【白銀の黒帝:21】元皇族らしけど、自由に生きたい

八木恵

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3章:セロウノ大陸編

結界塔の地下1階

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翌朝、俺ギース、それにヴィンス、それにまだスコットにバーナードは、結界塔の地下1階につれてこられた。 って、俺は既に一度きている。 まじ、ここやばい。

そして、俺たちは儀式みたいな台の上で拘束されている。 儀式の台にはそれぞれしっかり魔力を奪い取る魔法陣付きだ。 だけど、俺が昨夜来た時にはなかった2つの檻が設置されている。 そこには誰もいないけど、魔力供給用の魔法陣がついている。

そして、俺たちは目隠しされてるけど、周りには数百って数の人間がいる。 みな通常の人間の魔力の数倍はあるし、その中の数名は尋常じゃない。 純魔族の俺の魔力量より少ないけど、人間じゃありえない。 その中で独りおかしいぐらいの魔力量だ。 目隠しされて魔法陣がわかるのかって突っ込みは、そりゃ昨日しらべたし、魔法陣が書かれているくらい俺の魔術でなんとか察知はできる。 

「王妃様自らの儀式への参加感謝いたします」ってどこかのオッサンの声
「オールディス公、当たり前ですわ。 この英雄が誕生する素晴らしい儀式に参加しないわけありませんのよ」って王妃って言われた女の声だ。
「でしたな。 バルトデュッヘよ、儀式の進行は頼んだ」というオッサン、いやオールディス公だ。
「では、S組そして騎士団諸君よ、儀式を始める。 みな、装着具をはめよ」っていってるし。
「フレディ殿にはこちらを」って渡してる。

装着具ってなんだよ。 目隠しされてるけど、頭にわっかみたいなのはめてるし。 魔道具か?
「王妃、ではお願いします」ってバルトデュッヘ当主

王妃、いやこいちが一番やばい。
「皆、瞑想を。 そして祈りなさい。 ≪#$%&&XF$#S≫」って最後の言葉は言語が違くないか。
そしたら、魔法陣が淡く光りだしてる。 ヴィンス、スコット、バーナードが愚門の声を出し始めてる。 俺だって、少し魔力とられ始めてる。 動くか。

「ぐわぁああああ」ってフレディの声。 
「何がおきてる」ってバルトデュッヘ当主。
「まさか。 異種族」って王妃。 へぇー気づいたか。

俺は、拘束破って立ち上がった。 俺対150人。 正直部が悪い。 アウルでもいればってこの時ほど思ったことなかった。 
「こんなバカな儀式はやめさせてもらうよ」って俺は、ヴィンス、スコット、バーナードの魔法陣を破壊した。
そしたら供給うけていた奴ら気絶しやがった。 ヴィンス、スコット、バーナードも気絶してる。

数十ぐらいか。 フレディ、あいつは、俺の魔力まじって、愚門中だ。
「化け物。 お前はなんなんだ!」ってバルトデュッヘ当主。
「魔族だよ」て言って、俺は雷魔術はなって、とりあえず雑魚どもは失神もしくは死亡だ。
それから、オールディス公、バナハン学園長、バルトデュッヘ当主は拘束魔術で拘束して気絶させた。
「って王妃さん、お前が一番化け物じゃねぇーかよ」ってさっきから俺の魔術全部弾いてる。
フレディ?、やつはもう無視だ。

「私が化け物ですって、頭が高い≪#$%&&X≫」ってまたわけのわからない演唱。
俺はあっけなくその演唱で拘束されて、さっきまでなかった第三の牢屋に閉じ込められた。
どうなってるんだよ。
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