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2章:実家編
北東の森へ
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無事脱出した俺デオドルは、北東の森へ向かう事にしている。
理由は簡単だ。 あまり魔物も強くないという噂を聞いたことがあり、そこで狩りをしながら暮らそうとしている。
魔力封印は何をしても外れない。 資金を作って、本を買うしかないが、ギルドカードも取り上げられて無一文の俺は、狩りをして、狩りでまずは収入を確保することにしたのである。
◇◇◇
脱出して、3週間後、俺は北東の森についた。
途中、魔物に襲われた行商人達を助けて、御礼に同乗させてもらい、服や下着、わずかだが礼金ももらえた。 それからは、行商人にあうと交渉して、同乗させてもらいながら旅をしたりして、想定よりは少し早めに到着したのである。
一方、バターティオ公は、翌朝牢屋に朝食を運んだ従者から、デオドルの脱走をきく。
邸宅をさがしたがおらず、ただ魔力封印をしたままでは遠くにはいけないと判断して、首都内で魔力封印をした15歳の青年の捜索を依頼するのだった。
この時、バターティオ公は数日中には見つかるとおもっていた。
しかし足取りは掴めず、各ギルドにも今回は依頼しデオドルの容姿、特徴を伝え保護を要請する。
但し、西の街には、ギルドマスターのみに、デオドルが現れた場合連絡してもらうように要請するのだった。
理由は簡単だ。 あまり魔物も強くないという噂を聞いたことがあり、そこで狩りをしながら暮らそうとしている。
魔力封印は何をしても外れない。 資金を作って、本を買うしかないが、ギルドカードも取り上げられて無一文の俺は、狩りをして、狩りでまずは収入を確保することにしたのである。
◇◇◇
脱出して、3週間後、俺は北東の森についた。
途中、魔物に襲われた行商人達を助けて、御礼に同乗させてもらい、服や下着、わずかだが礼金ももらえた。 それからは、行商人にあうと交渉して、同乗させてもらいながら旅をしたりして、想定よりは少し早めに到着したのである。
一方、バターティオ公は、翌朝牢屋に朝食を運んだ従者から、デオドルの脱走をきく。
邸宅をさがしたがおらず、ただ魔力封印をしたままでは遠くにはいけないと判断して、首都内で魔力封印をした15歳の青年の捜索を依頼するのだった。
この時、バターティオ公は数日中には見つかるとおもっていた。
しかし足取りは掴めず、各ギルドにも今回は依頼しデオドルの容姿、特徴を伝え保護を要請する。
但し、西の街には、ギルドマスターのみに、デオドルが現れた場合連絡してもらうように要請するのだった。
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