79 / 185
4章:王都学園編
クラス対抗戦、薬草採取
しおりを挟む
そして、クラス対抗戦の日。
DからGクラスの生徒総勢133人が参加。 チーム分けは、DからFクラスは、4人チームが30組。 Gクラスが、5人チームが1組、6人チームが1組で、2人チームが1組だ。
朝露の森は、広大で魔物も低級の鬼ウサギ、コボルト、ワーウルフが生息しているが数は多くないため、初級冒険者がよく薬草採取でいく森。
薬草は、外傷につかうオトギリソウ、モーヨギ、毒消につかう、ドクケーシ、麻痺用のハナハッカ、魔力回復ポーションにつかう、マツユ葉、アサスズ草がこの森では原生している。
ただ、魔力回復用のポーションの薬草は奥地にあり、ようはDランク冒険者向けだ。
「Dクラスの生徒から2分間隔で出発します。 指定の薬草は、1チーム30束まで到着時間の早い順に順位がつきます。 魔物に遭遇する場合もありますので気をつけてください。 制限時間は2時間です。 時間内に戻らないと減点です。」って男の声。
ようは森に入ってすぐ見つかる薬草であれば、最初にいくDクラスの生徒達が有利っていうシステムだ。 なんせ、Gクラスが出発する時点で1時間経過している計算だ。
ちなみに、2人チームっていうのは、俺とヴォル。 順位が最下位だから、出発するのも俺たち2人は最後だ。
皆課題の薬草名を聞いて出発している生徒もいれば、すでに戻ってきてる生徒もいる。
「ノアール、ヴォルの番だ。 お前らの薬草は、マツユ草とアサスズ草だ。 見つけにくいし、奥地までだ。 1時間きってるし、時間内に戻ればいいから見つからなければ収穫ゼロでいい。」っていうマーク。
「了解」っていって森の中に入る。
「兄貴、その薬草しってるんすか?」っていうヴォル。
「ああ、イーストエンドで、ザックに聞いたし、前世の時にもとりにいった。 場所わかったから、お前ついてこいよ」
「うっす」
その返事を聞いて、俺はちょっくら身体強化つかって奥地を進み、ついでに魔物飼って次元ボックスに放り込む。 2分後に最初の目的地に到着。
「兄貴、走りながら魔物討伐って相変わらずっすね」って呆れられた。
前世の癖だなこれは。
俺たちはマツユ草を20束収穫して、そのあとアサスズ草の所へ移動して10束収穫。
収穫時間もあったし、出発して俺とヴォルが戻ったのは、15分後。 ちょっと魔物も狩っておいた。
「マーク先生、戻ったっす」っていうヴォル。
「早いな。 戻り時間、1時間21分だ。 薬草は?」って言われ提出した。
何人かの教師も確認。
「マツユ草20束、アサスズ草10束です。 合計30束です。 えーと、これらって奥地の原生ですよね。 事前にとったとか」っていう教師の女。
「薬草の状態みれば、状態がいいし、どう見ても事前には無理だ。」ってマーク。
俺は学園ではヴォル以外、俺が次元ボックス使えるといっていない。 ヴォルも使えるけど、今の時代使えるのがほとんどいないって事で学園では秘密にしている。
だから、次元ボックス使えば、教師がいうように事前にとる事も可能っちゃ可能。
実際、とりに行かなくても俺の次元ボックスには入ってるけど、イーストエンドで採取したやつなので提出できないしな。 それに、一応授業の一環だし、わざわざ事前に取りにいくなんて面倒な事するわけがない。
「マーク先生、課題クリアって事でいいっすか?」って聞くヴォル。
「他先生も課題クリアでいいですか?」って聞くマーク。
「いえ、採取は30束です。 彼らの課題は、マツユ草30束、アサスズ草30束という意味です」って出発前にでた時に説明した男だ。 あんまいい色はしてない。
「科長、それはおかしいのでは?」っていうマーク。
「それは、マーク先生の説明が悪かったっていう事です。 という事で、減点ですね」
「ノアール、ヴォル、俺の説明が悪かったみたいだ。 すまん」っていうマーク。
科長ってやつは貴族で、マークも反発出来ないみたいだ。 まぁ王都だとそうみたいだ。 マリーが碧碧して、よく愚痴を聞かされた。
