2,468 / 2,769
第26章~狩りの引率~
第1話
しおりを挟む
慌てて孔を締めようとしたが、直前まで極太の肉棒を咥え込んでいたせいか自力では上手く閉じることができない。
後ろは緩むし前はリングの疼痛が酷いしで、アクセルは違う意味で泣きそうになった。
「大丈夫、恥ずかしがらなくていいよ。またお風呂で綺麗にすればいいからね」
ひょいとこちらを横に抱き上げ、にこりと微笑んでくる兄。
「さ、身体洗ってから寝ようか。お兄ちゃんが後始末してあげるから、安心して」
「えっ……!? あ、あの、兄上、それは……」
また風呂場でワンラウンドあるフラグなのでは……と不安になったが、特にそれっぽいことはされなかった。
中のものを掻き出す際つい感じそうになったものの、どうにか耐えて全身を綺麗に洗い流す。リングも外してもらい、溜まっていた熱を処理してもらった(自分で触ってもなかなかイけず、最終的に兄に泣きついてしまったのは恥ずかしい限りである)。
その後は、二人でアクセルのベッドに入って眠った。
ベッドの中で兄に寄り添っていると何だか子供の頃に戻ったみたいで、アクセルはすっかり安心しきって朝まで爆睡してしまった。
***
翌日からは、いつも通りのヴァルハラでの生活に戻った。
トーナメントも全て終わり、それぞれのブロックの優勝者が発表され、上位ランカーに挑戦する権利が与えられたみたいだ。Dブロック(元々アクセルがいたブロック)で見事優勝したアロイスは、「ランゴバルト様に挑戦するぜ!」などと息巻いていた。
――うーん……この辺なら安全そうだが……。
そんなアクセルは山の中を散策し、狩場の下見に来ていた。
後ろは緩むし前はリングの疼痛が酷いしで、アクセルは違う意味で泣きそうになった。
「大丈夫、恥ずかしがらなくていいよ。またお風呂で綺麗にすればいいからね」
ひょいとこちらを横に抱き上げ、にこりと微笑んでくる兄。
「さ、身体洗ってから寝ようか。お兄ちゃんが後始末してあげるから、安心して」
「えっ……!? あ、あの、兄上、それは……」
また風呂場でワンラウンドあるフラグなのでは……と不安になったが、特にそれっぽいことはされなかった。
中のものを掻き出す際つい感じそうになったものの、どうにか耐えて全身を綺麗に洗い流す。リングも外してもらい、溜まっていた熱を処理してもらった(自分で触ってもなかなかイけず、最終的に兄に泣きついてしまったのは恥ずかしい限りである)。
その後は、二人でアクセルのベッドに入って眠った。
ベッドの中で兄に寄り添っていると何だか子供の頃に戻ったみたいで、アクセルはすっかり安心しきって朝まで爆睡してしまった。
***
翌日からは、いつも通りのヴァルハラでの生活に戻った。
トーナメントも全て終わり、それぞれのブロックの優勝者が発表され、上位ランカーに挑戦する権利が与えられたみたいだ。Dブロック(元々アクセルがいたブロック)で見事優勝したアロイスは、「ランゴバルト様に挑戦するぜ!」などと息巻いていた。
――うーん……この辺なら安全そうだが……。
そんなアクセルは山の中を散策し、狩場の下見に来ていた。
4
お気に入りに追加
844
あなたにおすすめの小説

別れようと彼氏に言ったら泣いて懇願された挙げ句めっちゃ尽くされた
翡翠飾
BL
「い、いやだ、いや……。捨てないでっ、お願いぃ……。な、何でも!何でもするっ!金なら出すしっ、えっと、あ、ぱ、パシリになるから!」
そう言って涙を流しながら足元にすがり付くαである彼氏、霜月慧弥。ノリで告白されノリで了承したこの付き合いに、βである榊原伊織は頃合いかと別れを切り出したが、慧弥は何故か未練があるらしい。
チャライケメンα(尽くし体質)×物静かβ(尽くされ体質)の話。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。

働かなくていいなんて最高!貴族夫人の自由気ままな生活
ゆる
恋愛
前世では、仕事に追われる日々を送り、恋愛とは無縁のまま亡くなった私。
「今度こそ、のんびり優雅に暮らしたい!」
そう願って転生した先は、なんと貴族令嬢!
そして迎えた結婚式――そこで前世の記憶が蘇る。
「ちょっと待って、前世で恋人もできなかった私が結婚!?!??」
しかも相手は名門貴族の旦那様。
「君は何もしなくていい。すべて自由に過ごせばいい」と言われ、夢の“働かなくていい貴族夫人ライフ”を満喫するつもりだったのに――。
◆メイドの待遇改善を提案したら、旦那様が即採用!
◆夫の仕事を手伝ったら、持ち前の簿記と珠算スキルで屋敷の経理が超効率化!
◆商人たちに簿記を教えていたら、商業界で話題になりギルドの顧問に!?
「あれ? なんで私、働いてるの!?!??」
そんな中、旦那様から突然の告白――
「実は、君を妻にしたのは政略結婚のためではない。ずっと、君を想い続けていた」
えっ、旦那様、まさかの溺愛系でした!?
「自由を与えることでそばにいてもらう」つもりだった旦那様と、
「働かない貴族夫人」になりたかったはずの私。
お互いの本当の気持ちに気づいたとき、
気づけば 最強夫婦 になっていました――!
のんびり暮らすつもりが、商業界のキーパーソンになってしまった貴族夫人の、成長と溺愛の物語!

美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される

嫌われ者の長男
りんか
BL
学校ではいじめられ、家でも誰からも愛してもらえない少年 岬。彼の家族は弟達だけ母親は幼い時に他界。一つずつ離れた五人の弟がいる。だけど弟達は岬には無関心で岬もそれはわかってるけど弟達の役に立つために頑張ってるそんな時とある事件が起きて.....

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

モブなのに執着系ヤンデレ美形の友達にいつの間にか、なってしまっていた
マルン円
BL
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。
主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。
しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。
平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。
タイトルを変えました。
前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。
急に変えてしまい、すみません。

卒業パーティーで魅了されている連中がいたから、助けてやった。えっ、どうやって?帝国真拳奥義を使ってな
しげむろ ゆうき
恋愛
卒業パーティーに呼ばれた俺はピンク頭に魅了された連中に気づく
しかも、魅了された連中は令嬢に向かって婚約破棄をするだの色々と暴言を吐いたのだ
おそらく本意ではないのだろうと思った俺はそいつらを助けることにしたのだ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる