82 / 133
3章:従軍編
任命式らしいけど
しおりを挟む
王宮では、従軍配属の配属先の任命式されてるころ、俺たちアルパーノに言われた古書や資料整理の部署に文官服着てやって来た。
「君がロイス君、ユキアナさん達ね。 その奧の角が君達の配属だ」って受付のあと来た部の課長に連れてこられた。
ほうほう乱列した資料やら、本が積み上がってる。
「なかなかの場所ね。」ってユキ。
ここに来る間、陰口言われ放題。
「あれが出来損ない。 素行が悪くて末端配属か。」
「ユキアナさんも貧乏クジだな。 冷妃言われるだけあるな」
などなどだ。
「あそこが、君らの控室だ」って更に奧へ行くと3段ぐらいの階段があって扉がある。
「どうも。 んで、何すれば?」って俺。
「まず、ここの書庫整理、あと都度、上から必要な資料、文献を頼まれるからそれをこの中から探す。 それだけだ」って言われた。
まぁ給料なんて、僅かだ。 しかも小隊は出来高払いって馬鹿げてる。
「ぼろいソファーに、ローテーブルって、まじ冷遇だな。」ってパウロ。
「そんなの廃棄だ。」って言えば、パウロ、ラウロとエマで外の廃棄場へ持っていく。
俺は、他を片付けて盗聴やら盗撮ないか調べつつ、次元からソファー、テーブル、冷蔵庫、棚にコーヒーミルやらドリップ、あとポットなど魔道具出しておく。
「「「はぁーああ!」」」って戻ってきたパウロ、ラウロ、エマの驚きだ。
「控室って言っても快適空間が必要だろ」
「ええ、こんな事かと、事前に用意ですわ。」ってユキ。
「まぁ、ロイって事で」って納得する、パウロだ。
エマは早速コーヒー入れてくれてる。
俺は、タバコに火をつけて一服。 一応、小窓があるから換気してるけどな。
「にしても、アルパーノ、活動予算すくないな。」ってラウロだ。
「そこは、バラク商会からの援助で補填ですわ。」ってユキ。
まぁ、俺とユキの私財だけどな。 ユキもなんだかんだで私財ある。 魔道具開発の特許もザクザクはいってるしな。 結構下準備で散財してるが、それでもフレディ管理の俺の私財は常に3億を維持して、隠し私財は俺が10億、ユキ5億になっている。
そしてら、ユキが戦闘服やら、フード付きの外装やら出す。
「ユキさん、これは?」って驚くパウロ。
「グリム・ノアの活動用の戦闘服と外装です。 私がデザインして作りましたの」
「にしても、なんで外装の背中のデザイン、ちょっと派手じゃねぇーか?」って突っ込んだ。 なんせ、大鎌に黒翼で金糸がはいってる。 カラスの活動が真っ黒だから差別化だろう。
「グリムは、死神ですから、死神といえば大鎌です。 黒翼はヌトですね。」っていう。
ノアール自体も黒翼がある。 まぁ、繋がってた時に教えてくれたし、最後にノアール顕現したしな。 まじ、元人間かよっていう感じであそこまで容姿整ったやつ見た事ない。 長い黒髪を1つに束ねてあって、ややつり目だけど綺麗な金色の瞳だ。 まぁ、かなりの愛妻家で、あの屑天使と似ている嫁はノアールにとって極上の女だと。 まぁ、俺も似たもんか、ユキ以外は考えられないしな。
「でもいいな」ってラウロ。
「僕も気に入った」ってエマ。
皆、試着してる。
「防具は?」って試着しているパウロ。
「不要だ。 んなもんつけてたら重いし、邪魔だから、ある程度の防御と汚れ、魔法防御の付与付きだ。 外装に魔力流せば硬貨するって優れもんだ。」って、タバコふかしつついっておく。 うん、前世の俺、魔法陣勉強して良かった。 まじ、有能だ。
「そ、そうか。」って呆れるパウロ。
「ロイだから」「ロイ君だからね」ってラウロとエマだ。
「そういう事です。 ロイのする事にいちいち突っ込んだいたら、身が持ちません。 そういう者として認識するのがいいですわ。」ってユキ。
「まぁ、そんなわけで、準備は出来てるが、さっそく、書庫整理だな。」って担当する書庫の分類やら、リスト用のインデックスを渡していく。
「「「いつのまに」」」
「お前らが、外に出ている間に、ちょこっと書庫も見ておいた。 あと、事前にここに来てたし」
「でなきゃ、家具の大きさなどわかりませんから」
「「「納得~」」」ってわけで、その日は片付けてしつつ分類だな。
「君がロイス君、ユキアナさん達ね。 その奧の角が君達の配属だ」って受付のあと来た部の課長に連れてこられた。
ほうほう乱列した資料やら、本が積み上がってる。
「なかなかの場所ね。」ってユキ。
ここに来る間、陰口言われ放題。
「あれが出来損ない。 素行が悪くて末端配属か。」
「ユキアナさんも貧乏クジだな。 冷妃言われるだけあるな」
などなどだ。
「あそこが、君らの控室だ」って更に奧へ行くと3段ぐらいの階段があって扉がある。
「どうも。 んで、何すれば?」って俺。
「まず、ここの書庫整理、あと都度、上から必要な資料、文献を頼まれるからそれをこの中から探す。 それだけだ」って言われた。
まぁ給料なんて、僅かだ。 しかも小隊は出来高払いって馬鹿げてる。
「ぼろいソファーに、ローテーブルって、まじ冷遇だな。」ってパウロ。
「そんなの廃棄だ。」って言えば、パウロ、ラウロとエマで外の廃棄場へ持っていく。
俺は、他を片付けて盗聴やら盗撮ないか調べつつ、次元からソファー、テーブル、冷蔵庫、棚にコーヒーミルやらドリップ、あとポットなど魔道具出しておく。
「「「はぁーああ!」」」って戻ってきたパウロ、ラウロ、エマの驚きだ。
「控室って言っても快適空間が必要だろ」
