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7章:新大陸探し
魔王に会いに来た 中編
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どうやら、昔、魔族と人間は共存していたようだ。
そう考えていると、魔王は話を続ける。
「最初の質問の答えにもなるけど、約1万年前、この世界で大規模な地殻変動がおきたの。その当時、竜人族、正しくは古代竜族ね、魔族ではなく中立の立場で魔族、鬼族、吸血鬼族、エルフ、ドワーフ、獣人、海人、人間は争いいもあるけど皆共存していたわ。
その地殻変動で、種族存命が危機的状況になったの。 新たな地を求めて、大きな船をいくつか作り、古代竜族が新たな地を求めて四方八方に飛び立ったわ。 約1年かしら、私の先祖達はこの大陸に到着したわ。 そして、当時竜王だったヴォルの母は妊娠中ってことで1番小さな船、魔族、鬼族、吸血鬼族、人間を乗せた船を運んだわ。
もちろん、交代の竜2頭つれてね。 新たな地を見つけたら古代竜族は集合する予定だったの。
本来は竜王がついた地で集まる予定だったんだけど、ヴォルの母はその地でヴォルを産み、長旅の影響で亡くなったそうよ。 食料も尽きてたから、運んだ種族の食料にしてほしいと言い残したようよ。 卵のヴォルを守るため、1頭の竜はその地に残り、もう1頭の竜はこっちにきて竜王の死を伝えにきたわ。
私の先祖は竜王の弟だったからね。 その後、こちらも落ち着くのに数年かかったのかしら、というよりも、もともと数が少ない古代竜族が生き残った数は5頭よ。 全ての船が新天地にたどり着いたわけじゃないのよ。 ヴォルを迎えに行ったけど、残った竜の姿はなかったそうよ。
そして、竜人族の始まりは、古代竜族と魔族の間の子供。 人型で鱗の皮膚に竜の小型尻尾を持つわ。 優一、人化した古代竜が交配して人化した姿で産む事ができたのが魔族だけ。 竜人族は、魔族側に分類されたわ。 時間の経過とともに、この大陸も種族間の争いがあり、結局分断したわ。 さっき私は古代竜族といったけども、正しくは先祖返りの竜人族。 竜人族同士の交配で卵で生まれた竜。 千年に一度生まれるの。 その子が、ここの魔族領の魔王になる決まり。 もう次代の卵が生まれたから、あと数年後には引退できるわ。」
「ってことは、俺は最後の古代竜族ってことっすか。」ってヴォル。 俺も驚いたけど、本人が一番驚くよな。
「ええ、ヴォルって呼びましたが、ヴォルバハムート竜王様、お帰りなさいませ。」って魔王ともども王座から降りてヴォルに膝間ついて最大敬礼をしてるようだ。
「ヴォルバハムート竜王様がお戻りの際、御身の望むままこの魔王の座もお譲りいたします。」っていう魔王。
「俺、断るっす」即決だな、ヴォルも。
「なぜですか? 私どもにとっては竜王は神と同格です。 是非」っていう魔王。
「俺、兄貴と旅するのが楽しんっす。 それに自由にしたいんっす。 普通にしてほしいっす。」
「はぁー、こちらも振られてしまいましたわ。」って諦めたようで、みな元に戻ったようだ。
「では、ヴォルバハムート様、たまには遊びにきていただけますか?」
「ヴォルでいいっす。 遊びにくるのは問題ないっす。」
「はい、ヴォル、楽しみにまってます。」
「なんか、ヴォル坊も結構壮絶な始まりだったんだな」っていうグリ。
「ああ、なんかな。」っていう俺。
「魔王様、急ぎでエルフの星見からの連絡です。 ってこれどういう状況ですか?」って1人扉から入って来て、男の声がする。 そういや、俺たちが突進したから、この部屋の屋根やら破壊したまんまだった。
「これは、あとで説明する。 そのエルフの星見の手紙を妾によこせ」って魔王モードの口調だ。
エルフの星見が急ぎの連絡ってなんだろな。 まぁ俺たちは聞きたい事きいたし、帰っていいか?ってなんか、そんな雰囲気じゃなさそうだけど。
そう考えていると、魔王は話を続ける。
「最初の質問の答えにもなるけど、約1万年前、この世界で大規模な地殻変動がおきたの。その当時、竜人族、正しくは古代竜族ね、魔族ではなく中立の立場で魔族、鬼族、吸血鬼族、エルフ、ドワーフ、獣人、海人、人間は争いいもあるけど皆共存していたわ。
その地殻変動で、種族存命が危機的状況になったの。 新たな地を求めて、大きな船をいくつか作り、古代竜族が新たな地を求めて四方八方に飛び立ったわ。 約1年かしら、私の先祖達はこの大陸に到着したわ。 そして、当時竜王だったヴォルの母は妊娠中ってことで1番小さな船、魔族、鬼族、吸血鬼族、人間を乗せた船を運んだわ。
もちろん、交代の竜2頭つれてね。 新たな地を見つけたら古代竜族は集合する予定だったの。
本来は竜王がついた地で集まる予定だったんだけど、ヴォルの母はその地でヴォルを産み、長旅の影響で亡くなったそうよ。 食料も尽きてたから、運んだ種族の食料にしてほしいと言い残したようよ。 卵のヴォルを守るため、1頭の竜はその地に残り、もう1頭の竜はこっちにきて竜王の死を伝えにきたわ。
私の先祖は竜王の弟だったからね。 その後、こちらも落ち着くのに数年かかったのかしら、というよりも、もともと数が少ない古代竜族が生き残った数は5頭よ。 全ての船が新天地にたどり着いたわけじゃないのよ。 ヴォルを迎えに行ったけど、残った竜の姿はなかったそうよ。
そして、竜人族の始まりは、古代竜族と魔族の間の子供。 人型で鱗の皮膚に竜の小型尻尾を持つわ。 優一、人化した古代竜が交配して人化した姿で産む事ができたのが魔族だけ。 竜人族は、魔族側に分類されたわ。 時間の経過とともに、この大陸も種族間の争いがあり、結局分断したわ。 さっき私は古代竜族といったけども、正しくは先祖返りの竜人族。 竜人族同士の交配で卵で生まれた竜。 千年に一度生まれるの。 その子が、ここの魔族領の魔王になる決まり。 もう次代の卵が生まれたから、あと数年後には引退できるわ。」
「ってことは、俺は最後の古代竜族ってことっすか。」ってヴォル。 俺も驚いたけど、本人が一番驚くよな。
「ええ、ヴォルって呼びましたが、ヴォルバハムート竜王様、お帰りなさいませ。」って魔王ともども王座から降りてヴォルに膝間ついて最大敬礼をしてるようだ。
「ヴォルバハムート竜王様がお戻りの際、御身の望むままこの魔王の座もお譲りいたします。」っていう魔王。
「俺、断るっす」即決だな、ヴォルも。
「なぜですか? 私どもにとっては竜王は神と同格です。 是非」っていう魔王。
「俺、兄貴と旅するのが楽しんっす。 それに自由にしたいんっす。 普通にしてほしいっす。」
「はぁー、こちらも振られてしまいましたわ。」って諦めたようで、みな元に戻ったようだ。
「では、ヴォルバハムート様、たまには遊びにきていただけますか?」
「ヴォルでいいっす。 遊びにくるのは問題ないっす。」
「はい、ヴォル、楽しみにまってます。」
「なんか、ヴォル坊も結構壮絶な始まりだったんだな」っていうグリ。
「ああ、なんかな。」っていう俺。
「魔王様、急ぎでエルフの星見からの連絡です。 ってこれどういう状況ですか?」って1人扉から入って来て、男の声がする。 そういや、俺たちが突進したから、この部屋の屋根やら破壊したまんまだった。
「これは、あとで説明する。 そのエルフの星見の手紙を妾によこせ」って魔王モードの口調だ。
エルフの星見が急ぎの連絡ってなんだろな。 まぁ俺たちは聞きたい事きいたし、帰っていいか?ってなんか、そんな雰囲気じゃなさそうだけど。
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