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7章:新大陸探し

新大陸?発見

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ヴォルに乗り、見つけた島で棒を倒して方向を決めて旅をしている俺ノアール。
イースト王国を出て既に10ヶ月か。

その間、大型昆虫ばかり魔物の島にいったり、鳥ばっかりの島とか、巨大ゴリラ、ライオン、ワニ、カマキリとか全てが巨大生物の魔物の生息している島は一週間で季節が変わる異常気象地帯だ。

「ノアールの兄貴、大陸っぽのがあるぜ」
「まじか! ようやくだな。 ヴォル、なんかいい感じの森か山に着地だな」
ヴォル:「了解っす。」

って言って着地だ。
バキバキ木々が倒れて着地だ。

「ってヴォル、なんで谷底なんだ?」
「兄貴のことだから強い魔物いそうなとこがいいのかと思ったっす。 ここやたら瘴気が濃いんで」
「そうかい、って数百ぐらいに囲まれてんな。 まぁ適当に殺して、次元ボックスにれておけよ」

って言いながら、両手に刀もってザクザク殺してく。
≪ここの魔物は魔鏡なみに魂上手いな≫
(そりゃどうも)

「ギャオー」ってまた怒号だ。

「おい、ヴォル、これ竜だがお前の同族か?」
「兄貴、こいつ紅い鱗でたしかに竜っすけど、知能ないっすよ。 ただの羽のついたトカゲっす」
「そういうことなら」って首チョンパしておいた。

「グリ、そっちも片付いたな」
「ノアールの兄貴、片付けたぜ。 デカイ蜘蛛いたから、魔石だけでいいだろ。」
「ああ、構わねぇー。 こっちは、赤トカゲゲットしたから、これ解体してバーベキューにしよう。」
「兄貴、賛成っす。 俺、火起こすっす」
ってことで、ザクザクと鱗とか剥がして、内臓とか出して解体した。 爪とか鱗とか素材になるしな。 内臓は食えそうかってヴォルに聞いたら美味しくなさそうって事で燃料にした。 魔石は結構デカかった。

「この大陸きて初の食事だな。」って冷えたビール瓶で乾杯しつつ、赤トカゲの肉を頬張った。
「なんか、大味かって思ったけど、すげぇーうまくないか?」
「美味いっす」
「こりゃ、今まで食った肉の中で1番だぜ」

ってことで、索敵したら10頭ほどいたから、狩っておいた。
その日は谷底で、簡易ハウス出してそこで一泊だ。 

そして、大陸ついて1週間。
谷をあがったらそこは砂漠だった。

俺はビール片手にタバコ吸っている。 グリも同じだ。 ヴォルはビール飲んでいる。
「ノアールの兄貴、四駆魔導車最高だぜ!」って運転席でアクセル全開で砂漠走行中だ。
ヴォルは後部座席で、俺、助手席。 グリとヴォルで交代して運転してる。
俺、盲目だし、さすがに運転したが、多分サボテンに激突した。 装甲は、硬化してあるから車体は傷つくことはないけど、グリとヴォル、サタンまで反対したので仕方ない。 余談だが、グリは常に人化できるまで回復した。

「あの島でゴム採取したおかげだろ、ってかよ、デカイミミズやらサソリばっかで、第一村人発見してねぇーんなだ?」
「兄貴、そりゃ街道っぽいとこ避けてるっすから」
「ノアールの兄貴は、いいっすけど、俺たちもそろそろいい女抱きたいんだ。 いい加減、街目指そうぜ」
「んじゃぁ街道っぽいとこって、もう入ってるじゃねぇーかよ」

「当たり前っす。 兄貴が言い出すの待ってたんだぜ。」
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