二十歳の同人女子と十七歳の女装男子

クナリ

文字の大きさ
上 下
5 / 14

5

しおりを挟む
「普通に、ハンドルネームを書いてくださるだけで充分です。今日、ここに来た記念にもなりますし。……先生、よもやお忘れではありませんよね?」

 壮弥くんが体をかがめ、私の顔を斜め下から覗き込んでくる。

「……なにを、でしょう」
「おれは、あなたのファンなんですよ」

 そう言われてしまうと、断れない。
 それに、正直、サインなんてちょっと舞い上がってしまう。

「……私、サインなんてありませんから、本当に名前を書くだけの、『署名』っていう趣になりますよ」
「いい趣じゃないですか」

 私はコースターとサインペンを受け取った。

「私の、ツミってカタカナ二文字じゃ、全然さまにならなそうですけど……」
「そんなことはありません。大切なのは、字面じゃありませんよ」

「そんな、参加することに意味があるみたいな。……せめて、少しでも丁寧に描きます。それと……」

 コースターの面積はあまり広くないながら、なにしろ名前が二文字しかないうえにデザインもなくただ書くだけなので、余白にキャラクタの顔一つくらいは描き込めそうだった。
 そこに、私は『スネグラチカの檻』という自作品に登場したヒロインの顔を描く。
 描いている途中にそれを悟った壮弥くんは、上ずった声で、

「え、うそ、うわ……うれしい。ツミ先生、なんていうサービス精神……」

 などと言っている。
 芸能人がサインするように軽快にさらさらと書くのではなく、線の一本一本をゆっくりと確実に引いていった。
 やがて、ヒロインの横顔を描き終える。

「一発描きはあんまり得意じゃないんですけど、一生懸命に描きました。……受け取ってもらえますか?」
「もちろん……もちろんです」

 私が両手で持って差し出したコースターを、壮弥くんも両手で受け取ってくれた。
 ふと外を見る。
 ちょうど夕日が空の群青色に隠れていくところで、今日という日の終わりを告げようとしていた。



 帰りが同じ方向なので、同じ電車に乗った。
 いつもの時間よりも混んでいた。壮弥くんが、ほかの乗客と私の間に立って、壁になってくれる。
 壮弥くんは、別の路線でもっと早く帰れる電車があるはずなのに、自然に私と同じ路線を選んでくれた。
 さりげなくそのことを訊くと、「昨夜は、夜なのにお送りできませんでしたから」とはにかんで言う。
 いい人だな。
 私、自分が高校生の時、こんなふうに人のことを思いやれてたかなあ。

 柏までは、三十分くらいかかる。
 いつもは少し長いなと思う時間が、今日は、ずいぶん短く思えた。

「壮弥くんは、明日はアルバイトなんですか?」
「ええ、そうです。またメイクして、女装ですよ」

 それが聞こえたらしい、横にいた男性が、不思議そうな顔をしてこっちを見る。
 壮弥くんは、構わずに続けた。

「不思議なもので、続けてると、髪型とか服とかにこだわりが出てくるんですよね。でも、そんなにたくさんの服はそろえられなくて」
「あ、あの服って自前なんですか?」

「用意されてる衣装もあるんですけど、みんな最初はそれ着てても、入店してしばらくすると、満足できなくて自分で服買い出すんです」
「女の子の服が着たくてお店に勤めるんじゃなくて、逆なんですね……」

「人によりますね。おれの場合は接客業に興味あったんですけど、なるべく割がよくて、なるべく不健全じゃなくて、酒を出さない店を選んでいたら、アンドロアンサスにたどり着いたんです。女装は、全然興味なかったんですけど、最近は追及してしまいがちかもですね……」
「じゃあ、コンカフェって、ほかの飲食店よりも時給いいんですか?」

 うーん、と壮弥くんが小さくうなる。

「アンドロアンサスの値段は良心的なほうですけど、フードやドリンクの利益率は、普通の喫茶店なんかよりだいぶ高いと思います。ほかにも好みのキャストをつけようとすると少しずつお金かかったりして、長い時間いれば、それなりの値段になりますよ。酒出す店はもっとすごいって聞きますけど、おれはそれは嫌だったんで」

