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第21章~トーナメント・第四死合い~
第62話*
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「ふふ、漏れちゃいそう? でも、普段は真面目なお前がこういう時だけ醜態を晒すのって、かなり興奮するんだよなぁ……。これを見られるのは、私だけの特権だもの」
「え……? あっ、あっ! だめ、抜かないで……! 今はホントに……!」
ずるりと腰を引かれ、ますます動揺した。
慌てて兄の腕を掴んだものの、あっさり欲望を引き抜かれてしまい、はずみでどろっ……と熱いものがこぼれ出てきた。
「んう……ッ!」
だが間髪入れず、後孔に違うものを埋め込まれ、くぐもった悲鳴が漏れる。
何を入れられたのかハッキリ認識できなくて、アクセルは戸惑いながら兄を見上げた。
「は、あ……なに……?」
「漏らしたくないんでしょ? ならちゃんと栓をしておかないとね。ベッドがぐちゃぐちゃになってしまう」
……既にぐちゃぐちゃになっている気もするが、これ以上体液で汚してしまうのは確かに忍びない。
「うん。それじゃ、浴室に行こうか」
「えっ……!?」
決まり事のようにひょいと身体を横に抱き上げられ、ぎょっとして兄を見上げる。
この展開は、風呂場でもさんざんやられてしまうパターンだろう。中のものを掻き出され、とんでもない羞恥を味わわされ、心身ともにぐったりしているところを延々と犯される。
途中で失神してしまうことも珍しくなく、翌日はひどい腰痛に悩まされることになるのだ。
さすがにそれはいろんな意味で辛いから、できればお手柔らかにしていただきたいのだが……。
「え……? あっ、あっ! だめ、抜かないで……! 今はホントに……!」
ずるりと腰を引かれ、ますます動揺した。
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「んう……ッ!」
だが間髪入れず、後孔に違うものを埋め込まれ、くぐもった悲鳴が漏れる。
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……既にぐちゃぐちゃになっている気もするが、これ以上体液で汚してしまうのは確かに忍びない。
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「えっ……!?」
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