91 / 133
3章:従軍編
邪竜じゃないけど、黒竜の討伐
しおりを挟む
それから2ヶ月、俺らグリム・ノアは、ステラ王国へ諜報へ行かされたり、ラブナ国へ行ったりだ。 つ
いでに、ラブナ国にあるフィッシャー領の臨海都市フィッシャー街は、魚介類の宝庫で、ユキとはしゃいで魚介食べまくったり、魚介類大量購入した。
アスタ王国は内陸の国で、川魚しか手に入らないからな。
んで、今、俺達グリム・ノアは、フィシャー領にあるアルム村にいる。
「アルパーノの旦那も、さっさとロイ案採用しろだ」っていうのは、5番小隊の隊長ガリオ。 厳つい顔して、頭ネジいっちゃってるが俺とユキから見れば常識人だ。
「王太子が俺の事を嫌ってんし、アルパーノのも同じだろ。 騎士団の案で上手く行けばいいって思ってたんじゃねぇー。」って俺、タバコに火をつけて一服してる。
「お前に、村襲撃の予測候補地出させるだけ出してか。 ったく、俺らには関係ねぇーが、何個村つぶした?」ってガリオもタバコをくわえてる。
「ロイが推測まで5個、推測してから5個、追撃失敗が2回。 投石機の台数3台で挑み失敗、2台追加でロイの改良機でやって失敗ですわ。」ってユキ。
「んで、俺らはただ今、騎士団に扮して投擲機の所で討伐補助ってわけだ」って俺。
「キンバリー子爵、すげぇーな、あっという間に作りあげて」って10mの槍。 全部、鋼と鉄、尖端部分にはチタンとダイヤだ。
「1ヶ月じゃ無理に決まってんだろ。」って言っておく。
「そんな事したら、職人全員投入で、寝ずの重労働ですわ。」
「じゃぁ、まさか」
「計画段階から、試作機、本場用まで6ヶ月だ。 いつでも発注こい状態まちしてたんだよ。 まぁ、親父はちゃっかり国から緊急開発費もらってんがな。」
親父、そこはしっかりだ。 まぁ試作機段階で、新たな製鉄加工入れるから発注こなくても技術開発になるってんでノリノリだったらしい。 フレディ情報。
最近じゃ、不仲だった親父とお袋の中も改善で、アニータとも仲がいいらしい。 エリオット情報だ。 エリオットが上手く取り持ったみたいだ。
「輸送と組み立てでバラク商会も絡んで、商会も潤ってますわ」ってユキ。
「ククク、アルパーノの旦那も、国も全く気づかずってやつか。 やるな、キンバリー子爵当主」ってガリオ。
「ぐぎゃー」って黒竜さんのお出ましだ。
全長10m、って迫力あんが、ヌトの最大より小降りだな。
ヌト:「やっぱ、知能のない羽付きトカゲやんす」
俺:「だよな。 邪竜やらヒュドラと比べると迫力ないな。」
ヌト:「ないっすやんす。」
「ラウロ、角度60度、3時方向」って無線機で違う場所の投擲機にいる、ラウロとパウロ、エマに指示。
「ガリオ、こっちは70度で、10時だ」って指示で、回転と標準合わせ。
王太子直轄の騎士団約100名は、いろんな所で待機してる。
投石も飛んでるよ。
「「発射」」ってラウロの声も聞超えて、同時に槍飛んだ。
「ぐきゃーーー」って、飛んでる両翼貫いて刺さった。
「ちょっと威力ありすぎたか?」ってタバコふかしつつ、「さすが竜、地上の着地は平気ね。」
「ネット部隊!」って大声出せば、ガリオの小隊が手前で発射。
ネットは、無事黒竜に絡まり、怒涛のを組んだマックベイン率いる騎士団が討伐開始。 動けないようにネット重り付き。 しかも、ちゃっかりネット発射時に黒竜に重力魔法かけた。
俺、タバコに火をつけつつ、「ここまでお膳立てしたんだから、ちゃんと討伐しろよな。」って光景眺めてる。
20分後か、マックベインの大剣が貫いて「ぐぎゃーーー」って黒竜の断末魔だ。
「「「邪竜、討伐だ!!」って、マックベインが中央で剣あげてる。
英雄誕生の日だな。
って、それ邪竜じゃないからって心の中で突っ込んでおいた。
◇◇◇
俺らは、機材撤収部隊として王都帰還。
帰還して数週間もしないうちに、アルパーノの指示で巨大闇組織、鹿鳴会の本拠地の撲滅だ。
他、小隊もいて、俺らは皆無事帰還だけど、何個かの小隊は、負傷者、死亡者が出た。
ガリオの小隊も数名の負傷者だ。 なんせ、本拠地には600の猛者に、小隊の投入は4部隊で40人だ。
アルパーノの屑だ。 死地に平気で、俺ら小隊を投入だ。
なんとしても、俺らを殺したいようだ。 しかーし、死亡フラグ回避してやった。
いでに、ラブナ国にあるフィッシャー領の臨海都市フィッシャー街は、魚介類の宝庫で、ユキとはしゃいで魚介食べまくったり、魚介類大量購入した。
アスタ王国は内陸の国で、川魚しか手に入らないからな。
んで、今、俺達グリム・ノアは、フィシャー領にあるアルム村にいる。
「アルパーノの旦那も、さっさとロイ案採用しろだ」っていうのは、5番小隊の隊長ガリオ。 厳つい顔して、頭ネジいっちゃってるが俺とユキから見れば常識人だ。
「王太子が俺の事を嫌ってんし、アルパーノのも同じだろ。 騎士団の案で上手く行けばいいって思ってたんじゃねぇー。」って俺、タバコに火をつけて一服してる。
「お前に、村襲撃の予測候補地出させるだけ出してか。 ったく、俺らには関係ねぇーが、何個村つぶした?」ってガリオもタバコをくわえてる。
