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2章:リステ小国編
リストラント王国へ出発前に 前編
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リストラント王国の学園に編入する事になった俺は、2週間ほど準備やら、リステ小国で裏ギルドの暗殺の任務請負って表向きは旅行して学園に戻ると言って祖父母に見送られてケネスと出発した。 実際は、リストラント王国に行くけど祖母には内緒だから。
そして俺とケネスが向かった先は、リステ小国の王都にある裏ギルドの拠点。
見た目普通の飲食店、裏口からギルドカード通せば入れてそこが裏ギルドの拠点。
マスター室にケネスと共に入った。
「糞タヌキジジイ、嵌めやがったな」ってタバコに火をつけて俺は一服しつつ、今日はここにいるマスターに開口一番にいってやった。 もちろん機嫌悪い俺。
「それはだな。」って、40代半ばで、マスター服きてなきゃそこら辺にいる長身痩躯の商人だ。 表向き、行商人だ。
「まぁどうせ潜入で入れる年齢がいねぇーんだろ」って言っておいた。
「ああ、その通りだ。 わしだって、リステ小国からシングル2人もリストラント王国に行かす羽目になったんだ」
「んな事言って、リストラント王国にいるシングルをこっちに呼ぶだろ」
「そうだが、まぁいまいちな奴らだ。」
いまいちって。
「ああ、この前ナンバー8、9の昇格した双子か」っていうケネスだ。
「ああ、まだまだなんでな、ダブルも当面補佐だ。」って狸ジジイが呆れている。
「まだまだなのを昇格させんのがいけねぇー。」と言っておく俺。
「俺も同意見だな」って、ケネスも賛同してくれた。
って、なぜか、マスター怒りだした。
「お前らが、帝国の軍の掻き乱し作戦で、シングルトップ3を除くシングルを殺したせいだろうが!」
「それは、あいつらが邪魔するからだろ」
「ああ、そう、俺らを殺しにきた返り討ちだ」
そうそう、帝国がリストラント王国に侵攻するってので、各国のバランスのため軍の施設やらの破壊、主要軍人やらの暗殺しに約1ヶ月かけて帝都を混乱させるために、シングルで行った。 俺ら、トップ3までには気に入られてるってか、あいつら単騎で行動する変わり者の変人だから各任務で会わない。 他の奴らが、俺らの事を気に入らないのは知っててその任務の最中に組んで俺らを暗殺しようとしたから殺しただけだ。
「はぁー、冷碧に酷斬って組織で有名になってるわ!」
ケネスにも二つ名ついてる。 タバコふかしながら指を差して笑っておいた。
「てめぇ、ナンバー4笑うなよ!」って突っ込まれた。
俺は、この事件を切っ掛けにナンバー4に昇格。 ケネスはナンバー5のまま、本人が昇格を嫌がったからだ。
そして俺とケネスが向かった先は、リステ小国の王都にある裏ギルドの拠点。
見た目普通の飲食店、裏口からギルドカード通せば入れてそこが裏ギルドの拠点。
マスター室にケネスと共に入った。
「糞タヌキジジイ、嵌めやがったな」ってタバコに火をつけて俺は一服しつつ、今日はここにいるマスターに開口一番にいってやった。 もちろん機嫌悪い俺。
「それはだな。」って、40代半ばで、マスター服きてなきゃそこら辺にいる長身痩躯の商人だ。 表向き、行商人だ。
「まぁどうせ潜入で入れる年齢がいねぇーんだろ」って言っておいた。
「ああ、その通りだ。 わしだって、リステ小国からシングル2人もリストラント王国に行かす羽目になったんだ」
「んな事言って、リストラント王国にいるシングルをこっちに呼ぶだろ」
「そうだが、まぁいまいちな奴らだ。」
いまいちって。
「ああ、この前ナンバー8、9の昇格した双子か」っていうケネスだ。
「ああ、まだまだなんでな、ダブルも当面補佐だ。」って狸ジジイが呆れている。
「まだまだなのを昇格させんのがいけねぇー。」と言っておく俺。
「俺も同意見だな」って、ケネスも賛同してくれた。
って、なぜか、マスター怒りだした。
「お前らが、帝国の軍の掻き乱し作戦で、シングルトップ3を除くシングルを殺したせいだろうが!」
「それは、あいつらが邪魔するからだろ」
「ああ、そう、俺らを殺しにきた返り討ちだ」
そうそう、帝国がリストラント王国に侵攻するってので、各国のバランスのため軍の施設やらの破壊、主要軍人やらの暗殺しに約1ヶ月かけて帝都を混乱させるために、シングルで行った。 俺ら、トップ3までには気に入られてるってか、あいつら単騎で行動する変わり者の変人だから各任務で会わない。 他の奴らが、俺らの事を気に入らないのは知っててその任務の最中に組んで俺らを暗殺しようとしたから殺しただけだ。
「はぁー、冷碧に酷斬って組織で有名になってるわ!」
ケネスにも二つ名ついてる。 タバコふかしながら指を差して笑っておいた。
「てめぇ、ナンバー4笑うなよ!」って突っ込まれた。
俺は、この事件を切っ掛けにナンバー4に昇格。 ケネスはナンバー5のまま、本人が昇格を嫌がったからだ。
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