「マーク先生、問題ないっす。 兄貴ともしもってことで、はい」って追加でアマツユ草10束、アサスズ草20束だした。
「へ! アサスズ草はこの森でも群生で生えてないのに。。」って科長ってやつの声。
あー、生えてないね。 生えてて2本とか。 なんで森の中駆け巡ったよ。
「科長、さすがに先ほどの言葉は撤回はできないですよね。 彼らは課題クリアでいいですよね。」っていうマーク。
「ええ、クリアです」っていってどこかにいった科長。
「マーク先生、帰っていいっすか?」って聞くヴォル。
「ああ、いいぞ」っていう許可を得て寮へ戻った。
ということで、クラス対抗戦たるものは終了。
いくら俺達が早くても出発時間のハンデがあるからGクラスは最下位だし、俺とヴォルの順位はかわらずだ。
その後、期末テストだ。
筆記テストは、質問を読むのは別教師だった。
クラス分けと似た感じで、回答を記入する時間は最低限だ。 クラス分けの時みたいに、問題を間違えて読むってことはなかった。
実技テストも終えて、1ヶ月の休暇にはいった。
DからGクラスの生徒総勢133人が参加。 チーム分けは、DからFクラスは、4人チームが30組。 Gクラスが、5人チームが1組、6人チームが1組で、2人チームが1組だ。
朝露の森は、広大で魔物も低級の鬼ウサギ、コボルト、ワーウルフが生息しているが数は多くないため、初級冒険者がよく薬草採取でいく森。
薬草は、外傷につかうオトギリソウ、モーヨギ、毒消につかう、ドクケーシ、麻痺用のハナハッカ、魔力回復ポーションにつかう、マツユ葉、アサスズ草がこの森では原生している。
ただ、魔力回復用のポーションの薬草は奥地にあり、ようはDランク冒険者向けだ。
「Dクラスの生徒から2分間隔で出発します。 指定の薬草は、1チーム30束まで到着時間の早い順に順位がつきます。 魔物に遭遇する場合もありますので気をつけてください。 制限時間は2時間です。 時間内に戻らないと減点です。」って男の声。
ようは森に入ってすぐ見つかる薬草であれば、最初にいくDクラスの生徒達が有利っていうシステムだ。 なんせ、Gクラスが出発する時点で1時間経過している計算だ。
ちなみに、2人チームっていうのは、俺とヴォル。 順位が最下位だから、出発するのも俺たち2人は最後だ。
皆課題の薬草名を聞いて出発している生徒もいれば、すでに戻ってきてる生徒もいる。
「ノアール、ヴォルの番だ。 お前らの薬草は、マツユ草とアサスズ草だ。 見つけにくいし、奥地までだ。 1時間きってるし、時間内に戻ればいいから見つからなければ収穫ゼロでいい。」っていうマーク。
「了解」っていって森の中に入る。
「兄貴、その薬草しってるんすか?」っていうヴォル。
「ああ、イーストエンドで、ザックに聞いたし、前世の時にもとりにいった。 場所わかったから、お前ついてこいよ」
「うっす」
その返事を聞いて、俺はちょっくら身体強化つかって奥地を進み、ついでに魔物飼って次元ボックスに放り込む。 2分後に最初の目的地に到着。
「兄貴、走りながら魔物討伐って相変わらずっすね」って呆れられた。
前世の癖だなこれは。
俺たちはマツユ草を20束収穫して、そのあとアサスズ草の所へ移動して10束収穫。
収穫時間もあったし、出発して俺とヴォルが戻ったのは、15分後。 ちょっと魔物も狩っておいた。
「マーク先生、戻ったっす」っていうヴォル。
「早いな。 戻り時間、1時間21分だ。 薬草は?」って言われ提出した。
何人かの教師も確認。
「マツユ草20束、アサスズ草10束です。 合計30束です。 えーと、これらって奥地の原生ですよね。 事前にとったとか」っていう教師の女。
「薬草の状態みれば、状態がいいし、どう見ても事前には無理だ。」ってマーク。
俺は学園ではヴォル以外、俺が次元ボックス使えるといっていない。 ヴォルも使えるけど、今の時代使えるのがほとんどいないって事で学園では秘密にしている。
だから、次元ボックス使えば、教師がいうように事前にとる事も可能っちゃ可能。
