【不遇転生:1】俺と魔神 ~ハードモード人生だけど、せめて平均寿命まで生きたい~

八木恵

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7章:新大陸探し

閑話 トリスタン王国の勇者

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Side:勇者
「ユカリ、どうしたんだ?」っていうのは幼なじみのカイト。 召喚される前からモテてるし、まぁ容姿端麗、運動神経抜群で、頭脳明晰でしかも大会社の御曹子。 私も自分でいうのもなんだけど、カイト程ではないが高校もカイトに次いで次席だし、いちおう令嬢。 
「ねぇ、カイトは、カズトのこと覚えてる?」 そう、小学校あがるまで親の会社関連で会っていた私の初恋の男の子。 カイトより正直カッコ良くて親に何度も許嫁になりたいってせがんだ。 会社のこと考えるとカイトのほうが上で、カズトの親の会社は成り上がりのベンチャー企業だった。

「覚えてるけど、ずっと入院してた奴だろ。 さすがに、小学校あがる前の記憶しかないけど、それまでは俺もあいつに敵わなくって悔しかったけどな。 それに、一度も小学校くることなく、亡くなったよな。 最初はお見舞いにいったけど。。 それがどうした?」

「変な話しだけど、今日らあめんで見た黒髪を纏めていた超イケメンいたでしょ。 他の2人もイケメンだけど、その上いってたでしょ。」

「ユカリが触ろうとしたら避けた奴ね。 それがどうした。」

「ラベノとかであるなんいかカズトの転生者じゃないのかなって。 そう思ったの。 なんか似てるっていうか」

「ユカリ、そのオタク脳なんとかしろよ。 それにカズト似ばっかりとするのもな。 とりあえず、またセックスして忘れろ」って言われて、カイトとする。 カイトとはセフレだ。 処女もカイトにあげた。 本当はカズトとしたかった。 なのに11歳の時、バレンタインの日、告白しにカズトの病室いったら、美人で綺麗と有名な女医さんがリボン自分につけて、あわれもない姿でカズトとキスしてた。 きっとそれ以上だってカズトとしてたって今ならわかる。 その後、カズトに告白したらキッパリふられた。

その時泣いている私を慰めてくれたのはカイトだ。 可愛いキスしたっけ。
その翌年カズトは亡くなったって聞いた。 
「あん、いいー。カイト、上手くなったぁあーん」ってバックでツカレながらいう。
「はぁはぁ、相変わらずエロいよユカリは」って耳元で囁かれる。

まだよ、あの時の女医は。 なんだかんだでカイトとは14歳の時にお互い初めてでした。 カイトに恋人出来たんだった。 遊びみたかったけど。 私も少しでもカズトに似てれば付き合ったっけ。 やっぱりすぐ別れる。

ここの王子とも寝てる。 一緒に同行している騎士もカッコいいし、誘ったらすぐだった。 
それから数日後、カイト曰く彼らは冒険者だと。 冒険者なら指名して私の手元における。 急いで冒険者組合に聞いたけど、王都の冒険者組合にはよっていないらしい。 トリスタン王国の冒険者組合に、彼ら来たら王命で王宮に来るように頼んだ。

うふふ、やっとカズトに1番似ている人、いやそれよりも美形な男を見つけた。
早く、抱かれたい♪
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