12 / 46
2章:潜入編
合宿1日目 中編
しおりを挟む
夕食後、入浴が終わって俺は、合宿所の就寝部屋にいるぞ。
相部屋で、メンツは、オット、ラーツにシンだぞ。
「シン、初討伐だったけど、どうだ?」ってラーツ
「最初は、やっぱり怖かったけど、冒険者になるって決めたのは自分だからね。 これから頑張るよ。」
「そういや、なんで冒険者なんだ?」ってオット
「皇国は人間至上主義でね、召喚された時に魔界から魔族が攻めてくるから人間を守って欲しいっていわれたんだけど、僕は才能ないから学園卒業までは面倒みるけど、その後は自由にっていわれたんだ。
学園も本当は皇国のって言われたんだけど、僕なり調べてこの学園って、いろんな国から留学生も多いし、ドワーフもいる。 いろいろ知るにはいいかなって思ってね。
それにもう、元の国には帰れないっていわれたから、だったら自由に旅するには冒険者しかないしね。」っていうシン。
「僕がここに来るっていったら、勇者もさここがいいって言いだしたんだよね。 まぁ、彼のクラスは貴族のみみたいだけど。」って苦笑いしているシンだ。
「シン、おいおい、元の世界に戻れないってなって、お前ショックじゃないのか?」ってラーツだ。
「そりゃ最初はショックだったよ。 でも、僕、元の世界でも孤児だったし、それに向こうの学校でも1人でいる事が多かったしね。 また、いつ人間同士の戦争が起きるかもわからない所だったから。。。
逆に、今はラーツやオットにシリルって友達ができて、うれしいかな」って言うシン。
「そうか。 ならいいのか? でもよ、その魔界の魔族っていうけど、魔界ってあるのか?」って聞くのはラーツだ。
「そこだよね。中には、魔大陸の魔族がせめてくるとかという話もあるし。」ってシン。
「おれの故郷では、魔界の魔族はもともとこの世界にいたって事になっている。
創世記で、人が貧弱で軟弱だったため、創造神は魔力をもつ頑丈で寿命の長い魔族を作り、人と交配する事で人は魔器をもつ人間が生まれた。
人と人間の間でも魔器をもつ人間が生まれる。 人間は、見た目も寿命も人と同じで魔力があるか無いかだった。 しかし、魔族と魔族の間では、なかなか子供はできなく、個体数はあまり増えない。
ある時、魔族を脅威に感じた人間達は魔族を迫害し、魔族は神獣に助けを求め神獣と共存するも、人間達はそこにも侵略し神獣の怒りを買った。 それ以降、魔族と保護していた神獣の姿はこの世界からいなくなる。 いなくなった彼らはどこに行ったかっていうと、この世界とは違う魔界にいった。 それに、確かに魔大陸には魔族がいるけど、魔大陸は過去一度もこの大陸を攻めた事はない。」って説明するオットだ。
「へー、俺達の知っている創世記と違うな。 俺達の場合は、魔族たち実は、魔大陸に避難していたって事になっている。 という事は、魔族と魔界の魔族は違うのか?」ってラーツ。
「それは、どうなんだろうな。 俺も知らないな。」ってオット
「魔族がいるというのはわかったけど、結局、本当に魔族がせめてくるのかな?」ってシン。
俺は彼ら会話を聞きつつ、読書していたから会話にはいってなかったぞ。
だけど、シンの質問については気になるし、皇国の言っている理由も気になったぞ。
「俺、ここにくるまで、その魔族が攻めてくるっていう話きいた事なかったぞ。 いつからそんな話がでたのかだぞ?」って聞いたぞ。
「皇国は、聖女様が女神様からのお告げでって話だけどね。」ってシン。 女神のお告げって、なんだぞ。
「俺もしらねぇーけど、いつの間にかって感じだ。」ってオット
「ああ、いつの間にか広がっていたな」ってラーツ。
やっぱり噂の元は不明なのかだぞ。
「そうなのかだぞ。 それを信じてるのか?」って聞いたぞ。
「少なくとも皇国と勇者は信じてるかな。」ってシン
「半々だ。 備えておく必要はあるって感じだ」ってラーツ
「ああ、一部は信じてるよな。」ってオット
結局、噂の元は不明のままだし、ただ皇国の聖女ってのがいるっていう事だけが理解したぞ。
その後は、談笑している彼らをよそに俺はそのまま読書を続ける事にした。
聞きたい事は、聞いたと思うぞ。
相部屋で、メンツは、オット、ラーツにシンだぞ。
「シン、初討伐だったけど、どうだ?」ってラーツ
「最初は、やっぱり怖かったけど、冒険者になるって決めたのは自分だからね。 これから頑張るよ。」
「そういや、なんで冒険者なんだ?」ってオット
「皇国は人間至上主義でね、召喚された時に魔界から魔族が攻めてくるから人間を守って欲しいっていわれたんだけど、僕は才能ないから学園卒業までは面倒みるけど、その後は自由にっていわれたんだ。
