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3章:英雄学園編

ダンテ、英雄学園2年目前期の日々

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2学年目が始まり、週間が経過したある日の土曜、ダンテは食堂が昼食の営業中もあり部屋で魔術書を読んでいた。 

そんなダンテにカールから念話で、ジェフ、レンの他にクラスメイトが4人きているとの事だ。 
ダンテが、約束はしてないというと、カールが学生特有で騒がしくなりシュンの機嫌が悪くなるかもしれないから相手せよと言われ、ダンテは仕方なしに食堂へ行く。

ダンテが行くと、申し訳なさそうにするジェフとレン、そして興奮する4人がいた。 
「何でいるんだ?」と席に座りながら聞く。
「昨日、寮に帰ったらな、ニーナが美味しいカフェがあるけど、水と木しかやってなくて、
 あとは食堂でそれも滅多にやってないと。 
 食堂に女子だけでは行けないから皆でいこうってことになって来たらここだった」と説明するジェフ。
「で、何で興奮してんだ?」
「入ったら、美男美女だぜ。 興奮するよな」といい、頷く4人。 
 。。ダンテは、なるほどな、だからカールさんが念話で呼びだすわけだと、心の中でごちる。

「厨房は近づくなよ。 あと、騒ぐな。 シュンさんの機嫌が悪くなると面倒なんだ、俺がな。 んで、何をくうんだ?」
「さっき言われたわ。 特に女性は絶対近づくなって。 怪我しても知りませんって、どういうこと?」というクレア。
「シュンさん、極度の女嫌いなんだ。 近づくと、棒で張り倒されっから」というと、「「うわー」」と酷くないという表情でいうニーナとクレアであった。 

その後各自料理を注文し、「「「うまい」」」といった後はみな無言で食べる。
 食後のデザートも食べ満足するのであった。 彼らが帰り際に、ダンテは、ここに自分が住んでいるとは学園で言わないように口止めをしておくのだった。

◇◇◇
一方、ダンデと別れ食堂を出た6人は、迷宮都市の街を散策しているが、興奮がさめやらない

「いやぁー、料理はうまいし、安いし、美男美女だし、すげー食堂だな。 俺さ、ちらっと厨房みたんだけど、シュンさん、すんげーかっこいいんだ。 美女もシュンさんもあんま俺らと年齢変わんなくねー」と興奮しているハロイド。
「その美女の旦那がシュンさんなんだって。 唯一、シュンさんが触れられたそうだ。 年齢は、確か20歳なはず。 って、ダンテが前いってたよ」
「なんで、毎日営業しないのかしら。 カフェのケーキが美味しいっていうのに、休暇中は休業してるしぃー」と残念そうにいうハンナ。
「道楽で営業してるんだってさ。」というレン。
「ダンテもそうだけど、普通とは違うわよね。 そう思わない?」
「うーん、どうなんだろ。 ダンテもそうだけど、田舎暮らしが長いっていってたから、常識に疎いじゃねーか。 たまにダンテの発言面白いもんな。」というと、レンも同意する。

 尚、ピーターが静かなのは、リンが人妻である事をしり密かに傷心していたのである。

ダンテは、ダンテで、土曜日まで人間の相手をして疲れ、昼寝をする事にしたのである。

◇◇◇
それから1カ月後、ダンテ達は初級ダンジョンの30階層をクリアした。
話し合った結果、中級ダンジョンに行ってみて、実力に見合わない場合、初級ダンジョンに戻るという事にした。 

尚、ニーナ情報によると勇者・聖女グループ7人は、中級ダンジョンに今期から挑み、既に20階層をクリアしたらしい。 噂によると、皇女がダンジョンの地図や、魔力回復ポーション等提供しているらしい。

中級ダンジョンに挑み始めた、ダンテ達。 
階層の進みは時間がかかるものの、魔石の実入りが初級に比べよく、無理しなければレンもついてこれる為、中級ダンジョンに挑むことにしたのである。。

それ以外、ダンテにとっては特記したことは無く日々は過ぎていくのである。
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