止めれば、ラドナしかないからな。」
「それにしても、僕が笑ったのが、王族と貴族の初夜の儀だ。」
「あーあ、あの入れるだけってやつな。 んで、女は慣れるまで何入れられてるかわからず、見ると卒倒するってやつな。」ってパウロ
「おかしな国だよな。」
「だよね。 フローレアなんてまだ泣き叫んでるみたいだ。 ソチンの早漏なのに。」
「「呆れる」」しか言えない。
俺とパウロは、ロイに言われて指定の娼婦宿にフレディに連れてかれた。 今となってはいい思い出だ。
なんて下らない話ししつつも、俺らは傍観しつつ、ちょこちょこアスタ国が撤退するのを待ってた。
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