 けっこういろいろ教えてくれるので、突っ込んで聞きたくなるけど、どこまで聞いていいのか悪いのか、程度がよく分からない。
もし、私に内情を教えてしまうことで壮弥くんがお店の人から怒られるようなことがあったらと考えて、アンドロアンサスの話はそこまでにした。

「ツミさんは、駅からおうちは近いんですか? すぐ帰れます?」
「あ。ん……それ、なんですけど。家自体は、遠くはないんですけども」

 帰り道のことを思い浮かべた。
 暗い道は苦手だ。これは、女の人ならたいてい苦手だと思うけど。
 でも最近は、あの、不穏な気配のことがあるので、なおさら暗闇が怖い。
 だけど、それをここで口にすると、壮弥くんの性格的に……

「なにかあるんですか、ツミさん?」
「……実は最近、自意識過剰の神経過敏の思い過ごしの気にしすぎかもしれないんですけど」

「そこまで前置きされたら、そんなことは言いませんよ。もし、おれが聞いていいことなら」
「それに、壮弥くんになにかをしてほしいとか、そういうことを考えているわけでもなくて」

「はい。承知しました。なにがあるんです?」
「あのですね」

 私は、声を潜めて、壮弥くんに耳打ちした。

「……最近、時々、誰かに後をつけられている気がします。家の傍では、一応まくようにしてたので、部屋までは突き止められてないと思うんですけど……」

 壮弥くんの体が、強張った。

「……怖くて」

 壮弥くんから離れて、おそるおそる、彼の顔を見上げた。
 目が、半眼になっている。
 そして、低い声で、告げてきた。

「おうちまでではなく、その傍まで。おれに、送らせてください」

 やがて、電車は柏駅に着いた。
 いつもの通り、東口に降りる。
 いつも通りのロータリー。いつも通りの、下りのエスカレーター。
 いつも通りの帰り道。
 ただ、今日は一人ではなく、二人だった。

「怪しい気配を感じたら、合図してください」
「どうするんですか?」

「地形とかタイミングによっては、捕まえてみます」
「だ、だめですよ。そんな、危ない。私、そんなつもりで言ったのでは。まだ、なにかされたわけでもなく」

「夜の帰り道に怖い思いをして、充分危害を加えられています。……おれがいると、出てこないかな」

 段々と人通りが少なくなっていく。やがて、道を歩くのは、私たち二人だけになった。
 柏駅は乗降者数がそれなりに多いけど、少し離れるとどんどん道を行く人の数が減っていく。

「ツミさん、ツミさんは、仮にいるとしてですけど、犯人に心当たりとかあるんですか? 誰かがストーカーになる原因になりそうなこととか」
「原因……」

「たまたま道を歩いていて見初められたとかかもしれませんけど、もし心当たりがあれば、そこから解決できるかも」
「私、あんまり、人と接しないので……特には……」

 なぜか、申し訳ないような気持になる。

「なるほど。そうすると、ネットとかで一方的に向こうがツミさんを知っているとか。おれがすぐに思いつくのは、同人誌のファンとかですけど――おれみたいな。ツミさん、人気者ですからね」
「人気ですか? うーん、そこまでの人気者ではないですねえ……ははは……」

 そこで、壮弥くんが、軽く目を見開いた。

「ツミさん、知らないんですか? 一次創作の注目作家として、コミハリ関係のネットの掲示板に、けっこう名前出てますよ」

 ええっ。
 そんなの、初めて聞いた。

「でも、一介のファンがツミさんの最寄り駅なんて知ってるわけはないか……」
「あ」

 私は、つい足を止めた

「私、少し前まで、同人誌の奥付に、住所載せてました」
「あ。……そういえば、そうでしたね。おれも見覚えがあります。家近いなって思いましたから」

 昔、私が自分で描き始める前に見たことのある同人誌は、多くの場合、巻末に連絡先として住所が載せられていた。
 だから私も、初めて本を出した時から、そういうものなんだろうと思って当たり前のように、メールアドレスと並べて自宅の住所を書いていた。
 まさかそれを見て訪ねてくる人がいるとは思わなかったし、実際、そんな人とは会ったことがない。でも、心当たりといえば心当たりだ。

「今は私一人暮らしですけど、両親のいる家――奥付に載せた住所のところも、柏なんです。だから最寄り駅がばれるっていうのは、あるかも」
「駅が分かれば、根気さえあればストーキングは可能か……でも確かツミさん、去年復帰してからは、本に住所載せてませんでしたよね」

 私はうなずく。
 一人暮らしになったから防犯のためと、別に住所を書いておくのは必須ではない――むしろ最近は載せないほうが多い――と聞いたので、いい機会だと思ってメールアドレスだけを載せるようにした。

「これはおれの単なる予測というか、可能性の一つですが。犯人は、当初、以前の同人誌にあった住所――ツミさんの実家の住所を手に入れて、こっそりストーキングしていた。駅よりは、家で直接待ち伏せると思います。イベントでツミさんの顔を知っていても、無数の人が行きかう駅じゃ、ツミさんを見つけられる可能性は意外に低いでしょう」
「……その家に、去年から、私が帰らなくなった……?」

「そうです。だからしばらく鳴りを潜めていたか、あきらめたか、ストーキングは休止していた。それが、なにかの拍子にツミさんの引っ越しを知って、しかもそれが一人暮らしだと分かって、ストーキングを再開した。……それが、今。っていうことなのかも」

 私のアパートは、実家よりも駅から離れていて、寂しい通り沿いにある。
 今までは家の周りが人通りのあるところだったから、一人くらい後をつけられていても気づかなかった。
 それが、今の閑散とした路地だと、怪しい気配がよく分かる。……そういうことなのかな?
 そうだとしたら、最初の尾行は、いつから……? 私が、高校生の時から? あんな、今以上に無力で、世間知らずで、マンガばかり描いていた、弱っちい私に?

 そう思ったら、今までになく強い悪寒が、背中をぞろりと通り抜けた。

「う」

 思わずかがみこんでしまう。
 違う、違う。それはただの想像。実際には、ストーカーなんていないかもしれない。
 写真週刊誌の記事と同じで、粗雑でなんの裏づけもない記事でも、読んだ人が鵜呑みにして信じてしまえばそれが本当のことにされてしまう。
 そんなのはよくない。

「ツミさん」

 壮弥くんが、長身をたたんで、肩を貸してくれた。

「大丈夫ですか? すみません、変な話して。もうやめますね」
「いえ、いいんです。……そもそも、私がもう少しよく調べて、奥付に住所を書く必要はないって最初から知っていれば、今疑心暗鬼になることもなく……」

「そんなこと、あなたが反省することじゃないですよ」

 一度力が抜けてしまった私を支えるために、壮弥くんが、反射的に私の脇腹に手をやった。

「ひょえっ!?」
「あっ!? す、すみません、おれ、今ちょっとどこか!?」

 大丈夫、くすぐったかっただけです、と言いかけた時、後ろのほうでがたんと、道端の看板が揺れた。
 それは、私からも、壮弥くんからも見えた。
 同時に、看板の傍らにある建物に、人影がさっと隠れたのも。
 壮弥くんがうなずいた。私もうなずき返す。

「さあ、先生、もうひと踏ん張りです。そこの角を左に曲がると近道ですよね。今日は、急に泊めていただくことになって、ありがとうございます!」
「は、はい! うれしいなあ、泊まってくれるなんて! もうここを折れたら、私の家はすぐですよ!」

 本当は、私の部屋はもっと先で、すぐ先の角を曲がると逆方向に行くことになる。
 でも私たちは、ほとんど抱き合った状態で、角を左に曲がった。
 手近にあったブロック塀に身を隠す。
 後ろからやってきた人影が、私たちを通り過ぎて、そしてターゲットを見失って立ち止まり、きょろきょろとあたりを見回した。
 そこへ、壮弥くんが出ていく。

