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3章:ノース国編
休暇を邪魔する訪問者
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俺がだらけて、風呂はいって酒のんで過ごしているのに誰か来た。
「ギブソン様、ギブソン様にお会いになりたいというお客様方がきておりますが、いかがいたしましょう。」って女将さん。
「俺、この町の知り合いって、蕎麦屋のオヤジにダイトに女将さんぐらいしかいないけど」って部屋の中からいう。
「それが、この町のギルドマスターと当旅館に、宿泊中の紅蓮の剣の団長なのですが。」って女将さんの声だ。 「いいから中へ入れろ!」っておっさんの声。
「当旅館では、お客様のお許しがない限り無断での入室はお断りしております。」って女将さんだ。
流石だよな。 それじゃなきゃ、あの宿みたいになるし、ってレンジ、サービス精神まで教えたのかよ。
「黙れ、女将。 我々は、この町を守る義務がある、火急なのだ!」っておっさんがドアを開けようとするが、「ダメです」っておさえているみたいだ。 横開きのドアがガタガタいってる。 なんか女将に被害がいきそうだな。
「女将さんに被害がでそうだから、会いたくないけどいいよ」って許可だした。
なんか物凄い勢いで引き戸が空いて、ズカズカってかドカドカと2人がはいってきた。
俺、キセルふかして酒のんでるけどな。
勝手にどかって2人が座った。 あー嫌な色だな。
「若造が昼から酒などのんで」
「ガキが豪勢な部屋に泊まって」ってオッサン達の声。
俺の勝手だし、部屋ここだけで、別にお前らから一銭ももらってないんだが。
「文句いいに来たなら帰れよ。 俺の休暇の邪魔だ。」
「ギブソン様、不愉快でしたら、早速、私共のほうで対応させていただきますのでその際はご遠慮なく」って女将さん、すでに何人かの人間を呼んであるよ。 あなた偉いね。 入口もあけたままなんだね。
「女将は出て行け」ってまたオッサン。
「女将さん、悪いけどそのまま待機でお願いね。 この人達、俺、知らないし、危害加えられた時、証人が必要だから」
「はい、ギブソン様のおっしゃる通りですので、私達はここで待機します。」っていう女将さん。 俺、目みえないし、なんかあった時いいようにいわれるからね。
「んで、用事がないのなら帰れよ。」
「貴様」ってテーブル叩いたよ。「マスター、このままでは話しが進まない。 事は、急を要する」ってもう1人のオッサン、団長ってやつか。
「ああ、すまん、わしはノーススプリングのギルドマスター マイルズという、隣が紅蓮の剣団長で ランクSの冒険者 メイナードだ。」
「君は、ノアール・ギブソンで間違いないね。」
「ええ、そうっすけど。」
「小僧、お主に指名依頼を頼みにきた。」ってつくづく偉そうだなおっさん。
「俺、基本、指名依頼とか受けないんだよね。 それに、俺、休暇中」
「お主、わしがわざわざ赴いてその態度はなんだ!」って逆ギレかよ。
「別に俺は来て欲しいなど頼んでないし、この部屋に入れないと女将さんに危害がいきそうだったからだ。 気に入らないなら帰れよ。 何度いわせんだよ!」ってちょっと強めの口調で言った。
「マスター、落ち着いて。 彼の言うことも一理ある。 まず依頼内容を説明しましょう。」
「ふん、なぜわしがこんな奴に」って不貞腐れてるよ。 だったら来るなよ。
「僕から話そう。 君は、ここの湯量が減っているという話しは知っているかい?」
「ああ、蕎麦屋のダイトが、魔物がいるとかっていってたな。」
「なら話しは早い、その魔物が古代竜なんだ。 明日、ランクSの冒険者10名で討伐にむかう。 君も是非、参加してほしい。」
「古代竜ね。 それ討伐無理だろ。 ただ単に、温泉好きなだけで、飽きたら居なくなるって。 変に刺激するとこの町が襲撃されるんじゃね。」
「え! 既に先遣隊が攻撃していて、死傷者がでている。 そのため、討伐隊を結成することに。」
ありゃありゃ。 今の時代の人間って、竜の扱いしらねぇーのかよ。
「数千年以上いきる竜だぞ。 人間様がかなうとはおもわないが」
「ならどうすれば?」
「うーん、その場から移動してないなら放置で、襲撃しない事を祈る。 まぁとにかく俺は関わりたくないな。 ちなみに古代竜はどこにいんだ?」
「ふん、ここから北東5KM先にある休火山エリアじゃ。 こいつとは、話にならん。 いくぞ、メイナード。」
「もし君にこの町を救う気があるなら、明日早朝6時にギルドにきてくれ」って立ち上がっていった。
あー、邪魔ものいなくなった。
「女将さん、迷惑かけたね。」
「いいえ、とんでもございません。 神話でしか聞いたことのない竜が存在するなんてにわかに信じられませんが。 いえいえ、では引き続きごゆるりを」って扉がしまった。
