上 下
144 / 185
7章:新大陸探し

オゾネスの夜の町へ 後編

しおりを挟む
俺たちに興味をなくした女が俺たちのいるテーブルから去った後。

「冒険者のカードの金額少なくしておいて良かったぜ。 見た目はなかなかエロいが中身がな」っていうグリ。
「まぁいいんじゃねぇー、一夜限りなら。 ってあう言う女は、宿に連れ込んだら最後、眠らされておきたら一文無しってパターンだな」
「兄貴、なんでわかるんすっか?」
「ヴォル坊、あの女処女だからだ。」
「グリさん、どう見分けてるんすか?」
「ヴォル、場数だ。 娼婦でも成り立てのやつとか違うんだ。 当面グリの選んだ女抱いてけばわかるようになるよ。」
「兄貴、そうするっす」
「ノアールの兄貴って、前の時からいい女ばっかだったすけどいつ覚えたんすか? 俺もノアールの兄貴に教わったし。」
≪俺も気になる≫ってサタン。
「今思うと、思い出した最初の人生の時かな。 まぁ、王都のメイン通り全てが娼婦街で、いい女ほど金つまないと抱けないってやつだ。」
「アルタイト王国の娼婦のあの高級みたいなのか?」
「ああ、それらが軽く100店舗近くあんだ。 その中で1番人気の女帝が花魁って言われて、気に入らなければようは国王でもその街ではソデにできんだな。 結局はその街限定で、娼婦は街の外にもでれず、優一外にでれるのが大金積まれて妾になる時。 それも貴族の家からでれないからかわらないかもな。」
「ノアールの兄貴、その花魁ってのと寝たのか?」
「いや、単なる幼なじみだったわけだ。 そいつからちょくちょく呼ばれて酒のみながら愚痴を聞いてただけだ。 その間に他の娼婦から誘いがくるけど、断ってたしな。 」
「兄貴って、そん時童貞だったのか?」
「ちげーぞ。 14で結婚して、その幼なじみにあったのが15か。 16で嫁、殺されたし。 あ、でもその後、その幼なじみの見受け前に嘆願されて寝たな。」
「ノアールの兄貴、あんた結婚してたのかよ!」ってグリに突っ込まれた。
「させられただな。 前世と同じだきっかけは。 でもいい女だったけどな。」
「兄貴って、思い出した記憶で童貞だったのって病弱の時っすか?」
ヴォルそこ聞く。
「それがだな、看病してくれてた女とした。」
「ヴォル坊、ノアールの兄貴の人生壮絶なくせに女には苦労してないってことだ。 ヴォル坊、いい女探しいくぞ!」って会計して俺を宿まで送ってから奴らは娼婦街みいった。

◇◇◇
自分達から聞いたのにな、まぁいいって思いつつ風呂またはいったあと冷えたビールのみながらタバコふかしてた。
「ノアール、結局お前は誰が好きだったんだ」ってサタンが顕現した。
「うーん、そう聞かれるとわからねぇー。俺って恋愛っての知らないのかもな。 てかそういう感情が欠落したのかも。」
「われはどうなのだ?」
「極上のいい女。 サタン女バージョン以外は抱きたいとも思わない。」って言ったら、その日は朝までセックスしてた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する

雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。 その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。 代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。 それを見た柊茜は 「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」 【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。 追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん….... 主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します

強さがすべての魔法学園の最下位クズ貴族に転生した俺、死にたくないからゲーム知識でランキング1位を目指したら、なぜか最強ハーレムの主となった!

こはるんるん
ファンタジー
気づいたら大好きなゲームで俺の大嫌いだったキャラ、ヴァイスに転生してしまっていた。 ヴァイスは伯爵家の跡取り息子だったが、太りやすくなる外れスキル【超重量】を授かったせいで腐り果て、全ヒロインから嫌われるセクハラ野郎と化した。 最終的には魔族に闇堕ちして、勇者に成敗されるのだ。 だが、俺は知っていた。 魔族と化したヴァイスが、作中最強クラスのキャラだったことを。 外れスキル【超重量】の真の力を。 俺は思う。 【超重量】を使って勇者の王女救出イベントを奪えば、殺されなくて済むんじゃないか? 俺は悪行をやめてゲーム知識を駆使して、強さがすべての魔法学園で1位を目指す。

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

幼馴染と一緒に勇者召喚されたのに【弱体術師】となってしまった俺は弱いと言う理由だけで幼馴染と引き裂かれ王国から迫害を受けたのでもう知りません

ルシェ(Twitter名はカイトGT)
ファンタジー
【弱体術師】に選ばれし者、それは最弱の勇者。 それに選ばれてしまった高坂和希は王国から迫害を受けてしまう。 唯一彼の事を心配してくれた小鳥遊優樹も【回復術師】という微妙な勇者となってしまった。 なのに昔和希を虐めていた者達は【勇者】と【賢者】と言う職業につき最高の生活を送っている。 理不尽極まりないこの世界で俺は生き残る事を決める!!

王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します

有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。 妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。 さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。 そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。 そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。 現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!

処理中です...