学園も本当は皇国のって言われたんだけど、僕なり調べてこの学園って、いろんな国から留学生も多いし、ドワーフもいる。 いろいろ知るにはいいかなって思ってね。
それにもう、元の国には帰れないっていわれたから、だったら自由に旅するには冒険者しかないしね。」っていうシン。
「僕がここに来るっていったら、勇者もさここがいいって言いだしたんだよね。 まぁ、彼のクラスは貴族のみみたいだけど。」って苦笑いしているシンだ。
「シン、おいおい、元の世界に戻れないってなって、お前ショックじゃないのか?」ってラーツだ。
「そりゃ最初はショックだったよ。 でも、僕、元の世界でも孤児だったし、それに向こうの学校でも1人でいる事が多かったしね。 また、いつ人間同士の戦争が起きるかもわからない所だったから。。。
逆に、今はラーツやオットにシリルって友達ができて、うれしいかな」って言うシン。
「そうか。 ならいいのか? でもよ、その魔界の魔族っていうけど、魔界ってあるのか?」って聞くのはラーツだ。
「そこだよね。中には、魔大陸の魔族がせめてくるとかという話もあるし。」ってシン。
「おれの故郷では、魔界の魔族はもともとこの世界にいたって事になっている。
創世記で、人が貧弱で軟弱だったため、創造神は魔力をもつ頑丈で寿命の長い魔族を作り、人と交配する事で人は魔器をもつ人間が生まれた。
人と人間の間でも魔器をもつ人間が生まれる。 人間は、見た目も寿命も人と同じで魔力があるか無いかだった。 しかし、魔族と魔族の間では、なかなか子供はできなく、個体数はあまり増えない。
ある時、魔族を脅威に感じた人間達は魔族を迫害し、魔族は神獣に助けを求め神獣と共存するも、人間達はそこにも侵略し神獣の怒りを買った。 それ以降、魔族と保護していた神獣の姿はこの世界からいなくなる。 いなくなった彼らはどこに行ったかっていうと、この世界とは違う魔界にいった。 それに、確かに魔大陸には魔族がいるけど、魔大陸は過去一度もこの大陸を攻めた事はない。」って説明するオットだ。
「へー、俺達の知っている創世記と違うな。 俺達の場合は、魔族たち実は、魔大陸に避難していたって事になっている。 という事は、魔族と魔界の魔族は違うのか?」ってラーツ。
「それは、どうなんだろうな。 俺も知らないな。」ってオット
「魔族がいるというのはわかったけど、結局、本当に魔族がせめてくるのかな?」ってシン。
俺は彼ら会話を聞きつつ、読書していたから会話にはいってなかったぞ。
だけど、シンの質問については気になるし、皇国の言っている理由も気になったぞ。
「俺、ここにくるまで、その魔族が攻めてくるっていう話きいた事なかったぞ。 いつからそんな話がでたのかだぞ?」って聞いたぞ。
「皇国は、聖女様が女神様からのお告げでって話だけどね。」ってシン。 女神のお告げって、なんだぞ。
「俺もしらねぇーけど、いつの間にかって感じだ。」ってオット
「ああ、いつの間にか広がっていたな」ってラーツ。
やっぱり噂の元は不明なのかだぞ。
「そうなのかだぞ。 それを信じてるのか?」って聞いたぞ。
「少なくとも皇国と勇者は信じてるかな。」ってシン
「半々だ。 備えておく必要はあるって感じだ」ってラーツ
「ああ、一部は信じてるよな。」ってオット
結局、噂の元は不明のままだし、ただ皇国の聖女ってのがいるっていう事だけが理解したぞ。
その後は、談笑している彼らをよそに俺はそのまま読書を続ける事にした。
聞きたい事は、聞いたと思うぞ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
ゲームコインをザクザク現金化。還暦オジ、田舎で世界を攻略中
あ、まん。@田中子樹
ファンタジー
仕事一筋40年。
結婚もせずに会社に尽くしてきた二瓶豆丸。
定年を迎え、静かな余生を求めて山奥へ移住する。
だが、突如世界が“数値化”され、現実がゲームのように変貌。
唯一の趣味だった15年続けた積みゲー「モリモリ」が、 なぜか現実世界とリンクし始める。
化け物が徘徊する世界で出会ったひとりの少女、滝川歩茶。
彼女を守るため、豆丸は“積みゲー”スキルを駆使して立ち上がる。
現金化されるコイン、召喚されるゲームキャラたち、 そして迫りくる謎の敵――。
これは、還暦オジが挑む、〝人生最後の積みゲー〟であり〝世界最後の攻略戦〟である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる