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8章:インズ国編
その後のグリとヴォル
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Side:グリ、ヴォル
ノアールの兄貴が居なくなって、俺グリとヴォル坊はイーストエンドの小屋、今やログハウスになっている家にいる。 なにかあった場合の集合場所だ。
2ヶ月待ってもノアールの兄貴が戻ってこなかったら自由に生きろって前回同様の事言われた。
ヴォル坊は3日間泣き崩れてた。 仕方なく、ヴォル坊の分、自分の分の飯を作る。
「はぁー、自分で作っておいて今二な味だな。」
「うん、兄貴のほうがうまいっす。」
「ヴォル坊、ノアールの兄貴を待って1ヶ月だ、お前は例の大陸の魔族領にいけ。」
「グリさんはどうするんっすか?」
「俺は、「兄貴探しにいくんっすよね。 俺もいくっす」」
物凄い巨大な魔力をもつ奴とそれに劣るが尋常じゃない魔力の奴が来る。
「おいおい、これなんだよ」
「グリさん」ってヴォル坊震えながら俺しがみつく。
「ただいま」って扉があいた。 嘘だろ、姿は兄貴とすんげーぇー美女。
「ノアールの兄貴なのか?」
「なに言ってんだ、そうだが」ってタバコに火をつけて一服してる。
「兄貴、兄貴の魔力の臭いがちがうっす。」
すると美女が「ノアール、人間仕様にするの忘れてた」っていう。
「どうすんだ?」ってノアールの兄貴もどきがいう。
「その内、自分で変えれるが、それまでこれでも親指にはめておこう」って美女が兄貴もどきの左親指にリングをはめた。
おいおいどうなっている。
ヴォル坊が「兄貴ー」って抱きついている。
◇◇◇
せっかく魔境の森のログハウスについたらグリとヴォルに警戒されるわ、指輪はめたらヴォルが大泣きしながら抱きついてくるわで、なんだか困った俺ノアールです。
ヴォルは、何気にまだおこちゃまだったな。
そして、今、俺とルーシはリビングで正座させられ、グリとヴォルがすげぇー剣幕顔だ。
ソファーで胡座かいてるグリにちょこんて座るヴォル。
見えるっていいね。 色盲にもならず、魂の色もみようと思えば見える。
「ノアールの兄貴、どこ行ってたんすか? その美女は?」
「兄貴、今世はサタンだけでいいって言ったのに裏切りっすか?」
「裏切ってねぇーよ。 隣にいんのが、元サタンの女バージョンで、ルシファー。 んでルーシが愛称。 そんでもって、さっきまで地獄にいた。」
ぽかーんとしてる、グリとヴォル。
「ノアール、説明が足らん。」ってルーシに突っ込まれた。
タバコに火をつけて一服して胡座掻きながら、今までの話しを掻い摘み説明した。
「それで、あの巨大な魔力だったのかよ。 ヴォル坊、いいか極上の女ってのがルーシの姉貴みたいな女のことだ」
「グリさん、わかったっす。 魔王さんも綺麗だったすけど姉貴には見劣りするっす。」 へぇー、そうだったのか。 まぁ、ルーシは極上の女だしな。 いつまにか、みんなで酒のみはじめていた。 話し長くなるからな。
「兄貴、これからどうするんっすか? 復学するんっすか?」
「復学?」
「ノアール、お前学園休学してただろ。 われ、制服着てみたい。」
「まぁそれもありか。 お前らに会いにきたのと、あの後どうなったかってのもあるし、ルーシの制服姿ってのもいいかもな。」
「でも、ノアールの兄貴、地獄の管理は?」
「ああ、羊顔した執事がなんかあったら知らせてくれるらしい。」
「兄貴、姉貴連れて行ったら求婚者増えるってか、卒倒する人間でるかもっす。」
「そうか、われも人間仕様にするか。」ってルーシ。
魔力は人間仕様にしてた。 ルーシの瞳の色はダークグレーに、容姿は整っているが綺麗系で冷たい感じで黒髪ストレートは変わらず。 身長が180あったのが、170cmになった。
「これでどうだ?」っていうルーシ。
「いいんじゃねぇー。 身長が低くなったのが謎だが」
「この世界の平均身長に合わせてみた」
「「「なーるほど」」」って、俺たち3人で納得した。
ノアールの兄貴が居なくなって、俺グリとヴォル坊はイーストエンドの小屋、今やログハウスになっている家にいる。 なにかあった場合の集合場所だ。
2ヶ月待ってもノアールの兄貴が戻ってこなかったら自由に生きろって前回同様の事言われた。
ヴォル坊は3日間泣き崩れてた。 仕方なく、ヴォル坊の分、自分の分の飯を作る。
「はぁー、自分で作っておいて今二な味だな。」
「うん、兄貴のほうがうまいっす。」
「ヴォル坊、ノアールの兄貴を待って1ヶ月だ、お前は例の大陸の魔族領にいけ。」
「グリさんはどうするんっすか?」
「俺は、「兄貴探しにいくんっすよね。 俺もいくっす」」
物凄い巨大な魔力をもつ奴とそれに劣るが尋常じゃない魔力の奴が来る。
「おいおい、これなんだよ」
「グリさん」ってヴォル坊震えながら俺しがみつく。
「ただいま」って扉があいた。 嘘だろ、姿は兄貴とすんげーぇー美女。
「ノアールの兄貴なのか?」
「なに言ってんだ、そうだが」ってタバコに火をつけて一服してる。
「兄貴、兄貴の魔力の臭いがちがうっす。」
すると美女が「ノアール、人間仕様にするの忘れてた」っていう。
「どうすんだ?」ってノアールの兄貴もどきがいう。
「その内、自分で変えれるが、それまでこれでも親指にはめておこう」って美女が兄貴もどきの左親指にリングをはめた。
おいおいどうなっている。
ヴォル坊が「兄貴ー」って抱きついている。
◇◇◇
せっかく魔境の森のログハウスについたらグリとヴォルに警戒されるわ、指輪はめたらヴォルが大泣きしながら抱きついてくるわで、なんだか困った俺ノアールです。
ヴォルは、何気にまだおこちゃまだったな。
そして、今、俺とルーシはリビングで正座させられ、グリとヴォルがすげぇー剣幕顔だ。
ソファーで胡座かいてるグリにちょこんて座るヴォル。
見えるっていいね。 色盲にもならず、魂の色もみようと思えば見える。
「ノアールの兄貴、どこ行ってたんすか? その美女は?」
「兄貴、今世はサタンだけでいいって言ったのに裏切りっすか?」
「裏切ってねぇーよ。 隣にいんのが、元サタンの女バージョンで、ルシファー。 んでルーシが愛称。 そんでもって、さっきまで地獄にいた。」
ぽかーんとしてる、グリとヴォル。
「ノアール、説明が足らん。」ってルーシに突っ込まれた。
タバコに火をつけて一服して胡座掻きながら、今までの話しを掻い摘み説明した。
「それで、あの巨大な魔力だったのかよ。 ヴォル坊、いいか極上の女ってのがルーシの姉貴みたいな女のことだ」
「グリさん、わかったっす。 魔王さんも綺麗だったすけど姉貴には見劣りするっす。」 へぇー、そうだったのか。 まぁ、ルーシは極上の女だしな。 いつまにか、みんなで酒のみはじめていた。 話し長くなるからな。
「兄貴、これからどうするんっすか? 復学するんっすか?」
「復学?」
「ノアール、お前学園休学してただろ。 われ、制服着てみたい。」
「まぁそれもありか。 お前らに会いにきたのと、あの後どうなったかってのもあるし、ルーシの制服姿ってのもいいかもな。」
「でも、ノアールの兄貴、地獄の管理は?」
「ああ、羊顔した執事がなんかあったら知らせてくれるらしい。」
「兄貴、姉貴連れて行ったら求婚者増えるってか、卒倒する人間でるかもっす。」
「そうか、われも人間仕様にするか。」ってルーシ。
魔力は人間仕様にしてた。 ルーシの瞳の色はダークグレーに、容姿は整っているが綺麗系で冷たい感じで黒髪ストレートは変わらず。 身長が180あったのが、170cmになった。
「これでどうだ?」っていうルーシ。
「いいんじゃねぇー。 身長が低くなったのが謎だが」
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