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4章:王都学園編
初めてのクラスへ 前編
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入学式が終わって、俺たちは冒険家校舎へ移動。
最後のほうに講堂でたけど、ちらほら生徒らしき人々がいるから普通に歩いている。
冒険科の校舎は、旧校舎と呼ばれていて、訓練場の設備とか古いらしい。
Dからが冒険科。 DからFまでは各クラス生徒40人でGはその年によって人数が違うし、留年生とか不登校がいるらしい。 しかも、Gクラスだけ、旧校舎のなかにある掘建て小屋らしい。
俺たちがきっと最後だろうと思って、教室(掘っ建て小屋)の中に入ったら、10名ぐらいる。
みな前の席のほうに固まって座っているらしいというヴォル。
群れるの嫌な俺は後ろの席に座った。 隣はヴォルが座る。
誰か入ってきた。 色はまぁまぁなの色
他のやつらも普通以下の色っていうかダイトぐらいの色ばかりだ。
「Gクラスの諸君、入学おめでとう。 俺が担任のマーク・アーネットだ。 怪我で引退したが元冒険者で王都のギルドを拠点にしてた。 これでもランクAまで上がった所で怪我で引退だ。 俺の事はマーク先生でいい。」
あれ、誰かがこのクラスに来る。 緑の色。
≪ほう、あれが淀んだら旨そうだ≫
(なんか久々に魔神的な発言だな)
≪入学式の中にはいっぱいいたぞ。≫
(そりゃそうかいな。 まぁ機会があったらな)
「迷子になって遅れちまった。 ここがGクラスか?」って男の子の声だ。
「ああ、そうだ。 俺が担任のマークだ、さっさと座れ」
「はい」って席に座った。
「途中だったな。 まずGクラスの生徒は、学科の成績はまぁまぁでも、実技で剣術ができない、魔法が発動しない、または生活魔法しかつかえないとかが多い。 逆に実技はできても、勉強ができない生徒だな。
というわけで、学科は、「歴史」「地理」「数学」「演唱魔法」「魔物学」「植物学」となる。 実技は、「体術」「剣術」「魔法全般」「魔銃」だ。
と言っても、今日の午後の体力測定で実技の方針を決めていく。
冒険科クラスで120位内にはいらないと留年だ。 成績は、学期ごとのテスト、クラス対抗戦っていっても指定した薬草、魔物討伐の数を競うってやつだ。
以上が説明だ。 教科書等はクラス分けの発表時にもらってるだろうから、学生証カードに、順位やら1週間のスケジュールが表示される。 訓練場はGクラスは決まった場所だ。 体力測定の場所で位置はここだ」ってボードをしめしたようだ。
流石に、地図は立体じゃないとわからない。 ヴォルが場所をわかってればそれでいい。
「では、自己紹介な。 名前、出身、あとは自己アピールしろ。 遅れたお前からだ」っていうので始まった。
自己紹介も人生初だな。 前世で挨拶程度の紹介はしたことあるけど、相手の名前なんてほとんど覚えてなかったな。 今もだけど。
「はい! 俺 ロビン・フッディーだ。 イーストシー出身で、ギルドランクDだ。 よろしくな」っていう。
「なんでギルドランクDが、Gクラスなんだ?」
「おかしくない」ってざわつく。
「兄貴、ランクDってすごいのか?」
「ヴォル、俺も知らない」
なんせ、俺自身12歳の時にはDだったし、その後気づいたらAにしておいたってザックに言われただけだ。
「15歳でランクDはすごいな。 普通ならDクラスまたはEクラスでもおかしくない。 がこいつは、筆記で0点だったんだ。 文字書きが出来ないらしい」
「あはは、そうなんだよ。 ギルドマスターの推薦できたのはいいけど読み書き勉強中でテストに間に合わなかったんだ」って明るくいうロビンだ。
他は、ギルドカードは持ってないらしい。 魔法が発動しないとか、剣術がからっきしとかだった。
クラスメイトの内訳は男が7人で女が4人。 ロビン以外は色がにてるから明確な区別ってか興味ないからしてない。
「そこの2人」ってマークがいう。
「兄貴」ってヴォルがいう。 俺からってことか。
「ノアール・ギブソン、イーストエンド出身。」って言って座った。
「俺、ヴォル・バハムートっす。 兄貴と同じでイーストエンドっす。」って座った。
うざい感想がある。 可愛いだとかかっこいいとかだ。
「イーストエンドって、おいおい猛者が多い地域だろ。 俺のリストにお前らの名前があるが試験結果がいっさい書いてないんだが、お前ら受けたのか?」ってマークが聞いてきた。
「受けたっすよ。 兄貴は筆記試験別だったっすけど、実技は一緒に受けたっす。」っていうヴォル。
「ギブソン、筆記試験が別ってなんだ?」
担任にも通達されてねぇのかよ。
「視覚・嗅覚とか障害があって、筆記テストは別の部屋で男が来て問題を読んでもらって受けた。 この学園にはいった後も筆記のテストは、問題を読んでもらって受ける事になってるってきいてたが。」って答えた。
小声で誰かが欠陥者とか不良品とかいってるな。
「そうだったのか。 すまん。 試験のほうは俺のほうで確認しておく。 もう昼の時間だな。 皆午後は運動着に着替えて、さっき言った場所に集合だ」って言って、出て行った。
「ヴォル、いくぞ」っていって、俺はヴォルと教室でてさっさと寮に転移した。
「兄貴、いきなりどうしたんすか?」
「ああ、教室内にいたやつが近づいてきたから面倒だろ。 だから、転移した。」
「そうっすね。」