「ええ、こんな事かと、事前に用意ですわ。」ってユキ。
「まぁ、ロイって事で」って納得する、パウロだ。
エマは早速コーヒー入れてくれてる。
俺は、タバコに火をつけて一服。 一応、小窓があるから換気してるけどな。
「にしても、アルパーノ、活動予算すくないな。」ってラウロだ。
「そこは、バラク商会からの援助で補填ですわ。」ってユキ。
まぁ、俺とユキの私財だけどな。 ユキもなんだかんだで私財ある。 魔道具開発の特許もザクザクはいってるしな。 結構下準備で散財してるが、それでもフレディ管理の俺の私財は常に3億を維持して、隠し私財は俺が10億、ユキ5億になっている。
そしてら、ユキが戦闘服やら、フード付きの外装やら出す。
「ユキさん、これは?」って驚くパウロ。
「グリム・ノアの活動用の戦闘服と外装です。 私がデザインして作りましたの」
「にしても、なんで外装の背中のデザイン、ちょっと派手じゃねぇーか?」って突っ込んだ。 なんせ、大鎌に黒翼で金糸がはいってる。 カラスの活動が真っ黒だから差別化だろう。
「グリムは、死神ですから、死神といえば大鎌です。 黒翼はヌトですね。」っていう。
ノアール自体も黒翼がある。 まぁ、繋がってた時に教えてくれたし、最後にノアール顕現したしな。 まじ、元人間かよっていう感じであそこまで容姿整ったやつ見た事ない。 長い黒髪を1つに束ねてあって、ややつり目だけど綺麗な金色の瞳だ。 まぁ、かなりの愛妻家で、あの屑天使と似ている嫁はノアールにとって極上の女だと。 まぁ、俺も似たもんか、ユキ以外は考えられないしな。
「でもいいな」ってラウロ。
「僕も気に入った」ってエマ。
皆、試着してる。
「防具は?」って試着しているパウロ。
「不要だ。 んなもんつけてたら重いし、邪魔だから、ある程度の防御と汚れ、魔法防御の付与付きだ。 外装に魔力流せば硬貨するって優れもんだ。」って、タバコふかしつついっておく。 うん、前世の俺、魔法陣勉強して良かった。 まじ、有能だ。
「そ、そうか。」って呆れるパウロ。
「ロイだから」「ロイ君だからね」ってラウロとエマだ。
「そういう事です。 ロイのする事にいちいち突っ込んだいたら、身が持ちません。 そういう者として認識するのがいいですわ。」ってユキ。
「まぁ、そんなわけで、準備は出来てるが、さっそく、書庫整理だな。」って担当する書庫の分類やら、リスト用のインデックスを渡していく。
「「「いつのまに」」」
「お前らが、外に出ている間に、ちょこっと書庫も見ておいた。 あと、事前にここに来てたし」
「でなきゃ、家具の大きさなどわかりませんから」
「「「納得~」」」ってわけで、その日は片付けてしつつ分類だな。
10
お気に入りに追加
175
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
婚約破棄してたった今処刑した悪役令嬢が前世の幼馴染兼恋人だと気づいてしまった。
風和ふわ
恋愛
タイトル通り。連載の気分転換に執筆しました。
※なろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、pixivに投稿しています。
死霊使いの花嫁
羽鳥紘
ファンタジー
死霊が住まうという屋敷で目覚めたミオは、自分が死霊使いである当主の花嫁であると聞かされる。覚えのないことに戸惑いながらも、当面の衣食住のため、ミオは当主ミハイルと契約を結ぶことにするが――◆小匙一杯ずつのラブとシリアスとコメディとバトルとミステリーとホラーが入ったファンタジー。番外編4コマ⇒https://www.alphapolis.co.jp/manga/452083416/619372892web◆拍手⇒http://unfinished-koh.net/patipati/ufpati.cgi
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
悪役令嬢に転生したので、剣を執って戦い抜く
秋鷺 照
ファンタジー
断罪イベント(?)のあった夜、シャルロッテは前世の記憶を取り戻し、自分が乙女ゲームの悪役令嬢だと知った。
ゲームシナリオは絶賛進行中。自分の死まで残り約1か月。
シャルロッテは1つの結論を出す。それすなわち、「私が強くなれば良い」。
目指すのは、誰も死なないハッピーエンド。そのために、剣を執って戦い抜く。
※なろうにも投稿しています
悪役令嬢でも素材はいいんだから楽しく生きなきゃ損だよね!
ペトラ
恋愛
ぼんやりとした意識を覚醒させながら、自分の置かれた状況を考えます。ここは、この世界は、途中まで攻略した乙女ゲームの世界だと思います。たぶん。
戦乙女≪ヴァルキュリア≫を育成する学園での、勉強あり、恋あり、戦いありの恋愛シミュレーションゲーム「ヴァルキュリア デスティニー~恋の最前線~」通称バル恋。戦乙女を育成しているのに、なぜか共学で、男子生徒が目指すのは・・・なんでしたっけ。忘れてしまいました。とにかく、前世の自分が死ぬ直前まではまっていたゲームの世界のようです。
前世は彼氏いない歴イコール年齢の、ややぽっちゃり(自己診断)享年28歳歯科衛生士でした。
悪役令嬢でもナイスバディの美少女に生まれ変わったのだから、人生楽しもう!というお話。
他サイトに連載中の話の改訂版になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる