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1章:少年編
最悪の夜の後
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Side:パウロ、ラウロ
「なぁー、俺達どうなるんだ?」ってラウロだ。
俺とラウロは、結局、騎士団に見つかって、搬送用の荷馬車に押し込まれている。
「わかんねぇー。」
ってもう夜も空けている。
「ロイは、平気かな」っていうラウロ。
俺も心配している。 剣術だってそこそこだし、避けることには長けてる。
荷車が止まった。
「騎士団長、反乱因子の村人を連行しました。」って外の会話だ。
俺達は、反乱因子でもなんでない。
「よし、では村人を皆外へ。 で、ロドス指揮と他は?」
「マルティーノ制圧後、戻ってくるかと」って声。
ジジイが何なんだ?
「おい、ガキ。 貴様、ロドス指揮官に」って兵達の声だ。
「ろ、ロイス様!」って騎士団長って言われた男の声だ。
ロイは無事だったみたいだ。
◇◇◇
とりあえず、クシャナ村の消火して、糞むかつく指揮官を連れて連行された村人救出の為にホワーズ伯爵の屋敷に向かった。
騎士に文句言われたが、騎士団長は俺に気づいた。
「んで、クシャナ村に襲撃がはいった?」って俺すげぇー機嫌悪い。
「その前に手当てを」っていうが、俺は既に回復魔法で癒しずみ、みんな返り血だ。
「あん? 俺の質問に答えろ」って言った。
そしたら、慌ててホワーズ伯爵の当主、フレディ、フローレアが来た。
マシューには見せられないか。 まだ10歳だしな。
「ロイス様、どうしてここに?」ってフレディ。
「予定早めてクシャナ村の薬草の確認しにな。 だが、こいつらのせいで、ハーブ園もヨモーギも全部燃やされるわ、村人の1/3は殺された。」って横たわってる指揮官に蹴り食わさせておく。
「ホワーズ伯爵様、どういう事で?」ってフレディもキレてる。
「そ、それは、マルティーノが反乱因子と繋がりがあるという連絡を受けて、村人の中にも仲間いるかもっていう事で、事情確認で連行する事に。 ロイス殿がいるとは。。」って辿々しくいう。
はぁー、なんだそれ。
「あ、あのう、マルティーノは悪い事した犯罪者だから、仕方ないってお父様が。。」ってオドオドいうフローレア。
「何度もご報告しましたが、関係ないと。 クシャナ村は、安定収入のため村人皆で、薬草栽培に注力してると。」ってフレディだ。
「しかし、実際、村人を集める時に反乱因子が攻めてきました」って村人を連行した騎士がいう。
「それな、ただの通りすがりだ。 んなのに、お前らクシャナ村に火をはなつは、無関係の村人殺したよな。」
「そ、それは抵抗したからだ」って横たわってる指揮官がいう。
「ふーん、でお前は俺に剣向けたよな!」
「それは、ロイス様とは知らずに」って青ざめてる。
「フレディ」って言ったら、剣を渡してくれた。
この国の法律で、騎士が貴族にはむかったら死罪だ。
その場でそいつの首跳ねてやった。
「ひどい、無抵抗なのに。」ってフローレアだ。
そんなの無視。
「他の奴も並べ」って冷たい声で言ってやった。
「ロイス殿、それは勘弁を」ってホワーズ伯爵が頭下げてくる。
「んじゃぁ村人全員開放しろ!」って怒鳴った。
「は、はい」って言って、護送車はクシャナ村に戻って行った。
俺、フレディそして伯爵当主、騎士団長は馬車でクシャナ村に戻る事になった。 なんせ、派遣した騎士の死体回収があるからな。
終始みな無言。 ってか俺が胸糞機嫌悪いからな。
「なぁー、俺達どうなるんだ?」ってラウロだ。
俺とラウロは、結局、騎士団に見つかって、搬送用の荷馬車に押し込まれている。
「わかんねぇー。」
ってもう夜も空けている。
「ロイは、平気かな」っていうラウロ。
俺も心配している。 剣術だってそこそこだし、避けることには長けてる。
荷車が止まった。
「騎士団長、反乱因子の村人を連行しました。」って外の会話だ。
俺達は、反乱因子でもなんでない。
「よし、では村人を皆外へ。 で、ロドス指揮と他は?」
「マルティーノ制圧後、戻ってくるかと」って声。
ジジイが何なんだ?
「おい、ガキ。 貴様、ロドス指揮官に」って兵達の声だ。
「ろ、ロイス様!」って騎士団長って言われた男の声だ。
ロイは無事だったみたいだ。
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とりあえず、クシャナ村の消火して、糞むかつく指揮官を連れて連行された村人救出の為にホワーズ伯爵の屋敷に向かった。
騎士に文句言われたが、騎士団長は俺に気づいた。
「んで、クシャナ村に襲撃がはいった?」って俺すげぇー機嫌悪い。
「その前に手当てを」っていうが、俺は既に回復魔法で癒しずみ、みんな返り血だ。
「あん? 俺の質問に答えろ」って言った。
そしたら、慌ててホワーズ伯爵の当主、フレディ、フローレアが来た。
マシューには見せられないか。 まだ10歳だしな。
「ロイス様、どうしてここに?」ってフレディ。
「予定早めてクシャナ村の薬草の確認しにな。 だが、こいつらのせいで、ハーブ園もヨモーギも全部燃やされるわ、村人の1/3は殺された。」って横たわってる指揮官に蹴り食わさせておく。
「ホワーズ伯爵様、どういう事で?」ってフレディもキレてる。
「そ、それは、マルティーノが反乱因子と繋がりがあるという連絡を受けて、村人の中にも仲間いるかもっていう事で、事情確認で連行する事に。 ロイス殿がいるとは。。」って辿々しくいう。
はぁー、なんだそれ。
「あ、あのう、マルティーノは悪い事した犯罪者だから、仕方ないってお父様が。。」ってオドオドいうフローレア。
「何度もご報告しましたが、関係ないと。 クシャナ村は、安定収入のため村人皆で、薬草栽培に注力してると。」ってフレディだ。
「しかし、実際、村人を集める時に反乱因子が攻めてきました」って村人を連行した騎士がいう。
「それな、ただの通りすがりだ。 んなのに、お前らクシャナ村に火をはなつは、無関係の村人殺したよな。」
「そ、それは抵抗したからだ」って横たわってる指揮官がいう。
「ふーん、でお前は俺に剣向けたよな!」
「それは、ロイス様とは知らずに」って青ざめてる。
「フレディ」って言ったら、剣を渡してくれた。
この国の法律で、騎士が貴族にはむかったら死罪だ。
その場でそいつの首跳ねてやった。
「ひどい、無抵抗なのに。」ってフローレアだ。
そんなの無視。
「他の奴も並べ」って冷たい声で言ってやった。
「ロイス殿、それは勘弁を」ってホワーズ伯爵が頭下げてくる。
「んじゃぁ村人全員開放しろ!」って怒鳴った。
「は、はい」って言って、護送車はクシャナ村に戻って行った。
俺、フレディそして伯爵当主、騎士団長は馬車でクシャナ村に戻る事になった。 なんせ、派遣した騎士の死体回収があるからな。
終始みな無言。 ってか俺が胸糞機嫌悪いからな。
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