【白銀の黒帝：21】元皇族らしけど、自由に生きたい

外伝 皇太子候補：学園編

俺、ギース 20歳

俺、ギース20歳になった。　身長は185CM。　くっそー、もう伸びないのかよ。
狸ジジイの孫が性教育にはいる事になって、しかもそれ生徒会の引継ぎと被るから資料を作成させられた。
その後は、学園にいっていない。
って俺、今朝もオヤジと模擬戦してる。　それ以外は、上級ダンジョンいったり、間びきに行ったり、あとはオヤジの手伝いさえられたりだ。　神獣巡りはのんびり行きたいから、おあずけだ。

模擬戦も今日も負けた。　糞オヤジ。
「はぁはぁ、まだ勝てねぇー。」って俺。
「歳の差かんがえろよな」ってオヤジだ。
「今日は俺の仕事手伝えよ」って強制的にオヤジの執務室に連行だよ。

そして夜。
「やっと終わったってんだよ」って俺。
オヤジ仕事ためすぎじゃねぇ～。
「そうか、んじゃぁ、小屋だせ」ってオヤジ
しょうがないって思って小屋だして、入るとオヤジも中にはいる。

「ギース、誕生日おめでとう」ってお袋だ。　14歳の時以来ぶりだ。
すでに、ケーキやら料理がそろってる。
「デオ、昨日ぶりかしら」
「だな、ルージュ」ってなんかラブラブだし。
俺、邪魔じゃねぇ～。
「さぁ、祝いましょう」っていわれて、ダイニングで誕生日を祝ってもらった。
シャンパンのんで、なんか豪勢だった。
「あれ、親子3人集まるのって初めてじゃ」って俺。
「「そう」」ってオヤジとお袋
「魔王様が、せっかくだから、祝ってやれってね。　料理は、全部シュン様でデザートはリン様よ」って言われた。
まじか。　だから、美味かったのか。　久しぶりのシュンさんとリンさんの料理とデザートだった。

「それで、ギースに報告があるのよ」ってお袋
「何？」
「デオの子供妊娠しちゃった♪」
「はぁ～、またできたのかよ。」って突っ込んだ。　オヤジよ、何人セフレいるかしらないが、なんでお袋とばかり子供ができるんだ。
「それでよ、もう第2子だろ。　おれも独身やめようと思ってよ」ってオヤジ。
「うーん、それって。。」
「そう、魔王様から特別に私だけ移住許可がでたのよ。　たぶん、この子女の子ね」ってちょっと膨らんでる腹みせてきた。
「はぁ～、ってことは、その子産んだら、魔大陸に来ると」って俺。　もう、何にも言えない。
「「そういうこと」」ってハモるなよ。
「おめでとう？」っていっておいた。　もう勝手にしてくれ。

「ギースも第二成長終わりだろ」ってオヤジ。
「ああ、それがどうした。」
「擬態の練習しないと」ってお袋。　そういや、昔マシューさんに言われてたな。
「明日から特訓よって、数時間で終わるけど」ってお袋だ。
「了解。　んじゃぁ俺は寝室で寝るから、あとはゲストルーム勝手に使ってくれ」って俺はさっさとその場をさった。
「わかってるね」ってオヤジの声。

擬態の練習は、まじお袋がいったみたいに数時間で終了。　人間に擬態したり、魔族に戻って、混魔族に擬態したりだ。　さすがに年齢は14歳が限度だった。　14歳に擬態した時にオヤジに抱き上げられた。　ちょっと恥ずかしいい。　オヤジ的には、初めて会った時を思い出したようだ。　お袋にもほっぺにちゅーされたし。

そんな感じで、俺の誕生日兼、オヤジとお袋の結婚宣言ありの、かつ妹できる発言ありーののいろんな出来事が終わった。