「あはは、まじ古代竜かよ」ってキセルふかして酒を飲んでる。
≪ノアール、何が面白いんだ?≫
(まぁ、今から古代竜でも拝みにいこう)
「ギブソン様、ギブソン様にお会いになりたいというお客様方がきておりますが、いかがいたしましょう。」って女将さん。
「俺、この町の知り合いって、蕎麦屋のオヤジにダイトに女将さんぐらいしかいないけど」って部屋の中からいう。
「それが、この町のギルドマスターと当旅館に、宿泊中の紅蓮の剣の団長なのですが。」って女将さんの声だ。 「いいから中へ入れろ!」っておっさんの声。
「当旅館では、お客様のお許しがない限り無断での入室はお断りしております。」って女将さんだ。
流石だよな。 それじゃなきゃ、あの宿みたいになるし、ってレンジ、サービス精神まで教えたのかよ。
「黙れ、女将。 我々は、この町を守る義務がある、火急なのだ!」っておっさんがドアを開けようとするが、「ダメです」っておさえているみたいだ。 横開きのドアがガタガタいってる。 なんか女将に被害がいきそうだな。
「女将さんに被害がでそうだから、会いたくないけどいいよ」って許可だした。
なんか物凄い勢いで引き戸が空いて、ズカズカってかドカドカと2人がはいってきた。
俺、キセルふかして酒のんでるけどな。
勝手にどかって2人が座った。 あー嫌な色だな。
「若造が昼から酒などのんで」
「ガキが豪勢な部屋に泊まって」ってオッサン達の声。
俺の勝手だし、部屋ここだけで、別にお前らから一銭ももらってないんだが。
「文句いいに来たなら帰れよ。 俺の休暇の邪魔だ。」
「ギブソン様、不愉快でしたら、早速、私共のほうで対応させていただきますのでその際はご遠慮なく」って女将さん、すでに何人かの人間を呼んであるよ。 あなた偉いね。 入口もあけたままなんだね。
「女将は出て行け」ってまたオッサン。
「女将さん、悪いけどそのまま待機でお願いね。 この人達、俺、知らないし、危害加えられた時、証人が必要だから」
「はい、ギブソン様のおっしゃる通りですので、私達はここで待機します。」っていう女将さん。 俺、目みえないし、なんかあった時いいようにいわれるからね。
「んで、用事がないのなら帰れよ。」
「貴様」ってテーブル叩いたよ。「マスター、このままでは話しが進まない。 事は、急を要する」ってもう1人のオッサン、団長ってやつか。
「ああ、すまん、わしはノーススプリングのギルドマスター マイルズという、隣が紅蓮の剣団長で ランクSの冒険者 メイナードだ。」
「君は、ノアール・ギブソンで間違いないね。」
「ええ、そうっすけど。」
「小僧、お主に指名依頼を頼みにきた。」ってつくづく偉そうだなおっさん。
「俺、基本、指名依頼とか受けないんだよね。 それに、俺、休暇中」
「お主、わしがわざわざ赴いてその態度はなんだ!」って逆ギレかよ。
「別に俺は来て欲しいなど頼んでないし、この部屋に入れないと女将さんに危害がいきそうだったからだ。 気に入らないなら帰れよ。 何度いわせんだよ!」ってちょっと強めの口調で言った。
「マスター、落ち着いて。 彼の言うことも一理ある。 まず依頼内容を説明しましょう。」
「ふん、なぜわしがこんな奴に」って不貞腐れてるよ。 だったら来るなよ。
「僕から話そう。 君は、ここの湯量が減っているという話しは知っているかい?」
「ああ、蕎麦屋のダイトが、魔物がいるとかっていってたな。」
「なら話しは早い、その魔物が古代竜なんだ。 明日、ランクSの冒険者10名で討伐にむかう。 君も是非、参加してほしい。」
「古代竜ね。 それ討伐無理だろ。 ただ単に、温泉好きなだけで、飽きたら居なくなるって。 変に刺激するとこの町が襲撃されるんじゃね。」
「え! 既に先遣隊が攻撃していて、死傷者がでている。 そのため、討伐隊を結成することに。」
ありゃありゃ。 今の時代の人間って、竜の扱いしらねぇーのかよ。
「数千年以上いきる竜だぞ。 人間様がかなうとはおもわないが」
「ならどうすれば?」
「うーん、その場から移動してないなら放置で、襲撃しない事を祈る。 まぁとにかく俺は関わりたくないな。 ちなみに古代竜はどこにいんだ?」
「ふん、ここから北東5KM先にある休火山エリアじゃ。 こいつとは、話にならん。 いくぞ、メイナード。」
「もし君にこの町を救う気があるなら、明日早朝6時にギルドにきてくれ」って立ち上がっていった。
あー、邪魔ものいなくなった。
「女将さん、迷惑かけたね。」
「いいえ、とんでもございません。 神話でしか聞いたことのない竜が存在するなんてにわかに信じられませんが。 いえいえ、では引き続きごゆるりを」って扉がしまった。
「あはは、まじ古代竜かよ」ってキセルふかして酒を飲んでる。
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