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第26章~狩りの引率~
第1話
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慌てて孔を締めようとしたが、直前まで極太の肉棒を咥え込んでいたせいか自力では上手く閉じることができない。
後ろは緩むし前はリングの疼痛が酷いしで、アクセルは違う意味で泣きそうになった。
「大丈夫、恥ずかしがらなくていいよ。またお風呂で綺麗にすればいいからね」
ひょいとこちらを横に抱き上げ、にこりと微笑んでくる兄。
「さ、身体洗ってから寝ようか。お兄ちゃんが後始末してあげるから、安心して」
「えっ……!? あ、あの、兄上、それは……」
また風呂場でワンラウンドあるフラグなのでは……と不安になったが、特にそれっぽいことはされなかった。
中のものを掻き出す際つい感じそうになったものの、どうにか耐えて全身を綺麗に洗い流す。リングも外してもらい、溜まっていた熱を処理してもらった(自分で触ってもなかなかイけず、最終的に兄に泣きついてしまったのは恥ずかしい限りである)。
その後は、二人でアクセルのベッドに入って眠った。
ベッドの中で兄に寄り添っていると何だか子供の頃に戻ったみたいで、アクセルはすっかり安心しきって朝まで爆睡してしまった。
***
翌日からは、いつも通りのヴァルハラでの生活に戻った。
トーナメントも全て終わり、それぞれのブロックの優勝者が発表され、上位ランカーに挑戦する権利が与えられたみたいだ。Dブロック(元々アクセルがいたブロック)で見事優勝したアロイスは、「ランゴバルト様に挑戦するぜ!」などと息巻いていた。
――うーん……この辺なら安全そうだが……。
そんなアクセルは山の中を散策し、狩場の下見に来ていた。
後ろは緩むし前はリングの疼痛が酷いしで、アクセルは違う意味で泣きそうになった。
「大丈夫、恥ずかしがらなくていいよ。またお風呂で綺麗にすればいいからね」
ひょいとこちらを横に抱き上げ、にこりと微笑んでくる兄。
「さ、身体洗ってから寝ようか。お兄ちゃんが後始末してあげるから、安心して」
「えっ……!? あ、あの、兄上、それは……」
また風呂場でワンラウンドあるフラグなのでは……と不安になったが、特にそれっぽいことはされなかった。
中のものを掻き出す際つい感じそうになったものの、どうにか耐えて全身を綺麗に洗い流す。リングも外してもらい、溜まっていた熱を処理してもらった(自分で触ってもなかなかイけず、最終的に兄に泣きついてしまったのは恥ずかしい限りである)。
その後は、二人でアクセルのベッドに入って眠った。
ベッドの中で兄に寄り添っていると何だか子供の頃に戻ったみたいで、アクセルはすっかり安心しきって朝まで爆睡してしまった。
***
翌日からは、いつも通りのヴァルハラでの生活に戻った。
トーナメントも全て終わり、それぞれのブロックの優勝者が発表され、上位ランカーに挑戦する権利が与えられたみたいだ。Dブロック(元々アクセルがいたブロック)で見事優勝したアロイスは、「ランゴバルト様に挑戦するぜ!」などと息巻いていた。
――うーん……この辺なら安全そうだが……。
そんなアクセルは山の中を散策し、狩場の下見に来ていた。
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