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5章:冒険者編
対抗戦の交流会 前編
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対抗戦の交流会だ。
昼で、魔皇帝宮殿の中庭でバーベキュー形式でやるらしく、服装は、私服でということだ。
団長達と俺は私服できている。
「私服だってぇーのによ、皇女もドレスきてるし、婚約者候補も正装だな」って団長。
「なんか、どっちが浮いてんだか」って俺もいいながら配られたエールをのむ。
「俺らは、のんで、食ってでいいんじゃぁねぇ~」って団長だ。
そりゃそうだ。 あいつ等と関わる必要もないしな。
すると前方から、見たことのあるむちゃくちゃ可愛い少年がくる。
「あの可愛い少年、こっちくるけど知り合いか?」って団長。 俺が返事する前に少年が「デオ。 大きくなってるんだぞ!」といって、エールを飲みながらいう。 俺の身長は、190CMだ。
「シリルさん、相変わらずっすね。」って俺。
「俺、まだ成長期っすから」というと、シリルさんと一緒にきた魔族の人が「シリル様、成長とまっちゃったっすから」というと、「それはいうんじゃないぞ」ってシリルさん不貞腐れてる。 それも可愛いんだって。
もう1人シリルと一緒にきた魔族が「デオ君とは知り合いで?」ときくと、シリルさんがエールをのみながら「うん、いつか忘れたけど、森で魔物に襲われて、面白い奴だったから助けたぞ。 んで、強くなりたいっていうからちょびっと指導しただけだぞ。」って言われた。 俺の人生の転機の出来事だけどな。
「デオ、こいつがミエルで、あっちがオルクだぞ」ってシリルさんが一緒にいた魔族の人を紹介してくれた。
「その紹介ひどいっすよ。 まぁいいっすけど」ってオルク。
「今回俺ら付き添いっすし、珍しくこういう場にくるっていう理由わかったっすから」と言っているミエル。
「暇潰しだぞ。 オルク、肉ー」ってシリルさん。
「人が多いからって、わかりましたよ」といって撮りに行くオルクさんだ。
「へぇ~、デオが、前にいってた森であった面白いやつか。」って団長。
「うん、よくいわれるぞ」ってシリルさんがニコニコして答えてる。
「でもよ、お前らも私服でよかったよ。 俺らだけ浮いてんのかってなって心配してたんだよ」って団長”がはは”って笑ってるし。
「デオ、あいつらなんなんだぞ?」ってシリルさんに聞かれた。
「ああ、皇女と婚約者候補達だ」って俺がいうと、シリルさん表情が嫌そうな顔になってる。
「お花畑なのかだぞ?」
「ああ、たぶんな」って団長が爆笑しながらいってるよ。 一応、皇女だけどいいのか?
その後、オルクさんが肉を山盛りに持ってきて、エールを飲みながら話す。
「シリルさん達は、なんでこの交流会に?」って俺が聞いてみた。
「あー、単なる観戦ですよ。 シリル様、そういうのは滅多にいかないんっすけど、今回は珍しく行くっていってね」ってミエルさん。
「なーんだ、オルクさんもミエルさんも強そうだから、参加だったら面白いのにな。」っていう団長。
そう、俺も気付いていた。 この2人尋常なく強い。 俺はシリルさんの強さは知ってる。 でも、シリルさん、すげぇー上手く隠してるからあんまりわからない。
オルクさんが笑いながら「シリル様、次第じゃないっすか」といってエールをのんでいる。
「オルクさんとミエルさんって、シリルを様付って、どっかのお坊ちゃんなのか?」って聞いてる団長。
俺も気になってた。
昼で、魔皇帝宮殿の中庭でバーベキュー形式でやるらしく、服装は、私服でということだ。
団長達と俺は私服できている。
「私服だってぇーのによ、皇女もドレスきてるし、婚約者候補も正装だな」って団長。
「なんか、どっちが浮いてんだか」って俺もいいながら配られたエールをのむ。
「俺らは、のんで、食ってでいいんじゃぁねぇ~」って団長だ。
そりゃそうだ。 あいつ等と関わる必要もないしな。
すると前方から、見たことのあるむちゃくちゃ可愛い少年がくる。
「あの可愛い少年、こっちくるけど知り合いか?」って団長。 俺が返事する前に少年が「デオ。 大きくなってるんだぞ!」といって、エールを飲みながらいう。 俺の身長は、190CMだ。
「シリルさん、相変わらずっすね。」って俺。
「俺、まだ成長期っすから」というと、シリルさんと一緒にきた魔族の人が「シリル様、成長とまっちゃったっすから」というと、「それはいうんじゃないぞ」ってシリルさん不貞腐れてる。 それも可愛いんだって。
もう1人シリルと一緒にきた魔族が「デオ君とは知り合いで?」ときくと、シリルさんがエールをのみながら「うん、いつか忘れたけど、森で魔物に襲われて、面白い奴だったから助けたぞ。 んで、強くなりたいっていうからちょびっと指導しただけだぞ。」って言われた。 俺の人生の転機の出来事だけどな。
「デオ、こいつがミエルで、あっちがオルクだぞ」ってシリルさんが一緒にいた魔族の人を紹介してくれた。
「その紹介ひどいっすよ。 まぁいいっすけど」ってオルク。
「今回俺ら付き添いっすし、珍しくこういう場にくるっていう理由わかったっすから」と言っているミエル。
「暇潰しだぞ。 オルク、肉ー」ってシリルさん。
「人が多いからって、わかりましたよ」といって撮りに行くオルクさんだ。
「へぇ~、デオが、前にいってた森であった面白いやつか。」って団長。
「うん、よくいわれるぞ」ってシリルさんがニコニコして答えてる。
「でもよ、お前らも私服でよかったよ。 俺らだけ浮いてんのかってなって心配してたんだよ」って団長”がはは”って笑ってるし。
「デオ、あいつらなんなんだぞ?」ってシリルさんに聞かれた。
「ああ、皇女と婚約者候補達だ」って俺がいうと、シリルさん表情が嫌そうな顔になってる。
「お花畑なのかだぞ?」
「ああ、たぶんな」って団長が爆笑しながらいってるよ。 一応、皇女だけどいいのか?
その後、オルクさんが肉を山盛りに持ってきて、エールを飲みながら話す。
「シリルさん達は、なんでこの交流会に?」って俺が聞いてみた。
「あー、単なる観戦ですよ。 シリル様、そういうのは滅多にいかないんっすけど、今回は珍しく行くっていってね」ってミエルさん。
「なーんだ、オルクさんもミエルさんも強そうだから、参加だったら面白いのにな。」っていう団長。
そう、俺も気付いていた。 この2人尋常なく強い。 俺はシリルさんの強さは知ってる。 でも、シリルさん、すげぇー上手く隠してるからあんまりわからない。
オルクさんが笑いながら「シリル様、次第じゃないっすか」といってエールをのんでいる。
「オルクさんとミエルさんって、シリルを様付って、どっかのお坊ちゃんなのか?」って聞いてる団長。
俺も気になってた。
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