「ロイが推測まで5個、推測してから5個、追撃失敗が2回。 投石機の台数3台で挑み失敗、2台追加でロイの改良機でやって失敗ですわ。」ってユキ。
「んで、俺らはただ今、騎士団に扮して投擲機の所で討伐補助ってわけだ」って俺。
「キンバリー子爵、すげぇーな、あっという間に作りあげて」って10mの槍。 全部、鋼と鉄、尖端部分にはチタンとダイヤだ。
「1ヶ月じゃ無理に決まってんだろ。」って言っておく。
「そんな事したら、職人全員投入で、寝ずの重労働ですわ。」
「じゃぁ、まさか」
「計画段階から、試作機、本場用まで6ヶ月だ。 いつでも発注こい状態まちしてたんだよ。 まぁ、親父はちゃっかり国から緊急開発費もらってんがな。」
親父、そこはしっかりだ。 まぁ試作機段階で、新たな製鉄加工入れるから発注こなくても技術開発になるってんでノリノリだったらしい。 フレディ情報。
最近じゃ、不仲だった親父とお袋の中も改善で、アニータとも仲がいいらしい。 エリオット情報だ。 エリオットが上手く取り持ったみたいだ。
「輸送と組み立てでバラク商会も絡んで、商会も潤ってますわ」ってユキ。
「ククク、アルパーノの旦那も、国も全く気づかずってやつか。 やるな、キンバリー子爵当主」ってガリオ。
「ぐぎゃー」って黒竜さんのお出ましだ。
全長10m、って迫力あんが、ヌトの最大より小降りだな。
ヌト:「やっぱ、知能のない羽付きトカゲやんす」
俺:「だよな。 邪竜やらヒュドラと比べると迫力ないな。」
ヌト:「ないっすやんす。」
「ラウロ、角度60度、3時方向」って無線機で違う場所の投擲機にいる、ラウロとパウロ、エマに指示。
「ガリオ、こっちは70度で、10時だ」って指示で、回転と標準合わせ。
王太子直轄の騎士団約100名は、いろんな所で待機してる。
投石も飛んでるよ。
「「発射」」ってラウロの声も聞超えて、同時に槍飛んだ。
「ぐきゃーーー」って、飛んでる両翼貫いて刺さった。
「ちょっと威力ありすぎたか?」ってタバコふかしつつ、「さすが竜、地上の着地は平気ね。」
「ネット部隊!」って大声出せば、ガリオの小隊が手前で発射。
ネットは、無事黒竜に絡まり、怒涛のを組んだマックベイン率いる騎士団が討伐開始。 動けないようにネット重り付き。 しかも、ちゃっかりネット発射時に黒竜に重力魔法かけた。
俺、タバコに火をつけつつ、「ここまでお膳立てしたんだから、ちゃんと討伐しろよな。」って光景眺めてる。
20分後か、マックベインの大剣が貫いて「ぐぎゃーーー」って黒竜の断末魔だ。
「「「邪竜、討伐だ!!」って、マックベインが中央で剣あげてる。
英雄誕生の日だな。
って、それ邪竜じゃないからって心の中で突っ込んでおいた。
◇◇◇
俺らは、機材撤収部隊として王都帰還。
帰還して数週間もしないうちに、アルパーノの指示で巨大闇組織、鹿鳴会の本拠地の撲滅だ。
他、小隊もいて、俺らは皆無事帰還だけど、何個かの小隊は、負傷者、死亡者が出た。
ガリオの小隊も数名の負傷者だ。 なんせ、本拠地には600の猛者に、小隊の投入は4部隊で40人だ。
アルパーノの屑だ。 死地に平気で、俺ら小隊を投入だ。
なんとしても、俺らを殺したいようだ。 しかーし、死亡フラグ回避してやった。
10
お気に入りに追加
173
あなたにおすすめの小説
婚約破棄してたった今処刑した悪役令嬢が前世の幼馴染兼恋人だと気づいてしまった。
風和ふわ
恋愛
タイトル通り。連載の気分転換に執筆しました。
※なろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、pixivに投稿しています。

龍神様に頼まれて龍使い見習い始めました
縁 遊
ファンタジー
毎日深夜まで仕事をしてクタクタになっていた俺はどうにか今の生活を変えたくて自宅近くの神社に立ち寄った。
それがまさかこんな事になるなんて思っていなかったんだ…。
え~と、龍神様にお願いされたら断れないよね?
異世界転生した主人公がいろいろありながらも成長していく話です。
ネタバレになるかもしれませんが、途中であれ?と思うお話がありますが後で理由がわかりますので最後まで読んで頂けると嬉しいです!
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。


【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

悪役令息に転生したけど、静かな老後を送りたい!
えながゆうき
ファンタジー
妹がやっていた乙女ゲームの世界に転生し、自分がゲームの中の悪役令息であり、魔王フラグ持ちであることに気がついたシリウス。しかし、乙女ゲームに興味がなかった事が仇となり、断片的にしかゲームの内容が分からない!わずかな記憶を頼りに魔王フラグをへし折って、静かな老後を送りたい!
剣と魔法のファンタジー世界で、精一杯、悪足搔きさせていただきます!

公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる