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3章:セロウノ大陸編
人間社会の状況
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Side:デオドル
ギースが退席して、ラスが戻ってくる。
「ラス、王国はどうだ?」と聞くカルロ。
「以前として、国王は王妃に籠絡中。 実権は、オールディス公だ。 王妃が皇国出身で皇国とオールディス公が、何かしているが、商業都市のあの島へ繋がる。 主要施設の結界が問題だ。」というラス。
「あー、デオドル殿下からの情報で調べたが、もとここの学園にあった結界だ。 移設した時に、オールディス公に横流しされたみたいじゃ。 いろいろゴタゴタしてたからな。それにあの結界は、王国からもなんども売却を打診されてたしな。」というカルロ。
「あの結界がある限り、やはり外部からの進入は無理でしょうか?」ってラス。
「100%むりだなぁー」って俺、タバコを一服しながら言う。
「そのための内部調査だろ」っていっておいた。
「あの方の結界ですからね。 ちなみにギース君には結界のことは?」ってカルロに聞かれた。
「いってぇねー。 いったらつまんねぇしな。」
「もしギース君に何かあった場合、こちらとしても」ってカルロ。
「それは心配しなくていい。 死んだらあいつが弱かったってだけだ。 それに一応、自分の身ぐれぇー守れるから」って俺がいっておいた。 まぁよほどの事が無い限り、死なないだろうし、何かあれば魔の森に逃げればいい。
「それよりもあいつ、一般常識ってのがねぇーからそこだけだな心配なのは」
「そのようですね。 我々のほうでは、成人は18歳でして」ってラス。
「まじか。 それ言ってもあいつ気にせず喫煙、飲酒すんな。」って俺。
なんせ、魔大陸は成人15歳だけど、あしつ未成年の時から飲酒、喫煙してたし。 って、そいう俺も俺だけど。
「そこはうまく我々で許可はもらおう。 あと貴族の子としていくため、従者がつけられるが」ってカルロ。
従者ね。。あいつつけるか。
「使えねぇがいるから、そいつつけるわ」っていっておいた。
そして、1時間もしないでギースが戻ってきた。 早いなって、まぁ、簡単だったのか。
◇◇◇
試験がおわり、会議室に戻った俺ギース。
俺が試験結果の採点待ちしている間、人間社会の硬貨、物価などラスから教えてもらい、ギルドカードの発行もする。
採点が終わり、結果がカルロに渡された。
「全教科満点だ。 学園が始まるまでの間、我が家に住んでもらってだ、マナー、ダンスを学んでもらう。」っていいだすカルロ。
なぜ故に。 俺、タバコに火をつけて一服。
「おい、クソオヤジ、聞いてねぇーぞ」って言うと、爆笑しているオヤジ。 なに爆笑してるんだよ。
「まぁ、経験だ。」
「ちぃ、ちゃっちゃと任務終わらせて、自由になってやる。」って言ってやった。
「んで、クソオヤジ、俺の生活費は?」
「てめぇーで稼げ。 ここは、ダンジョンあるしな。 でもランクはあげんなよ」って言われた。
「迷宮都市のマスターにはわしから伝えておこう。 討伐任務も用意させておこう。」っていうラス。
気が利くな。
「ふーん、なら学園行くまでは毎日殺しはできそうだな」とタバコをふかしながらいう俺。
「ダンジョンの課題は守れよ。 あと、街中での殺しはダメだからな。 絡まれたら、骨折までだぞ」って言われた。 俺はそこまで危険人物じゃねぇーって。
「ああ、わかってるわ」って言っておいた。
「俺は帰るな。 こいつ頼むな」ってオヤジが席をたちながらとカルロ、ラスにいってる。
「ギース、学園に行く時にアウル呼べ。 まぁ元気でな」と頭をなでられた。 恥ずかしいだろうが。
「約束は守れよ」って俺がいうと手をふりながら扉から出ていく。
俺は、ラスから迷宮都市やら魔道国家の地図をもらい、カルロから転移は人が見ていない所でと注意を受けて、カルロの屋敷の使用人の案内で当面の部屋に案内された。
本当に嫌だけど、俺の人間社会での生活が始まることになった。
貴族の所の事があったからあんま来たくなかったけど、あれより酷い生活はないだろ。 今回は、人質がいるわけでもないしな。
ギースが退席して、ラスが戻ってくる。
「ラス、王国はどうだ?」と聞くカルロ。
「以前として、国王は王妃に籠絡中。 実権は、オールディス公だ。 王妃が皇国出身で皇国とオールディス公が、何かしているが、商業都市のあの島へ繋がる。 主要施設の結界が問題だ。」というラス。
「あー、デオドル殿下からの情報で調べたが、もとここの学園にあった結界だ。 移設した時に、オールディス公に横流しされたみたいじゃ。 いろいろゴタゴタしてたからな。それにあの結界は、王国からもなんども売却を打診されてたしな。」というカルロ。
「あの結界がある限り、やはり外部からの進入は無理でしょうか?」ってラス。
「100%むりだなぁー」って俺、タバコを一服しながら言う。
「そのための内部調査だろ」っていっておいた。
「あの方の結界ですからね。 ちなみにギース君には結界のことは?」ってカルロに聞かれた。
「いってぇねー。 いったらつまんねぇしな。」
「もしギース君に何かあった場合、こちらとしても」ってカルロ。
「それは心配しなくていい。 死んだらあいつが弱かったってだけだ。 それに一応、自分の身ぐれぇー守れるから」って俺がいっておいた。 まぁよほどの事が無い限り、死なないだろうし、何かあれば魔の森に逃げればいい。
「それよりもあいつ、一般常識ってのがねぇーからそこだけだな心配なのは」
「そのようですね。 我々のほうでは、成人は18歳でして」ってラス。
「まじか。 それ言ってもあいつ気にせず喫煙、飲酒すんな。」って俺。
なんせ、魔大陸は成人15歳だけど、あしつ未成年の時から飲酒、喫煙してたし。 って、そいう俺も俺だけど。
「そこはうまく我々で許可はもらおう。 あと貴族の子としていくため、従者がつけられるが」ってカルロ。
従者ね。。あいつつけるか。
「使えねぇがいるから、そいつつけるわ」っていっておいた。
そして、1時間もしないでギースが戻ってきた。 早いなって、まぁ、簡単だったのか。
◇◇◇
試験がおわり、会議室に戻った俺ギース。
俺が試験結果の採点待ちしている間、人間社会の硬貨、物価などラスから教えてもらい、ギルドカードの発行もする。
採点が終わり、結果がカルロに渡された。
「全教科満点だ。 学園が始まるまでの間、我が家に住んでもらってだ、マナー、ダンスを学んでもらう。」っていいだすカルロ。
なぜ故に。 俺、タバコに火をつけて一服。
「おい、クソオヤジ、聞いてねぇーぞ」って言うと、爆笑しているオヤジ。 なに爆笑してるんだよ。
「まぁ、経験だ。」
「ちぃ、ちゃっちゃと任務終わらせて、自由になってやる。」って言ってやった。
「んで、クソオヤジ、俺の生活費は?」
「てめぇーで稼げ。 ここは、ダンジョンあるしな。 でもランクはあげんなよ」って言われた。
「迷宮都市のマスターにはわしから伝えておこう。 討伐任務も用意させておこう。」っていうラス。
気が利くな。
「ふーん、なら学園行くまでは毎日殺しはできそうだな」とタバコをふかしながらいう俺。
「ダンジョンの課題は守れよ。 あと、街中での殺しはダメだからな。 絡まれたら、骨折までだぞ」って言われた。 俺はそこまで危険人物じゃねぇーって。
「ああ、わかってるわ」って言っておいた。
「俺は帰るな。 こいつ頼むな」ってオヤジが席をたちながらとカルロ、ラスにいってる。
「ギース、学園に行く時にアウル呼べ。 まぁ元気でな」と頭をなでられた。 恥ずかしいだろうが。
「約束は守れよ」って俺がいうと手をふりながら扉から出ていく。
俺は、ラスから迷宮都市やら魔道国家の地図をもらい、カルロから転移は人が見ていない所でと注意を受けて、カルロの屋敷の使用人の案内で当面の部屋に案内された。
本当に嫌だけど、俺の人間社会での生活が始まることになった。
貴族の所の事があったからあんま来たくなかったけど、あれより酷い生活はないだろ。 今回は、人質がいるわけでもないしな。
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