【白銀の黒帝:21】元皇族らしけど、自由に生きたい

八木恵

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3章:セロウノ大陸編

商業都市の学園へ

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商業都市の学園の入学式1週間前となり、俺 ギースは他の魔導国家の生徒達と一緒に魔導電車で移動している。 身長は、165cmになった。 シリルさんよりでかくなった。

俺 ギースは、移動中は読書している。
前にはヴィンスという同い年で、髪の色は赤茶で短髪、185cmはあり筋肉もついていて逞しい感じである。 クルトの友人でもあるらしい。

「なぁ、ギース、君の侍女大丈夫か?」と聞いたきたヴィンス。 俺の隣で暗く沈んでいるアウル。
「ほっとけ。 あとが煩いから、このままのほうがいいんだ」
「事情は良くわからないけど、わかった」って苦笑しているヴィンス。

侍女 アウル、こいつ俺が童貞じゃないってってことでショックを受けている。 
最初は信じなかったけど、昨夜アウルが夜こっそり覗いているのをわかった上で、セックスフレンド達とセックスした。ってか、しまくった。 途中からアウルが見ているのは忘れた。 彼女達も同意の上だ。 
これ、オヤジから聞いたアウル対処方法。

数時間で商業都市につき、検問後そのまま魔導バスで出島の学園へむかう。 
バスの中で、学生証、入寮の手続きをして寮へむかう。

寮でヴィンスが「隣りの部屋だな」って言われて、「ああ、そうみたいだな」といって各部屋で別れた。
部屋は広めのリビングダイニングで、手前に従者用の部屋、奥にかなり広めの寝室がある。
魔法禁止の結果を解除し、盗撮、盗聴ついているのを書き換えて、自分の部屋のみ入室禁止にしてた。
「アウル、しゃべっていいぞ」っていうが、まだ暗いアウルだ。
「ご主人様との甘い一夜を夢みた私の。。」とぶつぶついっているので、俺は荷物を片付けてる。
「アウル、お前、今日、暗いけど、まぁ静かでいいか」って俺の本音だな。
「デオ様の子供の童貞をもらうのが、私の夢でしたのに」と泣きだした。 あーもう、面倒。 お前、鳥だろ、鳥。 「オヤジの子供は俺が最後ってわけじゃねぇーし、どっかに隠し子とかいてもおかしくないだろ」とタバコに火をつけて一服しながらいってやった。 そしてら速攻泣き止んだ。
「私としたことが。 そうでしたね。」って機嫌が直るアウル。

夕食を作り、食後俺はそのまま寝室にいき、小屋を出して訓練場で訓練して、風呂に入って、小屋の寝室でねた。 小屋のベットのほうが、寝心地が良すぎだからだ。

入学式までの俺は、早朝は日課後、オヤジと模擬戦、朝食。
朝食後は、学科の教科書と魔術書を読んだりして、昼前にヴィンスが来て出島の商店街をふらつきながらメシを食べて午後には戻り、俺はダンジョンへいって、夕飯を作り夕食後は小屋の訓練場で訓練して、風呂入って、読書するか遊技場でセフレと遊んでセックスするかというサイクルだ。

学園の校舎、軍施設は、神級の結果で侵入不可だ。 入学前の俺はまだ入れない。 綻びをさがしたが、人間社会でも魔大陸でも普通みたことのない見事な結界。 俺の小屋、魔の森のログハウスの結界なみ。。 
あーつまり、シュンさんの貼った結界だ。 俺に、この結界を侵入するのはまだ出来ないって、これ無理だろということで、入学式まで待つことにした。

オヤジはわかってたらしく、ニヤリ笑ってたが、まぁじゃぁなきゃここに誰も侵入できないって事にならないなと納得した。

やっと入学式だ。
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