「おい。お前か、先生の元カレは」

 元カレ!?
 悲鳴を上げそうになるのを耐える私。
 一方、人影は、ぱっと振り向いた。

「そ、そんなようなもんだ! そういうお前は誰だ! ツ、ツミさんと、どういう関係だ!」
「今カレだ」

 堂々と言い放つ壮弥くんに、私はまた声を上げそうになる。
 分かってる、お芝居お芝居。だけど。
 こっそり覗くと、壮弥くんの言葉を受けた人影の足が、がくがくと震えていた。……そんなにダメージがあるなんて思わなかったな。

「う、嘘だ。あの人に彼氏なんているわけない。お前、ツミさんをどこへやった?」

 どういう意味だ、と言いたくなるけれど。

「彼女は、一足先に帰ってもらった。今からはあんたを送ってやるよ。交番までな」
「く、くそっ」

 人影は、くるりと背を向けて走り出した。
 壮弥くんがそれを追って駆け出す。
 私はどうしたらいいのか分からず、とりあえず後を追って行った。さすがに、このまま帰る気にはなれない。
 でも、前を見ると、捕り物はあっという間に終わったようだった。
 壮弥くんが、人影の襟首を片手で捕まえている。

「うええ、くそ、話せっ。暴行だぞ、こんなの」
「あんたのやっていることは暴力じゃないのか?」

 そう言われて、人影――ようやく街灯の明かりで見えた顔は、私より少し年上の男性のものだった。ちなみに見覚えはない――は、素直に壮弥くんに連れられて行く。
 その男性の手元で、街灯の光を反射して、なにかがきらりと光った。
 壮弥くんには、さっき身を隠した時に、「ストーキングすることでツミさんに会えると思われるといけないから、出てこないでくださいね」と釘を刺されていた。
 それでも、とっさに、私は飛び出してしまった。

「その人、なにか持ってます!」と、壮弥くんの名前を言わないように気をつけながら叫ぶ。
「えっ?」と壮弥くんは男性を見て、わずかに体を離した。
 光って見えたものは、ただのリュックの金具だったことが分かった時、男性はさっと身を翻して駆け出した。

「あ、待て!」

 追いすがろうとする壮弥くんに、私はしがみついて、押しとどめた。

「いいんです。放っておいて」
「でも、見えました? 刃物とかじゃありませんでしたよ」

「さっき光って見えたのがただの金具でも、ほかになにか物騒なものを持ってるかもしれません。もういいんです、もう充分」

 私のせいで壮弥くんがけがでもしたら、立ち直れる自信がない。

「……分かりました。これで、あいつが凝りてくれればそれでよし。そうでない場合は、一段上の対策を取りましょう」

「はい。……壮弥くんて、意外に勇ましいんですね」
「あはは。女装なんてしてる割に、ですか?」

 それは、確かにちょっと思った。

「おれ、少し前まで空手やってたんです。体は、人よりは頑丈ですよ」
「そうなんですか。引き締まってるなー、とは思ってました」

「本当はもう少し脂肪つけたほうが、打たれ強くなるんですけど」
「え、今のスタイルとっても素敵じゃないですか。腕の筋の感じとか、とてもいいと思います」

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語

六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

恥ずかしすぎる教室おねしょ

カルラ アンジェリ
大衆娯楽
女子中学生の松本彩花(まつもと あやか)は授業中に居眠りしておねしょしてしまう そのことに混乱した彼女とフォローする友人のストーリー

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。

海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。 ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。 「案外、本当に君以外いないかも」 「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」 「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」 そのドクターの甘さは手加減を知らない。 【登場人物】 末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。   恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる? 田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い? 【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

バーチャル女子高生

廣瀬純一
大衆娯楽
バーチャルの世界で女子高生になるサラリーマンの話

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

処理中です...