「弁当たべるか?」っていってサンドイッチ、唐揚げ、卵焼きを広げて、コーヒー入れて飲んだ。
最後のほうに講堂でたけど、ちらほら生徒らしき人々がいるから普通に歩いている。
冒険科の校舎は、旧校舎と呼ばれていて、訓練場の設備とか古いらしい。
Dからが冒険科。 DからFまでは各クラス生徒40人でGはその年によって人数が違うし、留年生とか不登校がいるらしい。 しかも、Gクラスだけ、旧校舎のなかにある掘建て小屋らしい。
俺たちがきっと最後だろうと思って、教室(掘っ建て小屋)の中に入ったら、10名ぐらいる。
みな前の席のほうに固まって座っているらしいというヴォル。
群れるの嫌な俺は後ろの席に座った。 隣はヴォルが座る。
誰か入ってきた。 色はまぁまぁなの色
他のやつらも普通以下の色っていうかダイトぐらいの色ばかりだ。
「Gクラスの諸君、入学おめでとう。 俺が担任のマーク・アーネットだ。 怪我で引退したが元冒険者で王都のギルドを拠点にしてた。 これでもランクAまで上がった所で怪我で引退だ。 俺の事はマーク先生でいい。」
あれ、誰かがこのクラスに来る。 緑の色。
≪ほう、あれが淀んだら旨そうだ≫
(なんか久々に魔神的な発言だな)
≪入学式の中にはいっぱいいたぞ。≫
(そりゃそうかいな。 まぁ機会があったらな)
「迷子になって遅れちまった。 ここがGクラスか?」って男の子の声だ。
「ああ、そうだ。 俺が担任のマークだ、さっさと座れ」
「はい」って席に座った。
「途中だったな。 まずGクラスの生徒は、学科の成績はまぁまぁでも、実技で剣術ができない、魔法が発動しない、または生活魔法しかつかえないとかが多い。 逆に実技はできても、勉強ができない生徒だな。
というわけで、学科は、「歴史」「地理」「数学」「演唱魔法」「魔物学」「植物学」となる。 実技は、「体術」「剣術」「魔法全般」「魔銃」だ。
と言っても、今日の午後の体力測定で実技の方針を決めていく。
冒険科クラスで120位内にはいらないと留年だ。 成績は、学期ごとのテスト、クラス対抗戦っていっても指定した薬草、魔物討伐の数を競うってやつだ。
以上が説明だ。 教科書等はクラス分けの発表時にもらってるだろうから、学生証カードに、順位やら1週間のスケジュールが表示される。 訓練場はGクラスは決まった場所だ。 体力測定の場所で位置はここだ」ってボードをしめしたようだ。
流石に、地図は立体じゃないとわからない。 ヴォルが場所をわかってればそれでいい。
「では、自己紹介な。 名前、出身、あとは自己アピールしろ。 遅れたお前からだ」っていうので始まった。
自己紹介も人生初だな。 前世で挨拶程度の紹介はしたことあるけど、相手の名前なんてほとんど覚えてなかったな。 今もだけど。
「はい! 俺 ロビン・フッディーだ。 イーストシー出身で、ギルドランクDだ。 よろしくな」っていう。
「なんでギルドランクDが、Gクラスなんだ?」
「おかしくない」ってざわつく。
「兄貴、ランクDってすごいのか?」
「ヴォル、俺も知らない」
なんせ、俺自身12歳の時にはDだったし、その後気づいたらAにしておいたってザックに言われただけだ。
「15歳でランクDはすごいな。 普通ならDクラスまたはEクラスでもおかしくない。 がこいつは、筆記で0点だったんだ。 文字書きが出来ないらしい」
「あはは、そうなんだよ。 ギルドマスターの推薦できたのはいいけど読み書き勉強中でテストに間に合わなかったんだ」って明るくいうロビンだ。
他は、ギルドカードは持ってないらしい。 魔法が発動しないとか、剣術がからっきしとかだった。
クラスメイトの内訳は男が7人で女が4人。 ロビン以外は色がにてるから明確な区別ってか興味ないからしてない。
「そこの2人」ってマークがいう。
「兄貴」ってヴォルがいう。 俺からってことか。
「ノアール・ギブソン、イーストエンド出身。」って言って座った。
「俺、ヴォル・バハムートっす。 兄貴と同じでイーストエンドっす。」って座った。
うざい感想がある。 可愛いだとかかっこいいとかだ。
「イーストエンドって、おいおい猛者が多い地域だろ。 俺のリストにお前らの名前があるが試験結果がいっさい書いてないんだが、お前ら受けたのか?」ってマークが聞いてきた。
「受けたっすよ。 兄貴は筆記試験別だったっすけど、実技は一緒に受けたっす。」っていうヴォル。
「ギブソン、筆記試験が別ってなんだ?」
担任にも通達されてねぇのかよ。
「視覚・嗅覚とか障害があって、筆記テストは別の部屋で男が来て問題を読んでもらって受けた。 この学園にはいった後も筆記のテストは、問題を読んでもらって受ける事になってるってきいてたが。」って答えた。
小声で誰かが欠陥者とか不良品とかいってるな。
「そうだったのか。 すまん。 試験のほうは俺のほうで確認しておく。 もう昼の時間だな。 皆午後は運動着に着替えて、さっき言った場所に集合だ」って言って、出て行った。
「ヴォル、いくぞ」っていって、俺はヴォルと教室でてさっさと寮に転移した。
「兄貴、いきなりどうしたんすか?」
「ああ、教室内にいたやつが近づいてきたから面倒だろ。 だから、転移した。」
「そうっすね。」
「弁当たべるか?」っていってサンドイッチ、唐揚げ、卵焼きを広げて、コーヒー入れて飲んだ。
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