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6章:王都学園編 第2章

海上で悪霊討伐に行こう

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夜中、俺とヴォルは、グリの上に乗って海の沖合い上空にきた。
「ノアールの兄貴、酷い臭いだぜ。」
「兄貴、すごく臭いっす。 しかも黒い物体がうねうねとしてるっす。」
「俺、嗅覚ないからなんも感じねぇ。 って、真っ赤だな。 とりあえず、飛び込むしかなさそうだ。 んじゃぁ、援護よろしくな」

「まじ、あの中にって、言っちまったよノアールの兄貴」というグリ。

魔神の炎を纏いつつ、周りのドロドロ燃やしながら水中に潜る。 水中だと足場がって、結果を作り蹴りながら海底へ沈んでいく。 途中、攻撃あるけど、刀で切り落とす。 触手より太いな。 ようやく本体だって思ったらこいつ勢いよく海上に上がったよ。 ったく、面倒な。

「兄貴、クラーケンのアンデットっす。 しかも異形の」ってヴォルの声だ。

ほうなるほどな。 そいつの頭上の上に飛び上がって、垂直に頭から刀一本にして『奥義 抜刀術 天地一閃』って真っ二つに切り裂いた。 海底まで一直線だ。 そのあと刀2本で下から斜めぎりしつつ魔神の炎で燃やす。 最後は頭まで切り刻んで、空中に上がったらグリが迎えにきてくれたよ。

「ノアール兄貴、むかえにきたぜ。」
「兄貴の抜刀術久しぶりにみたっす。」って人化したヴォル。
「海上のヘドロは?」
「燃やしたっす。」
「さすがに点在してると燃やし残りがでるからな。 にしても疲れた。 俺、寝る。」
「兄貴、あーあ、寝ちゃったよ。」
「ヴォル坊、部屋に連れてくしかないな。」

◇◇◇
俺が起きたらベットの上にいた。 
目開いても真っ暗だ。 鼻も相変わらずだな。 つねってみた。 痛い。
(サタン、痛覚が戻ってる。 風呂、風呂)
≪痛覚だったのか、良かったな≫

風呂にのんびり使った。
「いいね、お湯の温度わかるって。 いやぁー極楽、極楽。」
「いつもより、熱いが」ってサタン。
「俺、熱めが好きなんだよ。」って言っとく。
「ほう、そうなのか」っ言われながらも唇重ねて舌絡ませる。
風呂でセックスして、ベットでも何回かしてる。
「はぁはぁ、ノアール、いつもより激しいぃ、あー」ってサタンの甘い声だ。「痛覚戻ったら、まじサタンの中更に気持ちよくてな、はぁはぁいくぃー」って激しく腰振ってサタンの中に出したし、サタンも潮ふいた。

「ノアール、床上手だとは思ってたが、われをここまで逝かすのはお前が初めてだ」
「それはお互い様だろ。 サタンじゃないと俺もここまで逝かないからな」って言ったら俺の中に戻ったらしい。

てか、夏なんだよ。 暑いじゃねーか。 って事で、シャワー浴びた。
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