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第20章~トーナメント・第三死合い~
第124話*
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自分ではもう限界だと思っていたけど、身体は再び兄を迎えられて大喜びしているみたいだった。
「はあぁ……ホント、お前の中はいいね……。何回ヤっても飽きないし、ずーっと中にいても永遠に精力が途切れない……。ほら、お前もわかるでしょ?」
兄も耳元で悦に入った声を出してくる。
「うねうねした襞がぴったり私に吸い付いて離れない……。私を歓迎して、もっと奥に誘ってくるんだ。何だかんだ言って、お前も挿入されるの大好きなんだね」
「は、う……あ、あ……あぁん」
「三回目だからお腹もだいぶ苦しいだろうけど……ま、いいか。たまには自然と漏らすまでやるのもさ」
「っ!? あっ、あっ……あぁん、あっ」
腰を掴まれ、軽く揺さぶられただけでぞわわっ……と全身に鳥肌が立つ。
身体中が性感帯になっている今では少しの刺激でとんでもなく感じてしまい、アクセルはひたすら喘ぎながら悶えることしかできなかった。
「はあぁ……あ、兄上ぇ……」
「うん、どうしたんだい? もう限界かな?」
「限界、もある……けど……今日の兄上、いつもより激し……」
「ああ、それはそうかも。お前の死合いが終わるまでこういうのはナシにしようと思ってたから、その分が溜まってたのかもね」
「そ、れだけ……?」
「それだけって? 他に何があるの?」
「ちょっと……ヤキモチ、焼いてたのかと……」
そう言ったら、兄の動きがピタリと止まった。
マズいことを言ってしまっただろうか……と一瞬ヒヤリとしたが、兄はすぐさま妖しく微笑んでこう答えた。
「はあぁ……ホント、お前の中はいいね……。何回ヤっても飽きないし、ずーっと中にいても永遠に精力が途切れない……。ほら、お前もわかるでしょ?」
兄も耳元で悦に入った声を出してくる。
「うねうねした襞がぴったり私に吸い付いて離れない……。私を歓迎して、もっと奥に誘ってくるんだ。何だかんだ言って、お前も挿入されるの大好きなんだね」
「は、う……あ、あ……あぁん」
「三回目だからお腹もだいぶ苦しいだろうけど……ま、いいか。たまには自然と漏らすまでやるのもさ」
「っ!? あっ、あっ……あぁん、あっ」
腰を掴まれ、軽く揺さぶられただけでぞわわっ……と全身に鳥肌が立つ。
身体中が性感帯になっている今では少しの刺激でとんでもなく感じてしまい、アクセルはひたすら喘ぎながら悶えることしかできなかった。
「はあぁ……あ、兄上ぇ……」
「うん、どうしたんだい? もう限界かな?」
「限界、もある……けど……今日の兄上、いつもより激し……」
「ああ、それはそうかも。お前の死合いが終わるまでこういうのはナシにしようと思ってたから、その分が溜まってたのかもね」
「そ、れだけ……?」
「それだけって? 他に何があるの?」
「ちょっと……ヤキモチ、焼いてたのかと……」
そう言ったら、兄の動きがピタリと止まった。
マズいことを言ってしまっただろうか……と一瞬ヒヤリとしたが、兄はすぐさま妖しく微笑んでこう答えた。
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