35 / 85
3章:セロウノ大陸編
ダンスの練習
しおりを挟む
ダンスの練習の日。
正妻と次男、次女、三男がいた。 正妻が俺をみて微笑みながら「ギース、その衣装お似合いですよ」っていわれた。
ダンスの練習ってので、ひらひらなシャツに黒いズボンだ。 まじ、恥ずかしい恰好。
よく、みんなってか、これが貴族の恰好らしくて、平気でいられるなって思う。
俺は嫌そうな顔をしてる。
「堅苦しいのきれぇーなんだ。 ちゃっちゃと見本みせてくれ。 んで、覚えっからさ」
「まぁまぁ、そうおっしゃらず、私とクルトで一曲踊りますね」って正妻がいって、伴奏が流れてはじまる。
次女と三男は、感銘している。 俺は、どこがいいかさっぱりわからん。 とりあえず、何パターンかのステップの繰り返しらしい。
一曲終わった。 ようやくかよ。 読書をしてたほうがいい。 時間の無駄だ。
「ギース、はじめましょう」といってみよう見真似で覚えた挨拶をして、正妻の腰に手をまわした。
「あら、上手ね」って言われて、「さっき見て覚えた」っていっておいた。 まじその通りだし。
「まぁ本当かしら」って正妻にいわれて、曲がはじまる。 一通りおわると、正妻が息をきらしてる。 体力ないな人間って。
「はぁ、はぁギース、あなた初めてだったんでしょ。 なんで、こっちのフェイントにも合わせられるのよ」って言われたけど、俺は首を傾げておく。
「なんとなく? ダンスも合格ってことでいいかぁ?」
「はぁはぁ、そうね。 あと最低2種類あるから、明日と明後日でやりましょう。」っていわれた。
俺は、まじかよとおもいつつ「わかった。」といって部屋をでて、着替え昼飯食べてダンジョンへむかった。
滞在1週間で、マナー、ダンスが合格って事で終わった。 俺自身、まじ辛かった。
◇◇◇
Side:クルト
父が、辺境の貴族の3男で、学園にはいる前に我が家で約3ヶ月生活することになった同い年のギースは、身長は低く163CMで、暗めの銀髪で長めのショート、瞳の色はこげ茶だが容姿はかなりカッコいいし、なんか色気もある。
口調は悪く、態度もやや横暴である。 初めてあった時は、存在感におどろいた。
貴族のマナーを知らないという事で翌日から学ぶことに。 妹と弟いわく、本を読んだだけで、あの厳しいメアリー先生から合格になったと。 翌日のダンスだ。
ダンス好きの母が教えるのだが、見ただけで覚えたらしく、3日間でマスターしてしまった。 いったい、何者なんだろう。
夕食だけ会うが、それ以外はいつのまにか出かけている。
正妻と次男、次女、三男がいた。 正妻が俺をみて微笑みながら「ギース、その衣装お似合いですよ」っていわれた。
ダンスの練習ってので、ひらひらなシャツに黒いズボンだ。 まじ、恥ずかしい恰好。
よく、みんなってか、これが貴族の恰好らしくて、平気でいられるなって思う。
俺は嫌そうな顔をしてる。
「堅苦しいのきれぇーなんだ。 ちゃっちゃと見本みせてくれ。 んで、覚えっからさ」
「まぁまぁ、そうおっしゃらず、私とクルトで一曲踊りますね」って正妻がいって、伴奏が流れてはじまる。
次女と三男は、感銘している。 俺は、どこがいいかさっぱりわからん。 とりあえず、何パターンかのステップの繰り返しらしい。
一曲終わった。 ようやくかよ。 読書をしてたほうがいい。 時間の無駄だ。
「ギース、はじめましょう」といってみよう見真似で覚えた挨拶をして、正妻の腰に手をまわした。
「あら、上手ね」って言われて、「さっき見て覚えた」っていっておいた。 まじその通りだし。
「まぁ本当かしら」って正妻にいわれて、曲がはじまる。 一通りおわると、正妻が息をきらしてる。 体力ないな人間って。
「はぁ、はぁギース、あなた初めてだったんでしょ。 なんで、こっちのフェイントにも合わせられるのよ」って言われたけど、俺は首を傾げておく。
「なんとなく? ダンスも合格ってことでいいかぁ?」
「はぁはぁ、そうね。 あと最低2種類あるから、明日と明後日でやりましょう。」っていわれた。
俺は、まじかよとおもいつつ「わかった。」といって部屋をでて、着替え昼飯食べてダンジョンへむかった。
滞在1週間で、マナー、ダンスが合格って事で終わった。 俺自身、まじ辛かった。
◇◇◇
Side:クルト
父が、辺境の貴族の3男で、学園にはいる前に我が家で約3ヶ月生活することになった同い年のギースは、身長は低く163CMで、暗めの銀髪で長めのショート、瞳の色はこげ茶だが容姿はかなりカッコいいし、なんか色気もある。
口調は悪く、態度もやや横暴である。 初めてあった時は、存在感におどろいた。
貴族のマナーを知らないという事で翌日から学ぶことに。 妹と弟いわく、本を読んだだけで、あの厳しいメアリー先生から合格になったと。 翌日のダンスだ。
ダンス好きの母が教えるのだが、見ただけで覚えたらしく、3日間でマスターしてしまった。 いったい、何者なんだろう。
夕食だけ会うが、それ以外はいつのまにか出かけている。
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

死んで生まれ変わったわけですが、神様はちょっとうっかりが過ぎる。
石動なつめ
ファンタジー
売れない音楽家のフィガロ・ヴァイツは、ある日突然弟子に刺されて死んだ。
不幸続きの二十五年の生に幕を下ろしたフィガロだったが、音楽の女神から憐れまれ、新たな人生を与えられる。
――ただし人間ではなく『妖精』としてだが。
「人間だった頃に、親戚に騙されて全財産奪い取られたり、同僚に横領の罪を被せられたり、拾って面倒を見ていた弟子に刺されて死んじゃったりしたからね、この子」
「え、ひど……」
そんな人生を歩んできたフィガロが転生した事で、世の中にちょっとした変化が起こる。
これはそんな変化の中にいる人々の物語。
※小説家になろう様にも投稿しています。
サディストの私がM男を多頭飼いした時のお話
トシコ
ファンタジー
素人の女王様である私がマゾの男性を飼うのはリスクもありますが、生活に余裕の出来た私には癒しの空間でした。結婚しないで管理職になった女性は周りから見る目も厳しく、私は自分だけの城を作りまあした。そこで私とM男の週末の生活を祖紹介します。半分はノンフィクション、そして半分はフィクションです。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

異世界へ五人の落ち人~聖女候補とされてしまいます~
かずきりり
ファンタジー
望んで異世界へと来たわけではない。
望んで召喚などしたわけでもない。
ただ、落ちただけ。
異世界から落ちて来た落ち人。
それは人知を超えた神力を体内に宿し、神からの「贈り人」とされる。
望まれていないけれど、偶々手に入る力を国は欲する。
だからこそ、より強い力を持つ者に聖女という称号を渡すわけだけれど……
中に男が混じっている!?
帰りたいと、それだけを望む者も居る。
護衛騎士という名の監視もつけられて……
でも、私はもう大切な人は作らない。
どうせ、無くしてしまうのだから。
異世界に落ちた五人。
五人が五人共、色々な思わくもあり……
だけれど、私はただ流れに流され……
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

念動力ON!〜スキル授与の列に並び直したらスキル2個貰えた〜
ばふぉりん
ファンタジー
こんなスキルあったらなぁ〜?
あれ?このスキルって・・・えい〜できた
スキル授与の列で一つのスキルをもらったけど、列はまだ長いのでさいしょのすきるで後方の列に並び直したらそのまま・・・もう一個もらっちゃったよ。
いいの?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる