【不遇転生：４】悪役子息と婚約者 ～俺はまた悪役子息に転生した～

2章：学園編

私も学園に入学しました。 中編

私の半生を語って大分話がそれたわ。

学園入学して早々、セオドリックに言われて行きたくないけど食堂へ向かったの。　その前に、ロイの弟、エリオットが来てセオドリックと会話。　内容は、ロイを見下した話しと、マックベインって護衛騎士の剣術の凄さとかの話し。　食堂　に着いたら、ロイとフローレア、そして彼女の護衛騎士のマックベインと話ししている。
「兄上、レアをまた虐めて。」ってエリオット。
「噂通り、婚約者を虐めてるんだな。」ってセオドリック。

あれ？　婚約者解消と、現婚約者はエリオットなのに、当人達が知らないってどういうことかしら。　
言い合いの内容は、フローレアがいる席が侯爵家以上の生徒の席で、ロイが移動するように言っている。　
護衛騎士が学園内は貴族と平民平等だといい、ロイもそれは変えたほうがいいって。　

セオドリックが、ロイの発言を逆手にとって貴族制度の廃止を言っているのかっていう。　最初の発言は、フローレアの護衛騎士なのに。。　まぁセオドリックが、場を治める形で、フローレア達を招待した。

ロイもってセオドリックは言うけど、ロイが同席するわけないじゃない。　やっぱり、断って、パウロとラウロがいる平民の席に向かった。

「選民意識が強いって聞いてたけど、彼はいったいなにを？」ってボソっというセオドリック。
「はじめまして、僕はクリスバーグ公爵家の嫡男のセオドリック。　彼女が、ブラッドリー伯爵家の次女のユキアナ。」
「こちらこそはじめまして、ホワーズ伯爵家長女のフローレアです。　彼が護衛騎士のマックベインです。」ってフローレアは挨拶する。　普通に可愛らしい笑顔で。　さっきまでビクビクしてたのに。　なんなのこの子。

セオドリックにエスコートされて、仕方なくフローレアの隣に座ったわ。　セオドリックはマックベインの隣。　エリオットはフローレアの反対側の隣に座った。

「エリオット様、さっきのロイスって奴は何なんですか？」ってマックベイン。
はぁー、爵位は違くとも多額のお金を投資しているキンバリー子爵の嫡男を知らないって、どうなってるの。　まぁ無表情でいる。　セオドリックは、驚いてるし。　恥ですよ恥。

「マックベイン、彼は僕の兄上だ。　一度も会った事はないだろうけど、以前話したが。」ってエリオット。
「すみません。　忘れてました。　お噂通りで横暴な奴ですね。　ただ、俺の立場を考えろって意味がよくわからないですが」っていうマックベイン。
「フローレア嬢、彼の教育は？」ってセオドリック。
「まだ、基礎の勉強のみですわ。　家来の騎士に教育をお願いしてる最中ですの。」って頬みながらいう。　

「それなら仕方ないね。　マックベイン君、まず君は貴族といのがどういう存在か知るべきだと思う。　その中で、君自身の立場、つまりホワーズ伯爵家の護衛騎士とはといのを知るべきだな。　聞く所によると剣術の腕は素晴らしいらしいからね。」ってセオドリックがいう。
「そうなんですね。　ただ、俺は何から学べばいいかわかりません。」ってマックベイン。

「週に一度、我が家に来て勉強会を開こう。　フローレア嬢もエリオット君もどうだい？」ってセオドリック。
「「ええ、是非」」って皆承諾してる。　セオドリックは腹黒なので、自分の駒になる人材の獲得なのよね。

「ユキアナは？」って聞かれたわ。
「セオドリック様、申し訳ないありませんが、私は父の仕事の手伝いがございますので。」って言っておいた。　これは本当ですもの。

「そうだったね。　バラク商会の手伝いがあったね。」っていうセオドリック。

ふぅー、これで意味のない勉強会に参加せずにすむわ。