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第二十四話 存続のギルド!
ニンフォとミケ
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「きゃ~可愛い~♡ 早速いいコ見つけちゃった~♡」
そして最後の一人は女性。胸が大きいボンキュッボンの体型で、見ていてドキドキしてくる。顔も可愛い。ピンク髪のロングヘアで、肌は小麦色、小動物みたいなくりくりの目、小さな口……身長もそこそこで、色気たっぷりの露出が多い服装だ。
……いや、いくらなんでも多すぎる! ビキニみたいなパンツと胸には包帯を巻いているだけで、頭には黒い三度笠を被っている。ほとんど裸だ! そして額には小さなツノ、おへその下にはハートマークみたいな紋章が……。
「なぁに? 私がそんなに気になるの?」
「あー、いやー、その……」
気になってみんなを見ると……そんなに気にしてなさそうだ。
「あ、あれ、どうしたのみんな?」
「ナガレ君。そいつの言うことを間に受けるなよ。そいつは魔族だ。それも低級のタチが悪いサキュバスだ」
「はぁ⁉︎」
ピンク髪の女性は、手をヒラヒラ振って挨拶してきた。
「どうも、私ニンフォ・リビドームって名前だよ。出身はコウヨウ地方、獲物はマンゲツって刀。Dランク冒険者だよ。よろしくね、フェムボーイ♡」
「フェムボーイ? どう言う意味だ?」
「……知らん方がいい」
そう言って沈黙を貫くアルクル。どうやらナガレにとっていい意味の単語ではないらしい。
「よろしく。オレはナガレ・ウエスト。ええと出身はコナキ地方で獲物はマルチスタッフ。Cランク冒険者だよ。よろしく、ニンフォ!」
そう言って手を出すと、ニンフォは素直に握って握手してくれた。……なぜかじぃ~~~~っとこちらを見て来たが。
「……あれ? 魅了が効かない」
「ナガレさんかにゃ。今すぐ握手をやめるんだにゃ。そいつ、アンタに魅了をかけようとしてますぜ」
すると白黒のネコ獣人が立ち上がった。
「え、どう言うこと?」
「サキュパスは魅了の術が得意で、男を虜にしちゃうんだにゃ。でもアンタ、心が弱くないから魅了にかかってない」
「そ、そうなんだ」
サキュパスの魅了の術は、心が弱くない人間には効かない。『心が強い』ではなく『弱くない』というのが肝心で、基本的には効かないと思っていい。
「えーと、君は?」
「ミケ。ミケ・ポッサムだにゃ。時々訛りがでちゃうけど、よろしくみゃあ」
そう言ってナガレの手を取り握手。
(柔らかい……肉球ぷにぷにだ……)
ネコ獣人ミケの手には、極上の柔らかさの肉球があった。ずっと握手していたい……。
「そろそろ話してほしいんだがにゃ」
「あ、ご、ごめん」
そして最後の一人は女性。胸が大きいボンキュッボンの体型で、見ていてドキドキしてくる。顔も可愛い。ピンク髪のロングヘアで、肌は小麦色、小動物みたいなくりくりの目、小さな口……身長もそこそこで、色気たっぷりの露出が多い服装だ。
……いや、いくらなんでも多すぎる! ビキニみたいなパンツと胸には包帯を巻いているだけで、頭には黒い三度笠を被っている。ほとんど裸だ! そして額には小さなツノ、おへその下にはハートマークみたいな紋章が……。
「なぁに? 私がそんなに気になるの?」
「あー、いやー、その……」
気になってみんなを見ると……そんなに気にしてなさそうだ。
「あ、あれ、どうしたのみんな?」
「ナガレ君。そいつの言うことを間に受けるなよ。そいつは魔族だ。それも低級のタチが悪いサキュバスだ」
「はぁ⁉︎」
ピンク髪の女性は、手をヒラヒラ振って挨拶してきた。
「どうも、私ニンフォ・リビドームって名前だよ。出身はコウヨウ地方、獲物はマンゲツって刀。Dランク冒険者だよ。よろしくね、フェムボーイ♡」
「フェムボーイ? どう言う意味だ?」
「……知らん方がいい」
そう言って沈黙を貫くアルクル。どうやらナガレにとっていい意味の単語ではないらしい。
「よろしく。オレはナガレ・ウエスト。ええと出身はコナキ地方で獲物はマルチスタッフ。Cランク冒険者だよ。よろしく、ニンフォ!」
そう言って手を出すと、ニンフォは素直に握って握手してくれた。……なぜかじぃ~~~~っとこちらを見て来たが。
「……あれ? 魅了が効かない」
「ナガレさんかにゃ。今すぐ握手をやめるんだにゃ。そいつ、アンタに魅了をかけようとしてますぜ」
すると白黒のネコ獣人が立ち上がった。
「え、どう言うこと?」
「サキュパスは魅了の術が得意で、男を虜にしちゃうんだにゃ。でもアンタ、心が弱くないから魅了にかかってない」
「そ、そうなんだ」
サキュパスの魅了の術は、心が弱くない人間には効かない。『心が強い』ではなく『弱くない』というのが肝心で、基本的には効かないと思っていい。
「えーと、君は?」
「ミケ。ミケ・ポッサムだにゃ。時々訛りがでちゃうけど、よろしくみゃあ」
そう言ってナガレの手を取り握手。
(柔らかい……肉球ぷにぷにだ……)
ネコ獣人ミケの手には、極上の柔らかさの肉球があった。ずっと握手していたい……。
「そろそろ話してほしいんだがにゃ」
「あ、ご、ごめん」
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