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3章:従軍編
任命式らしいけど
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王宮では、従軍配属の配属先の任命式されてるころ、俺たちアルパーノに言われた古書や資料整理の部署に文官服着てやって来た。
「君がロイス君、ユキアナさん達ね。 その奧の角が君達の配属だ」って受付のあと来た部の課長に連れてこられた。
ほうほう乱列した資料やら、本が積み上がってる。
「なかなかの場所ね。」ってユキ。
ここに来る間、陰口言われ放題。
「あれが出来損ない。 素行が悪くて末端配属か。」
「ユキアナさんも貧乏クジだな。 冷妃言われるだけあるな」
などなどだ。
「あそこが、君らの控室だ」って更に奧へ行くと3段ぐらいの階段があって扉がある。
「どうも。 んで、何すれば?」って俺。
「まず、ここの書庫整理、あと都度、上から必要な資料、文献を頼まれるからそれをこの中から探す。 それだけだ」って言われた。
まぁ給料なんて、僅かだ。 しかも小隊は出来高払いって馬鹿げてる。
「ぼろいソファーに、ローテーブルって、まじ冷遇だな。」ってパウロ。
「そんなの廃棄だ。」って言えば、パウロ、ラウロとエマで外の廃棄場へ持っていく。
俺は、他を片付けて盗聴やら盗撮ないか調べつつ、次元からソファー、テーブル、冷蔵庫、棚にコーヒーミルやらドリップ、あとポットなど魔道具出しておく。
「「「はぁーああ!」」」って戻ってきたパウロ、ラウロ、エマの驚きだ。
「控室って言っても快適空間が必要だろ」
「ええ、こんな事かと、事前に用意ですわ。」ってユキ。
「まぁ、ロイって事で」って納得する、パウロだ。
エマは早速コーヒー入れてくれてる。
俺は、タバコに火をつけて一服。 一応、小窓があるから換気してるけどな。
「にしても、アルパーノ、活動予算すくないな。」ってラウロだ。
「そこは、バラク商会からの援助で補填ですわ。」ってユキ。
まぁ、俺とユキの私財だけどな。 ユキもなんだかんだで私財ある。 魔道具開発の特許もザクザクはいってるしな。 結構下準備で散財してるが、それでもフレディ管理の俺の私財は常に3億を維持して、隠し私財は俺が10億、ユキ5億になっている。
そしてら、ユキが戦闘服やら、フード付きの外装やら出す。
「ユキさん、これは?」って驚くパウロ。
「グリム・ノアの活動用の戦闘服と外装です。 私がデザインして作りましたの」
「にしても、なんで外装の背中のデザイン、ちょっと派手じゃねぇーか?」って突っ込んだ。 なんせ、大鎌に黒翼で金糸がはいってる。 カラスの活動が真っ黒だから差別化だろう。
「グリムは、死神ですから、死神といえば大鎌です。 黒翼はヌトですね。」っていう。
ノアール自体も黒翼がある。 まぁ、繋がってた時に教えてくれたし、最後にノアール顕現したしな。 まじ、元人間かよっていう感じであそこまで容姿整ったやつ見た事ない。 長い黒髪を1つに束ねてあって、ややつり目だけど綺麗な金色の瞳だ。 まぁ、かなりの愛妻家で、あの屑天使と似ている嫁はノアールにとって極上の女だと。 まぁ、俺も似たもんか、ユキ以外は考えられないしな。
「でもいいな」ってラウロ。
「僕も気に入った」ってエマ。
皆、試着してる。
「防具は?」って試着しているパウロ。
「不要だ。 んなもんつけてたら重いし、邪魔だから、ある程度の防御と汚れ、魔法防御の付与付きだ。 外装に魔力流せば硬貨するって優れもんだ。」って、タバコふかしつついっておく。 うん、前世の俺、魔法陣勉強して良かった。 まじ、有能だ。
「そ、そうか。」って呆れるパウロ。
「ロイだから」「ロイ君だからね」ってラウロとエマだ。
「そういう事です。 ロイのする事にいちいち突っ込んだいたら、身が持ちません。 そういう者として認識するのがいいですわ。」ってユキ。
「まぁ、そんなわけで、準備は出来てるが、さっそく、書庫整理だな。」って担当する書庫の分類やら、リスト用のインデックスを渡していく。
「「「いつのまに」」」
「お前らが、外に出ている間に、ちょこっと書庫も見ておいた。 あと、事前にここに来てたし」