実際、とりに行かなくても俺の次元ボックスには入ってるけど、イーストエンドで採取したやつなので提出できないしな。 それに、一応授業の一環だし、わざわざ事前に取りにいくなんて面倒な事するわけがない。
「マーク先生、課題クリアって事でいいっすか?」って聞くヴォル。
「他先生も課題クリアでいいですか?」って聞くマーク。
「いえ、採取は30束です。 彼らの課題は、マツユ草30束、アサスズ草30束という意味です」って出発前にでた時に説明した男だ。 あんまいい色はしてない。
「科長、それはおかしいのでは?」っていうマーク。
「それは、マーク先生の説明が悪かったっていう事です。 という事で、減点ですね」
「ノアール、ヴォル、俺の説明が悪かったみたいだ。 すまん」っていうマーク。
科長ってやつは貴族で、マークも反発出来ないみたいだ。 まぁ王都だとそうみたいだ。 マリーが碧碧して、よく愚痴を聞かされた。
「マーク先生、問題ないっす。 兄貴ともしもってことで、はい」って追加でアマツユ草10束、アサスズ草20束だした。
「へ! アサスズ草はこの森でも群生で生えてないのに。。」って科長ってやつの声。
あー、生えてないね。 生えてて2本とか。 なんで森の中駆け巡ったよ。
「科長、さすがに先ほどの言葉は撤回はできないですよね。 彼らは課題クリアでいいですよね。」っていうマーク。
「ええ、クリアです」っていってどこかにいった科長。
「マーク先生、帰っていいっすか?」って聞くヴォル。
「ああ、いいぞ」っていう許可を得て寮へ戻った。
ということで、クラス対抗戦たるものは終了。
いくら俺達が早くても出発時間のハンデがあるからGクラスは最下位だし、俺とヴォルの順位はかわらずだ。
その後、期末テストだ。
筆記テストは、質問を読むのは別教師だった。
クラス分けと似た感じで、回答を記入する時間は最低限だ。 クラス分けの時みたいに、問題を間違えて読むってことはなかった。
実技テストも終えて、1ヶ月の休暇にはいった。
0
お気に入りに追加
285
あなたにおすすめの小説
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!
【R18】僕の異世界転性記!【挿絵付】
サマヨエル
ファンタジー
【閲覧注意!】性的描写多数含みます。苦手な方はご遠慮ください。
ふと気がつくと見知らぬ場所で倒れていた少年。記憶の一切が無く、自分の名前すら思い出せない少年の本能は告げていた。ここは自分の居るべき世界ではない、異世界であると。
まるでゲームのような世界に胸を高める中ひょんなことから出現したステータスウィンドウには驚愕の一言が!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
特殊スキル:異世界転性
種族問わず。性交の数だけ自身のステータス上昇とスキル取得ができる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誰もがうらやむ異世界性活が幕を開ける!
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
【R18 】必ずイカせる! 異世界性活
飼猫タマ
ファンタジー
ネットサーフィン中に新しいオンラインゲームを見つけた俺ゴトウ・サイトが、ゲーム設定の途中寝落すると、目が覚めたら廃墟の中の魔方陣の中心に寝ていた。
偶然、奴隷商人が襲われている所に居合わせ、助けた奴隷の元漆黒の森の姫であるダークエルフの幼女ガブリエルと、その近衛騎士だった猫耳族のブリトニーを、助ける代わりに俺の性奴隷なる契約をする。
ダークエルフの美幼女と、エロい猫耳少女とSEXしたり、魔王を倒したり、ダンジョンを攻略したりするエロエロファンタジー。
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる