【白銀の黒帝:20】魔大陸の貴族

八木恵

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3章:特訓編

封印解除してくれるらしい

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そして今、俺はツリーハウスハウスから離れたところにあるちょっとした平原に、シリルといる。 ってか、シリル、集団転移でここまできた。 何者だよ。

シリルが頬をかきながら、「2つついてるんだぞ。 1個ずつ解除すればいいんだぞ」といいながら、「念のため結界はるんだぞ」といってシリルは神級の防御結界を俺の周り2Km範囲ではる。

シリルが俺の左手首についた手錠をさわりながら「一気に魔力が解放されるから、自分でおさえこむんだぞ」といい、俺が頷くのをみて、手錠をさわるとカチャっという音ではずれる。

俺は一気に巡る魔力に驚きながらも、無事に押さえ込むことに成功する。
「あれ、すんげぇー魔力増えてる」って俺がいうと、シリルが「常に魔力不足でうごいてたんだぞ。 増えるんだぞ。」って言われた。 確かにその通りなのかもしれないけど、今まで経験した事ないから驚いてる。

「落ち着いてるみたいだぞ、もういっこも外すぞ」って言われて、「ああ、頼む」というと、シリルが右手首の手錠をカチャと外す。 さっきと同じ容量で押さえ込むが、案外らくだった。
すぐに制御が落ち着き、俺は久々の魔力に嬉しくなり、手のひらで小さな炎をだそうとしたら、おもったよりおおきくて慌てて消した。

それをみたシリル。
「魔力量増えて、魔力コントロールが下手になったからだぞ。」って笑ってる。

「えーと、純魔族は武器は何使うんだぞ? あと、得意属性はなんだぞ?」ってシリルに聞かれた。
「あー俺 デオな。 武器は、大剣だな。 魔武器も取り上げられて、大剣だったしな。 あと、得意属性は、風、闇、火、雷だ、 無属性は魔弾だけだな。」
「へぇー、んじゃ単独転移は闇と風の合成なのかだぞ?」
「ああ。」というと、シリルが「ほい」っと大剣を出してわたす。 
「これあげるぞ」ってシリルに言われた。 そして自身は、は木刀をだして、「せっかくだぞ、模擬戦するんだぞ」という。

「って、この大剣、結構いいのじゃねぇー。 てか、シリル木刀だし」って最後は突っ込んだ。
シリルがニコニコしながら「その大剣、魔力ながすと切れ味あがんだぞ。 俺は、木刀に魔力ながすけど、えーとお前は全力でいいぞ。 魔術もつかっていいぞ」って言われた。

「わかった。 後悔させてやんよ」といって、俺はまじ全力でむかいました。 えーと、まじ、シリル、お前何者だよ。 俺は2分でボロボロで今大の字になってる。

シリルが近づいてきて、「やっぱ、身体強化あまいな。 部分できないと魔力もったいないぞ」って言われた。
「お昼つくるぞ」ってシリルがいって、俺を回復しながら、洗浄魔術で綺麗にし、シリルがポンと叩いて「できた」というと、俺の着ていたボロボロの服が直り、そのまま転移でツリーハウスにもどるのだった。

だから、お前何者なんだよ。
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