「でなきゃ、家具の大きさなどわかりませんから」
「「「納得~」」」ってわけで、その日は片付けてしつつ分類だな。
「君がロイス君、ユキアナさん達ね。 その奧の角が君達の配属だ」って受付のあと来た部の課長に連れてこられた。
ほうほう乱列した資料やら、本が積み上がってる。
「なかなかの場所ね。」ってユキ。
ここに来る間、陰口言われ放題。
「あれが出来損ない。 素行が悪くて末端配属か。」
「ユキアナさんも貧乏クジだな。 冷妃言われるだけあるな」
などなどだ。
「あそこが、君らの控室だ」って更に奧へ行くと3段ぐらいの階段があって扉がある。
「どうも。 んで、何すれば?」って俺。
「まず、ここの書庫整理、あと都度、上から必要な資料、文献を頼まれるからそれをこの中から探す。 それだけだ」って言われた。
まぁ給料なんて、僅かだ。 しかも小隊は出来高払いって馬鹿げてる。
「ぼろいソファーに、ローテーブルって、まじ冷遇だな。」ってパウロ。
「そんなの廃棄だ。」って言えば、パウロ、ラウロとエマで外の廃棄場へ持っていく。
俺は、他を片付けて盗聴やら盗撮ないか調べつつ、次元からソファー、テーブル、冷蔵庫、棚にコーヒーミルやらドリップ、あとポットなど魔道具出しておく。
「「「はぁーああ!」」」って戻ってきたパウロ、ラウロ、エマの驚きだ。
「控室って言っても快適空間が必要だろ」
「ええ、こんな事かと、事前に用意ですわ。」ってユキ。
「まぁ、ロイって事で」って納得する、パウロだ。
エマは早速コーヒー入れてくれてる。
俺は、タバコに火をつけて一服。 一応、小窓があるから換気してるけどな。
「にしても、アルパーノ、活動予算すくないな。」ってラウロだ。
「そこは、バラク商会からの援助で補填ですわ。」ってユキ。
まぁ、俺とユキの私財だけどな。 ユキもなんだかんだで私財ある。 魔道具開発の特許もザクザクはいってるしな。 結構下準備で散財してるが、それでもフレディ管理の俺の私財は常に3億を維持して、隠し私財は俺が10億、ユキ5億になっている。
そしてら、ユキが戦闘服やら、フード付きの外装やら出す。
「ユキさん、これは?」って驚くパウロ。
「グリム・ノアの活動用の戦闘服と外装です。 私がデザインして作りましたの」
「にしても、なんで外装の背中のデザイン、ちょっと派手じゃねぇーか?」って突っ込んだ。 なんせ、大鎌に黒翼で金糸がはいってる。 カラスの活動が真っ黒だから差別化だろう。
「グリムは、死神ですから、死神といえば大鎌です。 黒翼はヌトですね。」っていう。
ノアール自体も黒翼がある。 まぁ、繋がってた時に教えてくれたし、最後にノアール顕現したしな。 まじ、元人間かよっていう感じであそこまで容姿整ったやつ見た事ない。 長い黒髪を1つに束ねてあって、ややつり目だけど綺麗な金色の瞳だ。 まぁ、かなりの愛妻家で、あの屑天使と似ている嫁はノアールにとって極上の女だと。 まぁ、俺も似たもんか、ユキ以外は考えられないしな。
「でもいいな」ってラウロ。
「僕も気に入った」ってエマ。
皆、試着してる。
「防具は?」って試着しているパウロ。
「不要だ。 んなもんつけてたら重いし、邪魔だから、ある程度の防御と汚れ、魔法防御の付与付きだ。 外装に魔力流せば硬貨するって優れもんだ。」って、タバコふかしつついっておく。 うん、前世の俺、魔法陣勉強して良かった。 まじ、有能だ。
「そ、そうか。」って呆れるパウロ。
「ロイだから」「ロイ君だからね」ってラウロとエマだ。
「そういう事です。 ロイのする事にいちいち突っ込んだいたら、身が持ちません。 そういう者として認識するのがいいですわ。」ってユキ。
「まぁ、そんなわけで、準備は出来てるが、さっそく、書庫整理だな。」って担当する書庫の分類やら、リスト用のインデックスを渡していく。
「「「いつのまに」」」
「お前らが、外に出ている間に、ちょこっと書庫も見ておいた。 あと、事前にここに来てたし」
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「「「納得~」」」ってわけで、その日は片付けてしつつ分類だな。
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